台東森林公園近くにある葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店で豪華刺し身セットを買って食べてみた

台湾グルメ

ども、ぺちお( @hao2taiwan )です。

夕方、台東の市街地を歩いていると、ふと目に入ったのが 以前から名前だけは知っていた海鮮店。

台東の葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店の外観(海鮮店・刺身テイクアウト)

その名は、葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店

台東で刺身や海鮮を探していると、台湾ブログやSNSで ちょくちょく名前が挙がるお店です。

派手な看板や観光地向けの演出はなく、 どちらかというと「この辺で海鮮を買うならここ」 という立ち位置の、かなりローカル寄りなお店。

今回はこの 葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店 で 刺身や海鮮をテイクアウトして、ホテルで食べてみました。


葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店は完全に地元向けの海鮮店

葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店は、持ち帰り前提の海鮮専門店です。
とはいえ、店頭にイートインスペースで食べることも可能になっています。

夕方以降になると、仕事帰りの人や家族連れが立ち寄り、 その日の晩ごはん用に刺身や魚介を買っていくといった感じで利用されているようです。

なお、台東森林公園に近いという立地的にも観光客向けとは言い難いお店ではありますが、魚の質が安定しているという評価がされているようです。

葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店の店内(地元向けの海鮮専門店・刺身販売)

店内は落ち着いた雰囲気で、 市場のような慌ただしさはなく、 注文も一人ひとりゆっくり対応してくれます。
ケース内には、その日の仕入れ状況に応じた魚が並び、 刺身用・加熱用がはっきり分けられています。

葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店のショーケース(刺身用・加熱用の魚介が並ぶ)

並べられている商品は台東で水揚げされたものだけでなく、日本(!?)から輸入されたと思わしき海産物も並べられています。
また、生鮮食品だけでなく、日持ちのする海産加工品も販売されているので、お土産購入に立ち寄ってもいいかもしれません。


本店での注文方法は対面注文+呼び出し待ちが基本

葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店の注文方法は、対面で注文して、出来上がりを待つというとてもシンプルな流れです。

基本的な流れは以下の通り。

  1. ケース内の魚を見て、食べたいものを伝える
  2. 刺身にするかどうかを指定する
  3. 量や予算感を軽く伝える
  4. 注文内容を確認して、出来上がりを待つ

混雑している時間帯は、番号札を渡されて呼び出される
もしくは注文順で番号や内容を呼ばれることが多いようです。

葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店の注文カウンター(対面注文・番号札で呼び出し)

一方、空いている時間帯はそこまで厳密ではなく、
「さっき注文した人から順に呼ばれる」ような、
ローカル店らしいゆるやかな運用になることもあります。

いずれの場合も、注文後はその場で待ち続ける必要はなく、少し離れて様子を見ていても問題ありません。そして、店頭にも呼出番号が表示される電光掲示板が用意されてますので、店頭の座席スペースで着して待つこともできます。


今回購入した海鮮たち

さてホテルに戻ってきました。
今回は刺身盛り合わせを中心に、 味噌汁、ホッキ貝、ホタテ、そして中トロも一緒に購入。

刺身は一切れ一切れがかなり厚め。 台湾のレビューでよく見る 「量が多い前提で売っている」という表現に納得です。

葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店で購入した海鮮テイクアウト(刺身盛り合わせ・味噌汁)

ちなみに今回は日本の甘くない醤油を買ってきて食べ比べをしてみましたが、甘みの強い台湾醤油に軍配が上がりました。
切り身自体が分厚いということが影響しているかもしれませんが、甘くない醤油だとなんとなく物足りなく感じてしまいました。
あとは、カジキマグロといい、マグロの赤身といい、淡白な味わいの切り身だからというのも原因かも。淡白な味わいで分厚い切り身には、甘みと旨味が強い台湾醤油のほうが合っているとぺちおは思いました。
サーモンは身自体に脂が乗っているのでどちらでも大丈夫そうではありましたが、やはり分厚い切り身というのが影響してしまい、甘くない醤油だと一味足りないみたいな印象は強かったです。

台東で購入した厚切り刺身の盛り合わせ(テイクアウト・葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店)


刺身の食べ比べ(中トロ・サーモン・マグロ・カジキマグロ)

中トロは、脂が強すぎず、日本の寿司屋で出てくるような重たいタイプではありません。日本の中トロほど脂が前に出ておらず、あっさりとした食べ口なのが印象的です。

口に入れると、脂の甘みと赤身の旨味がバランスよく広がり、後味は意外と軽め。大量の刺身の中でも、しっかり存在感を保っています。

鮭魚(サーモン)は、わかりやすい満足感担当。

厚切りで脂の甘さがはっきりしていますが、しつこさはなく、後に残らないのが印象的です。トロやマグロの合間に挟むと、全体の満足度が一段上がります。

鮪魚(マグロ)は赤身主体。

水っぽさは一切なく、ねっとりとした口当たりで旨味が濃い。脂に頼らない分、刺身全体の軸になる存在です。
量が多くても最後まで食べられる理由はこの赤身といった感じで、盛り合わせの後半でも手が止まりません。

旗魚(カジキマグロ)は、台東らしさが最も出ているネタ。

脂は控えめですが、身の張りが非常によく、噛むごとに旨味がじわじわと広がります。

派手さはないものの、後味が軽く、量が多くても重くならない。マグロに比べると毎日でも食べられる刺身と表現しても良いほどの食べ口。ぺちお一押しです。

台東名物 旗魚(カジキマグロ)の刺身(葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店でテイクアウト)


味噌汁(正直、今回いちばん印象に残った一杯)

正直に言うと、今回いちばん印象に残ったのは刺身よりもこの味噌汁でした。

日本でよくある、味噌が前に出てくるタイプとはまったく違い、まず感じるのは魚の出汁の厚み。アラをしっかり使っているのが一口目からわかる、かなり骨太な味わいです。

味噌汁というより魚湯に近いと言っても過言ではないほどの味わいです。味噌はあくまでまとめ役で、主役は完全に魚の旨味。生臭さは一切なく、むしろ雑味を丁寧に取り除いたようなクリアさがあります。

刺身を食べて少し冷えた口の中に、この温かさが入ってくると、体が一気に落ち着く感じ。

「脇役」として付いてくるものではなく、これ単体で成立している一杯です。

味噌汁を口に運ぶたびに出汁の香りがふわっと立ち上がり、懐かしくも安心感の香りが鼻腔をくすぐるのも印象的。
正直、この味噌汁目当てで再訪ありか?と聞かれたら、普通に「あり」と答えます。それくらい、記憶に残る味でした。 葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店で購入した味噌汁と海鮮(ホテルで実食)


ホッキ貝・ホタテ(刺身の合間にちょうどいい存在)

ホッキ貝は、噛んだ瞬間の歯応えが心地よく、噛み進めるほどにじわじわと甘みが出てくるタイプ。

派手さはありませんが、刺身が続いた中で食べると、食感の変化がいいアクセントになります。

ホタテは輸入物ではあるものの、身がしっかり厚く、刺身として十分に満足できるクオリティ。

水っぽさはなく、貝特有の甘みが素直に感じられます。台湾のレビューでも「安定枠」として書かれていることが多いのですが、まさにその立ち位置。

どちらも主役を張るというより、盛り合わせ全体の流れを整える役割。量が多い刺身を最後まで飽きずに食べられる理由のひとつだと思います。

 


最後に

葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店は、 観光地的な派手さはありませんが、 「地元の人が日常的に使う海鮮店」 としての完成度がとても高いお店でした。

台東で刺身や海鮮をテイクアウトしたいとき、 安心して選べる一軒だと思います。

それでは〜。

葉氏海鮮 Yeh’s Fish 本店

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