台中 台湾のウユニ塩湖と呼ばれる高美濕地(高美湿地)に塭仔村漁港経由で行ってみた②

台湾観光

この記事は、台中 台湾のウユニ塩湖と呼ばれる高美濕地(高美湿地)に塭仔村漁港経由で行ってみた①の続きです(タイトル長い・・・

 

思い付きで寄ってみてはみたものの、すでに営業終了間近ということもあって食事をすることもなく塭仔村漁港を後にしたぺちコンビでしたが、さらに北上して次の目的地である高美濕地(高美湿地)に向かいます。

高美濕地に向かう途中にあった全家(ファミリーマート)で見かけた商品。日本と変わらん・・・。

 

途中経過は省略させていただくとして、高美濕地旅客中心に到着。平日という事もあって駐車場は空いていました。
なお、駐車場が用意されている高美濕地旅客中心から高美濕地は離れた場所にあり、高美濕地旅客中心から湿地帯(高美濕地)までは少し歩きますのでご注意くださいませ。
ちなみに、写真奥に見える建物にはトイレがあります。

平日なのに駐車場が結構埋まっている。休日だと恐ろしいことになりそうですな・・・。

 

 

高美濕地旅客中心

 

さて、ぺちコンビはバイクで高美濕地旅客中心に来ましたが、大半の方は公共交通機関を乗り継いで訪れる方が多いはずです。
そのため、高美濕地(高美湿地)へ公共交通機関(バス)を利用して行く方法を別記事にまとめていますので、公共交通機関を乗り継いで高美濕地に行くことを検討される方は、そちらの記事をご参考ください。

高美濕地(高美湿地)へ公共交通機関(バス)を利用して行く方法まとめ

 

高美濕地旅客中心近くの景色を眺めてみた

高美濕地旅客中心の駐車場にバイクを駐車したぺちコンビ、ごみ捨てとトイレを済ませた後、湿地帯らしきものは何もうかがえない駐車場から人が歩いている方向(海側)に歩いていくと、道路を挟んだ向こう側に桟橋が見えてきました。

あの橋を渡り切った先に湿地帯があるのだろうか・・・、ワクワク。

 

道路を渡って、桟橋を渡る手前で景色をみるとまさに干潟といった様相。
晴れ切ってない夕暮れ時の空と相まって、なかなか乙な感じの風景です。

でも、なんとなくイメージと違う・・・。

 

桟橋を見ると結構長い様子、そして上下左右に曲がりくねっているのでなかなかの迫力。

グネグネ曲がっているので酔いそう・・・。

 

(*´д`*)ハァハァ
この桟橋を渡るのは、なかなか骨が折れますよ!

欄干の下の方は大きく開いているので、欄干近くで写真を撮ろうとすると恐怖を感じます。

 

夕方の6時すぎということもあって陽が落ち始めてきており、なかなか幻想的な光景が広がっております。

雲が無かったら違った表情を見せてくれるはず。まあ、雨が降っていなくてよかった!

 

これは桟橋を渡り切ったところの風景。
奥に見えるのは、知る人ぞ知る観光名所の梧棲觀光漁港方面へ通じている道路で、梧棲觀光漁港を終着駅としている路線バスが運行しているらしい。

予定をしっかりと立てて、梧棲觀光漁港に行っても良かったかもしれないなあ・・・。

 

一通り桟橋からの景色を眺めたので駐車場に戻ろうとするぺちコンビでしたが、綺麗だったけどなんか納得がいかない。高美濕地ってこんな感じの場所だっただろうか・・・。

もしかしたら来る場所を間違えたんじゃないだろうか・・・など思いつつ、ふと桟橋から遠くの方を見てみると、遠くの方で人らしき影が蠢いている(うごめいている)のが見えました。

赤丸で囲っている場所に注目、海の上を人が歩いているように見えます。もしかして湿地帯は違った場所にあるんじゃないの・・・。

 

高美濕地は高美濕地旅客中心と違った場所にあった

ここまで来たのに高美濕地を見ませんでした!なんてのは、ネタにもなりません。
駐車場に早足で戻ってバイクに乗り、一縷の望みをかけて北上すると屋台が並んでいる場所を発見!
少しは下調べしとけという話ではありますが、ここが高美濕地最寄りの場所だったようです。

湿地帯はこっちだったか~・・・。気づいてよかったよ・・・!

 

高美濕地

 

屋台が並んでいる場所には、駐輪が出来る場所や有料の駐車場がありましたので、ここまでバイクや車で来ても大丈夫のようですね。さて、観光を続けましょう!

平日なので駐車するスペースが空いていましたが、休日ともなると駐車できないくらい賑わいそうです。

 

道路沿いに段丘に上る階段がいくつかありましたので上ってみると、目の前一面に公園と湿地帯が広がりました。綺麗ですなあ。

近隣に住んでいるのであれば、散歩がてらに訪れるのも良いかもしれないですな。

 

人の流れを見ていると、少し先に湿地帯に行く橋がある様子です。向かいましょう。

なかなかいい雰囲気。カップルのデートにも使えるかもね!?

 

先に進むと、屋根付きのベンチが設置されていました。ここで屋台で買った食べ物を食べながら、景色を眺めるのもいいかもしれませんね。

設置されているベンチの数は多くありませんが、座ることが出来そうな個所はあるのでどうにかなるでしょう。

 

ベンチ近くには、湿地帯に入る際の注意を促す看板がありました。入れる区域が決められているようです。

字面を見て分からなくても、見ておいて分かるところだけ把握しておくとトラブル回避につながるはず。

 

湿地帯の潮汐表もありました。この日(17日)は大潮(干満の差が大きい状態)でした。
なお、潮の度合いで行く日や行く時間帯を決める方もいらっしゃると思いますので、高美濕地の潮汐表を掲載しているページリンクを貼っておきます(潮の満ち引きで風景が大きく変わる様です)

高美濕地潮汐表 | 高美濕地旅遊網(別サイト)

大潮は、普段は見ることが出来ない場所が現れるそうです。運がいい!

 

湿地帯に入ることが出来る時間帯の公示もありました。この日は、8:00~18:30の間であれば、湿地帯に入ることが出来るようでした。

ギリギリ間に合った!?今回の旅は運がいいな!

 

湿地帯で見かけることが出来る生き物や、湿地帯の紹介もあります。読んでもほとんどわからないけどね!

季節ごとに見ることが出来る動植物が違うかもしれませんなあ。

 

むつごろう(?)っぽい魚の石像を発見。ふてぶてしい面構えです。

黙秘します!みたいなふてぶてしさ。口元に漂う年季から伺うにオヤジ世代であろう。

 

海側を見てみると、橋が渡されている通路を通って海側に向かっている人たちがいます。付いて行ってみましょう!

結構距離あるな・・・。ここまで来たら行くしかないが・・・!

 

歩いて入ることが出来る湿地帯まではまだまだ距離がありますが、遠くを見ると風車が見えました。風力発電をしているんでしょうかね。

ここから見ても大きいので、目の前にしたら相当の大きさでしょうなあ。

 

綺麗ですねえ。この日は曇りという事もあって太陽が雲に隠れていましたが、これはこれで印象的な景色です。

曇っている方が暑くないし・・・。なんてことはないけどな!

 

潮が引いているんでしょうか、干潟を覆う海面が波立っていました。
なんとも神秘的な光景です。

実際に目にするとそんなに波立っているようには見えなかったのですが、写真だととても波立っていますな。

 

干潟の潮が引きった場所をしばらく観察していると、蟹(カニ)が巣穴から出てきていました。なかなかすばしっこく、写真にとるのも一苦労です。

小さいカニから大きいかにまで、カニだけでも生息している種類が多そうです。

 

景色を眺めながらしばらく歩いていくと、通路の終点が見えてきました。湿地帯を渡っている橋も、もうすぐ終点の様子です。通路の先に人が沢山いますが、あそこから湿地帯に降りることが出来るんでしょうか。履物を脱いでいる人も見かけられます。

ガタスキーで鍛えたスキルを発揮する時がやってきた(嘘

 

通路の先に到達すると、履物が沢山並んでいました。サンダルをどこに脱いで置いたらいいか少々迷いつつも、ぺちコンビもサンダルを脱いで海に突入準備です。

履物を入れる袋、バッグなどを持ってきた方が安心かもしれないですな。

 

橋の上から海を見てみると、沖の方まで進んでいる人たちを見かけました。思い切って海に入るしかないな!

どうなることやら・・・、ぺちおは泳げないので戦々恐々です。

 

高美濕地の干潟に突入!

まず海に突入したのはぺちお。ヒンヤリとした海水と、足元に広がっている粘度のある砂の感触にニヤリ。その様子を見たぺちこも突入してきましたが、水深がある場所に降りてしまったのか、入ったとたんに足を取られそうになっていました。

ぺちこが海水に足を踏み入れた瞬間に滑りそうになり、お見せできないくらいの形相になっていました・・・。

 

まだ潮が引ききっていないのか、膝までつかる深さがある状態の干潟。
そして、干潟の砂が泥状で滑りやすく、大きな穴の様な個所もあるので足場がかなり不安定です。水深があるので慎重に進まないと尻もちをつきそうなので、怖いものなしと自負しているぺちこも恐る恐る進みます。

サンダルで来てよかった~。普通の靴を履いて来たら、履きなおすときにびしょびしょになりますよ。

 

沖の方に行くと潮が引いている個所もある様子。足で心地良い泥の感触を感じながら、沖の方面に歩いていきます。

カメラを手持ちだとかなり危ない。Go○ROとかを活用したいところであります。

 

結構進んだ気がします。ここまで来ると、海面は脛(すね)くらいまでの深さになっていました。歩きやすい。

なんとも不思議な光景。人が海の上に立っているように見えます。

 

お~、夕暮れ時の空色が海面に映って、なんとも幻想的な光景じゃありませんか。

雲と空、そして夕陽の色が入り交ざって、幻想的な景色になっています。

 

潮が引いてきたので深くはないのですが、ぺちおは泳げないので沖の方まで来ると結構怖い!
しかし、ここで寝そべりたいくらいと思うくらい、足元の泥が気持ちいいです。

足元が常時、泥エステ状態であると思っていただければ結構です。

 

段々と陽が落ちてきました、もうすぐ閉園時間ですなあ。最後に絵になる写真を取れたので、戻ることにしましょう。天候によってかなり表情が変わる様なので、今度は晴れた時に来てみたいですね!

ぺちこ渾身の一枚です!

 

戻る時間ともなると潮がかなり引けていました。潮の満ち引きで景色ががらりと変わって面白いですね。ほとんどの場所で水が引いていて歩きやすい。たまに蟹(カニ)らしき生物を踏んでしまったのは内緒ですが。

これくらい潮が引いていると、生き物探しが楽しいかもなあ。

 

何度か滑りながらも、橋の先付近まで戻ってきました。ほとんどの方もがお帰りの準備中。
最後に記念写真をパシャリです。

明るく見えますが、かなり暗くなっています。良い子は帰る時間です。

 

後ろ髪を引かれる思いですが、また来ることにします。さあ、岸に上がりましょう!

地上に上がるのが惜しいほど足元が気持ち良い。水着を持ってこれば良かったかな!?

 

橋を渡って戻り切った後に海岸線に目を向けると、息を呑むような夜景が広がっていました。
日中帯~夕方時間帯だけでなく、夜景を見に来るのもいいかもしれないですね!

完全に陽が落ち切る寸前に見ることが出来る風景も印象的ですなあ。

 

ぺちコンビ流の高美濕地(高美湿地)観光いかがでしたでしょうか。
以前は別に行くことも無いと考えていましたが、行ってみたらびっくり。
思い出に残る、とても印象的な景色を見ることが出来ました。

公共交通機関を乗り継いでたどり着くには、少しだけ下調べや計画が必要になりますが、
湿地帯が時間帯、天候で移り変わっていく様々な景色は、一度は見る価値アリ。
また、季節によっても風景が違ってきそうなので、ぺちコンビも夏だけでなく、冬などの季節に訪れてみて、違った景色を楽しんでみたいと思っています。

皆様も機会があったら是非、高美濕地(高美湿地)観光に挑戦してみてくださいね。

それでは!

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