この記事は、
高美濕地(高美湿地)へ公共交通機関(バス)を利用して行く方法まとめ の番外編です。
*激重な上に長文なので、興味が無い場合は見ない方がいいです!
高美濕地(高美湿地)へ公共交通機関(バス)を利用して行く方法 -番外編-
高美濕地(高美湿地)へ公共交通機関(バス)を利用して行く方法まとめ でまとめた内容は、高美濕地(高美湿地)へ向かう際に、ぺちお的に比較的利便性が良い(高美濕地から歩かなくても済む停留所に停まる路線、乗り継ぎが少ない路線)を利用することを前提としていましたが、他にも高美濕地(高美湿地)方面と台湾鉄道の各駅を結ぶ路線が存在します。
なお、番外編とさせていただいているように、ぺちお的に高美濕地(高美湿地)方面に向かうには利便性が非常に劣る上に使いづらいと考える路線ですので、もし記事を参考にして利用する場合はご注意ください。
また、バスを利用する時は、時刻表通りに運行しないことも多いということに注意し、所要時間も道路の混雑状況によって変わることを念頭に入れましょう(運休も想定する必要があります。)そして、停留所に停車するバスがどの方向に進行するのか、しっかりと確認することも必要です(進行方向ごとに停留所が異なることがあるため)
というわけでこの記事で、あえて不便な路線バスを利用して高美濕地方面へ行く方法(行き方)を書き出していきたいと思います。
*2017年10月時点の情報です。今後変わる可能性があります。
豐原火車站(豊原駅)付近を発着するバスの詳細
台湾鉄道の豐原火車站(豊原駅)付近を発着する市内バス系統は、
183(豐原客運)、186(豐原客運)、239(豐原客運)の3路線が運行しています。
*豐原客運の各種路線バス時刻表、路線図は、こちらをご覧ください。
班車時刻表
183(豐原客運)、186(豐原客運)、239(豐原客運)は、
台湾鉄道の豐原火車站(豊原駅)近くにある停留所の豐原東站と各路線の終着駅を結ぶ路線で、全ての路線が清水火車站(清水駅)近くの停留所を経由し、高美濕地旅客中心から少し離れた場所にある停留所の臺中港北堤に停車します。
また、各路線は薹中國際機場(台中国際空港)を経由するので、台中国際空港に到着してすぐに高美濕地方面へ向かう場合にも利用できます。
なお、臺中港北堤から高美濕地旅客中心までは徒歩30分以上歩く必要があり、かなり距離が離れています。
もしかしたら、臺中港北堤手前にある停留所の上武鹿(183、186、239が停車)で降りて、上武鹿停留所近隣にある共有自転車サービスステーション(iBike 清水運動場)の自転車を借りて向かった方が観光としてはいいかもしれません(遠いことに変わりはない上に、自転車を返却することも考えないといけないが・・・)
*iBike 清水運動場から高美濕地が約6kmほどの距離なので、自転車で向かう事を考えると所要時間は30~40分位です。
iBike 清水運動場
以下に、各路線が発着する停留所の豐原東站、臺中港北堤の位置を示す地図を張り付けておきますので、位置関係を参考にしてくださいませ。
豐原東站(183、186、239が停車)
臺中港北堤(183、186、239が停車)
*豐原方面から各路線の終着駅方面へ向かうバスが停車します。
臺中港北堤(183、186、239、他多数の路線が停車)
*各路線の終着駅方面から豐原方面へ向かうバスが停車します。
■183(豐原客運)
薹中港郵局が終着駅の路線です。臺中港北堤が終着駅ではないため、臺中港北堤を発車するバスの最終時刻が変動します。平日、土日休日ともに18:50以降に、最終バスが臺中港北堤を出発すると考えておけば安全だと思います。
なお、豐原東站から薹中港郵局へ向かうバスが1日に1本、薹中港郵局から豐原東站に向かうバスが1日に2本しか存在しないため、当てにするべき路線ではありません。
豐原東站から臺中港北堤へ向かう場合の乗車料金は、現金で78元となっています。您遊卡、一卡通で支払う場合は、52元です。
また、豐原東站から臺中港北堤までの所要時間は約1時間10分です。
■186(豐原客運)
薹中港郵局が終着駅の路線です。臺中港北堤が終着駅ではないため、臺中港北堤を発車するバスの最終時刻が変動します。平日、土日休日ともに13:10以降に、最終バスが臺中港北堤を出発すると考えておけば安全だと思いますが、最終バスが臺中港北堤を出発する時間が13:10以降なので、昼頃までに高美濕地観光を済ませない場合限りは、豐原方面へ戻る時に利用できないと考えた方が良い路線です。
なお、豐原東站から薹中港郵局へ向かうバスが1日に2本、薹中港郵局から豐原東站に向かうバスが1日に2本。こちらも当てにできない路線です。
豐原東站から臺中港北堤へ向かう場合の乗車料金は、現金で80元となっています。您遊卡、一卡通で支払う場合は、54元です。
また、豐原東站から臺中港北堤までの所要時間は約1時間弱分です。
■239(豐原客運)
梧樓が終着駅の路線です。臺中港北堤が終着駅ではないため、臺中港北堤を発車するバスの最終時刻が変動します。平日、土日休日ともに17:00以降に、最終バスが臺中港北堤を出発すると考えておけば安全だと思います。豐原東站から梧棲へ向かうバスの本数は、1日に6本。梧棲から豐原東站へ向かうバスは、1日に5本です。
豐原東站から臺中港北堤へ向かう場合の乗車料金は、現金で68元となっています。您遊卡、一卡通で支払う場合は、42元です。
また、豐原東站から臺中港北堤までの所要時間は約1時間弱です。
台中火車站(台中駅)付近を発着するバスの詳細
台湾鉄道の台中駅付近の停留所を発着する市内バス系統は、307(台中客運)の1路線が運行しています。
*台中客運の各種路線バス時刻表、路線図は、こちらをご覧ください。
台中客運-路線查詢-台中市公車
307(台中客運)は、
台湾鉄道の台中駅近くにある停留所と梧樓觀光漁港を結ぶ路線で、高美濕地旅客中心から少し離れた場所にある停留所の臺中港北堤に停車します。
記事で紹介している他の路線と違い、
共有自転車サービスを提供するステーションが、臺中港北堤までにある停留所近くに存在しません。
以下に、307が発着する停留所の第一廣場、臺中港北堤の位置を示す地図を張り付けておきますので、位置関係を参考にしてくださいませ。
第一廣場(307が停車)
*台中駅方面から梧樓觀光漁港方面へ向かうバスが停車します。
なお、台中駅最寄りの薹中火車站にも停車します。
第一廣場(307が停車)
*梧樓觀光漁港方面から台中駅方面へ向かうバスが停車します。
臺中港北堤(307が停車)
*台中駅方面から梧樓觀光漁港方面へ向かうバスが停車します。
臺中港北堤(307が停車)
*梧樓觀光漁港方面から台中駅方面へ向かうバスが停車します。
■307(台中客運)
梧樓觀光漁港が終着駅の路線です。臺中港北堤が終着駅ではないため、臺中港北堤を発車するバスの最終時刻が変動します。平日、土日休日ともに20:00以降に、最終バスが臺中港北堤を出発すると考えておけば安全だと思います。こちらの路線は、1日当たりの運行本数が多く、15分~50分間隔で運行されています。
なお、307が停車する臺中港北堤は、往路と復路、いわゆる進行方向ごとに離れた場所に停留所が存在します(道路事情と経路の影響です)
豐原東站から臺中港北堤へ向かう場合の乗車料金は、現金で68元となっています。您遊卡、一卡通で支払う場合は、42元です。
また、第一廣場から臺中港北堤までの所要時間は約1時間30分です。
潭子火車站(潭子駅)付近を発着するバスの詳細
台湾鉄道の潭子火車站(潭子駅)を発着する市内バス系統は、123(仁友客運)の1路線が運行しています。
*仁友客運の各種路線バス時刻表、路線図は、こちらをご覧ください。
123路
123(仁友客運)は、
潭子火車站(潭子駅)近くの停留所(潭子火車站)から、清水火車站(清水駅)付近の停留所を経由して梧樓觀光漁港に向かうことが出来る路線で、高美濕地から少し離れた場所にある停留所の臺中港北堤(海濱里)に停車します。
薹中國際機場(台中国際空港)も経由するので、台中国際空港に到着してすぐに高美濕地方面へ向かう場合にも利用できます。
臺中港北堤に停車するのは潭子駅方面から終点に向かうバスのみとなっており、この路線バスを利用して潭子駅方面に戻りたい場合は、別の停留所(海濱里)からバスに乗車する必要があります(こちらも道路事情と経路の影響です)
また、臺中港北堤、海濱里ともに高美濕地旅客中心までは徒歩30分以上歩く必要があり、かなり距離が離れていますので、臺中港北堤手前にある停留所の港區藝術中心(中社路)で降りて、港区芸術中心近隣にある共有自転車サービスステーション(iBike 港区芸術中心)の自転車を借りて向かった方が観光としてはいいかもしれません(こちらも遠いことに変わりはない上に、自転車を返却することも考えないといけないが・・・)
*iBike 港区芸術中心から高美濕地が約7kmほどの距離なので、自転車で向かう事を考えると所要時間は40~50分位です。
iBike 港区芸術中心
以下に、123が発着する停留所の第一廣場、臺中港北堤の位置を示す地図を張り付けておきますので、位置関係を参考にしてくださいませ。
潭子火車站(潭子駅)(123が停車)
*潭子駅方面から梧樓觀光漁港方面へ向かうバスが停車します。
潭子火車站(潭子駅)(123が停車)
*梧樓觀光漁港方面から潭子駅方面へ向かうバスが停車します。
臺中港北堤(123が停車)
*潭子駅方面から梧樓觀光漁港方面へ向かうバスが停車します。
海濱里(123が停車)
*梧樓觀光漁港方面から潭子駅方面へ向かうバスが停車します。
■123(仁友客運)
梧樓觀光漁港が終着駅の路線です。臺中港北堤、海濱里が終着駅ではないため、海濱里を発車するバスの最終時刻が変動します。平日は21:50以降。土日休日は22:00以降に、最終バスが海濱里を出発すると考えておけば安全だと思います。
こちらの路線も、1日当たりの運行本数が多く、20分~50分間隔で運行されています。
潭子火車站(潭子駅)から臺中港北堤へ向かう場合の乗車料金は、現金で63元となっています。您遊卡、一卡通で支払う場合は、37元です。
潭子火車站(潭子駅)から海濱里へ向かう場合の乗車料金は、現金で61元となっています。您遊卡、一卡通で支払う場合は、35元です。
また、潭子火車站(潭子駅)から臺中港北堤までの所要時間は約1時間10分です(平日と土日休日で所要時間が変わります)
台中港車站(台中港車駅)付近を発着するバスの詳細
台湾鉄道の台中港車站(台中港駅)近くの停留所を発着する市内バス系統は、170(豐原客運)の1路線が運行しています。
*豐原客運の各種路線バス時刻表、路線図は、こちらをご覧ください。
班車時刻表
170(豐原客運)は、
台中港車站(台中港駅)近くの停留所(甲南)から、高美濕地旅客中心から少し離れた場所にある停留所の臨港港埠路口に向かうことが出来る路線です。また、台湾鉄道の大甲火車站近くの停留所が終着駅となっています。
307(台中客運)と同様に、
共有自転車サービスを提供するステーションが、臨港港埠路口までにある停留所近くに存在しません。
以下に、170が発着する停留所の甲南、臨港港埠路口の位置を示す地図を張り付けておきますので、位置関係を参考にしてくださいませ。
甲南(170が停車)
*台中港車站(台中港駅)方面から高美濕地方面へ向かうバスが停車します。
甲南(170が停車)
*高美濕地方面から台中港車站(台中港駅)方面に向かうバスが停車します。
臨港港埠路口(170が停車)
*台中港車站(台中港車駅)方面から高美濕地方面に向かうバスが停車します。
臨港港埠路口(170が停車)
*高美濕地方面から台中港車站(台中港車駅)方面に向かうバスが停車します。
■170(豐原客運)
梧棲が終着駅の路線です。臨港港埠路口が終着駅ではないため、臨港港埠路口を発車するバスの最終時刻が変動します。平日、土日休日ともに18:10以降に、最終バスが臨港港埠路口を出発すると考えておけば安全だと思います。また、臺中港北堤にも停車します。
なお、甲南から梧棲へ向かうバスが1日に2本、梧棲から甲南に向かうバスが1日に2本しか存在しないため、当てにするべき路線ではありません。
甲南から臨港港埠路口へ向かう場合の乗車料金は、現金で20元となっています。您遊卡、一卡通で支払う場合も同料金です。
また、甲南から臨港港埠路口までの所要時間は約10分です。
少々長くなりましたが、
無理やりにでも高美濕地(高美湿地)方面へ向かうバスを探し出すまとめ記事いかがでしたでしょうか。自分でまとめてみて分かりましたが、高美濕地(高美湿地)方面に到達する経路は多いので、アイデアと勇気があればどうにかなるんじゃないかというところ。
記事をまとめる中で、よほどの事情が無い限りは清水駅付近の停留所を発着する路線バスを利用した方がいいことも良く分かりましたけどね・・・。豐原客運の各路線が保険としか使えないほ運行本数が少ないし・・・。
まあ、高美濕地だけでなく、梧樓觀光漁港も観光することを検討するのであれば、ここに挙げた路線も活用してもよいのかなとは思います。
前回の記事でまとめた路線バスでも梧樓觀光漁港に向かうことも可能ですし、梧樓觀光漁港&高美濕地(高美湿地)プラン!みたいに欲張り観光も面白いかもしれません。梧樓觀光漁港まで行けば、高美濕地(高美湿地)に行くのは容易というのもメリット。
例えば、各路線のバスで午前中のうちに梧樓觀光漁港へ向かい、午前中から午後にかけて梧樓觀光漁港で観光、食事を楽しみ、午後から夕方にかけての時間帯は高美濕地(高美湿地)で観光するというのもアリかと(ちなみに梧樓觀光漁港では、観光遊覧船に乗ることも可能だそうです)
でも、無理は禁物ですけどね。
それでは!
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