まとめ系の記事で解説している内容は、情報提供元の状況に追い付くのが大変なので書かないほうがいいのですが、調べるのが楽しくてついつい書いてしまいます。
とはいえ、先日も加筆が必要な記事を見つけてしまったわけで・・・、てこ入れが必要な状態なのが困りものです。
この記事は、2019年10月高雄旅行の時の話です。
この日は、朝から華僑市場(東港漁港漁產品直銷中心)へ向かったぺちコンビ。
お腹を減らしながら、緑のトンネルのような沿線風景を見ることができる濱海公路系統の台17を通って東港方面へ向かいます。
ちょっとしたツーリングついでに行くのにピッタリの東港は、都市部の観光と違った開放感ある雰囲気を楽しめるので、ぺちコンビもお気に入りの観光地。
高雄駅付近からバイクやタクシー、バスを利用した場合に、約1時間程度と気軽に行くことができるのも気に入っている理由です。
ということで、東港鎮観光の拠点(?)である華僑市場(東港漁港漁產品直銷中心)に到着ですが、市場といえば・・・・。市場飯!
華僑市場の中で数ある市場美食の中でも、ぺちコンビが毎度お世話になっているのが、市場内で買うことができる「安い、旨い、早い」の三拍子が揃った揚げ物達。
看板に記載がありますが、どの揚げ物も一つ10元~20元という大盤振る舞い。
美鳳旗魚黒輪 住所:屏東縣東港鎮朝安里
花枝丸、旗魚黑輪、旗魚酥、天婦羅に至っては、なんと驚き価格破壊まっしぐらの13個100元。
ぺちおの一日のお小遣いでもお腹一杯食べることができる上に、何とお土産分も確保できるというデフレの申し子状態でございます。
とはいえ、中年夫婦が食べることができる量に限りはありますので、花枝丸、旗魚黑輪、旗魚酥を一個ずつ買って食べることに。
決して日和ったわけではありません、現実を直視しただけです。勘違い無用です。
実食については、細かい感想は不要でしょう。
全部おいしい!
ぺちこさん曰く、
「都市部の夜市で同じようなものを買うことはできるけど、これよりも具が小さいし、素材の味や風味が物足りないのよねえ・・・」とのこと。
新鮮な魚介類が水揚げされてすぐに調理出来る場所と比べるのは酷であると思いつつも、ほおばった時の満足度は段違いなので仕方ありません。お総菜としての完成度が違います。
なお、旗魚黑輪を口に入れた時の印象は、魚のすり身とゆで卵が入ったさつま揚げ。
すり身の香りと旨味が非常に強く、時折顔を見せるゆで卵の味わいと風味がアクセント。
これが家の近くで買えたら、
朝昼晩だけでなくオヤツとしても買うであろう安心感のあるおいしさです。
旗魚酥は、ワンタンもしくは餃子の皮で魚のすり身を包んで揚げられていまして、カリッとした食感が特徴。衣がカリカリに仕上げられていて、何も考えずに噛むと口の中を切り裂くくらいの威力を持っています。
香ばしく上げられた衣の食感を楽しみながらオヤツ感覚で食べられます。
最後に花枝丸ですが、ふんわり、ぷりぷりの肉質で、しっかりとした弾力。鼻腔をくすぐるイカの食欲を誘う風味をしっかりと堪能でき、ついついおかわりしてしまうほどの幸福感が素晴らしく、噛めば噛むほど熱々の旨味が滲み出てきます。
これを食べたら都市部の夜市で同じものは食べられなくなるほどの美味しさ。漁港最寄りだからこそ味わえる魅力が全てこの一粒に凝縮されています。
ごちそうさまでした!
華僑市場に来るたび、毎度のように口にしてしまう魅惑の美鳳旗魚黒輪の揚げ物。
細かい感想は不要でしょう。もし見かけることがあったら是非お試しを!
また、華僑市場内では揚げ物に限らず、都市部で気軽に食べることができない新鮮な魚介類を食べることができます。そして、乾物等の名産品も買えるので食いしん坊にぴったり。
高雄からも訪れやすい距離感なので、機会があったら訪れてみてはいかがでしょうか。
それでは~。
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