ども、ぺちお( @hao2taiwan )です。
台東観光の際に市内を移動していると、「部落炭烤」という気になる看板が目に入りました。
口コミを見ると台東の原住民料理を提供するお店とのことで、「地元の人が夜に集まる」「量がしっかりある」「つい頼みすぎる」といった評価が多く、地元住民から多くの支持があるお店の様子。
お店の中を伺うとかなりの席が埋まっていましたが、意を決して店員さんに尋ねると入店はできるとのこと。
ということで、夜市で食べた原住民烤鹹豬肉が忘れられないぺちおが海濱公園近くの部落炭烤で名物料理を堪能してきました。
料理の多さに迷うのは必至
まずは定番の洗礼。
メニューとにらめっこの時間ですが、何がなんだかと言ったくらいに料理数が多い・・・。
狙うは原住民料理ではありますが、それ以外にも食べてみたくなるものがズラリ。
オススメ的な料理を記載した簡易メニューもあって、シイラ(鬼頭刀)といった台東名物の魚を調理したものも提供されておりかなり目移りします。
このまま行くと「気づくと注文が多くなる」というドツボにはまりそう。原住民料理・炭烤・熱炒が同時に並ぶので、方向性を決めないと一生決まらない気がする。
さて、最終的な注文はこちら。冷筍、烤鹹豬肉、鹽烤三層肉、炒飯、胡椒鳳螺にしましたがどうなることやら。
炭烤店の実力は最初の一皿で決まる
まずは小菜(小皿料理)から。
泡菜は酸味が立ちすぎず、旨味寄り。辛さも強すぎないので、炭烤の脂を受け止める“受け皿”としてちょうどいいバランスです。ここで胃袋を落ち着かせておくのが肝要でしょう。
冷筍は、えぐみがほとんどなくて、歯を入れた瞬間にシャクッと気持ちよく割れるタイプ。水っぽさがなく、筍の甘さが前に出ます。
ここに美乃滋(マヨネーズ)をちょん、と付けると、味が一気に丸くなる。相変わらずの旨味です。癖になるんですよね・・・、マヨネーズとたけのこの組み合わせ。
食べたことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひとも挑戦してもらいたいところ。
炒飯がうまいと店の火力が見える
炭烤店で炒飯?と思うかもしれませんが、コレがないと始まらない。
見た目は王道。卵とネギのシンプル構成。だけど一口食べると、火力の差が分かります。香りが立つんですよね。
米はパラッとしているのに、芯が乾かない。油は重くなく、後味に残るのは香ばしさだけ。家庭で作る炒飯の方向性とは別物です。
量もしっかりあるので、ここで食べ進めすぎると後半が危険ではありますが、箸が止まらないうまさ。主食としても、酒のあてにもなるという万能選手の炒飯です。
胡椒鳳螺(フウチョウホウラ)のつまみ力
お次は殻ごと豪快に出てくる焼き貝。
日本でいうバイ貝をスパイスと胡椒で炒め煮した料理です。
コレがまた、スパイスが効いていて旨味。香りが強く、濃厚な味わいと相まって酒のつまみに欠かせない存在。ビールとの相性は間違いなし。
しかし、殻を持って、身を引きずり出して食べるので少々手が汚れてしまうのが弱点。とはいえ、この美味しさの前には些細なことでしょう。
鹽烤三層肉は金桔醬(きんきつソース)でさっぱりと
そして印象に残ったのが、鹽烤三層肉。三層肉(豚バラ)らしい脂の甘さがありつつ、炭の香ばしい香りが食欲を誘います。
ここで重要なのが、つけだれ。最初は卵黄っぽく見えていたんですが、正しくは金桔醬(きんかんソース)でした。
豚肉 → 金桔醬 → にんにく → 玉ねぎ。こういう順番で食べると、脂の甘さが立ちつつ、後味が軽くなって箸が止まりません。

金桔醬は、柑橘らしい爽やかな酸味が特徴的。甘さは控えめ。酢ほど尖らず、レモンほど主張しないので、肉の味を消さずに流れだけを変えてくれます。
三層肉みたいに脂が多い部位でも、金桔醬が入ると無限ループに陥ること間違いなしです。
烤鹹豬肉は酢のお陰で旨味が一層際立つ
豚肉かぶりではありますが、烤鹹豬肉も美味しい。
烤鹹豬肉の皿には調味料代わりの酢が入っています。酢が非常に良い仕事をしており、塩気で旨味が引き立った鹹豬肉を酢の酸味で味の輪郭が一層際立ちます。
酢は、金桔醬よりも酸味がストレートで、味が引き締まる感じ。
塩漬けの豚肉に合わせると「塩気→酸味→炭の香り」の順で口の中が切り替わるわけですが、口の中が桃源郷のような状態・・・。おかげでこちらも無限ループに・・・至ってしまう!
台東の夜のお供に部落炭烤
食べ終わって外に出ると、バイクのエンジン音と信号待ちのざわめき。台東の夜は空気が軽くて、炭の匂いもすっと抜けていきます。
店の中では熱と匂いに包まれていたのに、外に出ると急に落ち着く。この切り替わりが、台東の夜っぽい。
雰囲気まで含めて完成する店とはまさにこのこと。
派手な演出はありませんが、料理と雰囲気のバランスがよく、地元で支持されている理由が分かる一軒でした。
それでは〜。
部落炭烤














コメント