東京鶯谷のカンザイパン本舗で台南B級グルメの官財パンとアイスあげパンを食べてみた記事をぺちお(@hao2taiwan)が書いてみました。
東京鶯谷のカンザイパン本舗で台南B級グルメの官財パンとアイスあげパンを食べてみた
台湾旅行に行く予定が諸々の騒動によって立ち消えになってしまいましたが、最近はその意欲を日本国内の台湾を探す活動に注いでいます。
ということで、東京鶯谷駅近くにあるカンザイパン本舗で台南B級グルメの官財パン(官財板、棺材板とも言われる)とアイスあげパンを食べてきました。
東京鶯谷のカンザイパン本舗への行き方
東京鶯谷のカンザイパン本舗(KANZAI PA~N)の最寄り駅は、JR東日本鶯谷駅、東京メトロ日比谷線入谷駅です。また、JR東日本上野駅からも歩いて行くことが出来るでしょう(徒歩10分程度)
鶯谷駅の周辺は商業施設が細い路地にひしめき合っていて、お洒落な雰囲気とは無縁の雑多な雰囲気満載の昔ながらの繁華街を思わせる地域です。
繁華街特有の猥雑な雰囲気が苦手なのであれば、日中帯の時間帯にお店に行かれることをお勧めします。
カンザイパン本舗 住所:東京都台東区根岸1-1-15
東京鶯谷のカンザイパン本舗に行ってみた
鶯谷駅南口を出てからJR各線を跨ぐ陸橋を渡り、陸橋横の歩行者用階段を下りて少し先に見える東京キネマ倶楽部裏手の路地でカンザイパン本舗を発見。入り組んだ路地も相まってお店の周りは少々ディープな雰囲気です。
なお、言問通りに至る道路を挟んで反対側の区画は、ラブホテル等の宿泊施設が多く立ち並んでおり、お子様が立ち入るのには刺激が強めの空間が広がっています。でも、味のある呑み屋が多いので、昭和臭が漂う空間で一杯引っかけたいのであればおススメといったところ。
余談は置いといて、調査を開始しましょう。
お店入り口の壁に貼られている貼り紙を見てみると、官財パンに載せることができるトッピングが紹介されていました。
一般的な官財パンのトッピングであるシチュー以外にも、日本人の舌に合うようなトッピングが(煮ブタ、カツカレー、ハムカツ、エビチリ、デカメンチ)を選ぶことができる様子。なるほどアリかもしれないと思わせるラインナップです。
また、官財パン以外にもあげパンを購入することも可能な様子で、甘党垂涎の甘々トッピングを施して食べることができるようです。
店頭には食品サンプルが納められたガラスケースが置いてあって、官財パン、あげパンの各種トッピング例を見ることができます。う~む、どちらともとても美味しそう!
店内は本日の商品の紹介が書かれている黒板があったり、注文、食事をする際の注意事項が掲載されていました。店内は狭く、注文時にカウンターに並ぶことができる人数が2~3人、店内で椅子に着席して食事をとることができるのが多くて4~5人といったところでした。
あげパンにまぶすことができるのは、砂糖、ココア、きなこ、シナモンの4種類。そして冷凍済みのあげパンを持ち帰ることも可能とのこと。あと細かいことですが、食事中に汚れた手が拭けるようにティッシュペーパーやウェットティッシュが用意されていました。
では、早速注文して行きましょう。
会計には現金だけでなくPaypayも使用できます。Uberにも対応しているようですし、昨今のトレンドをしっかりと取り入れているところに感服です。
ちなみに官財パンは定番のシチュートッピング(クラムチャウダー!)、アイスあげパンをきな粉フレーバーで注文しました。
官財パンとアイスあげパンを食べてみた
で、こちらがアイスあげパン(300円)。
映えない写真ですが、きな粉がたっぷりまぶした熱々のあげパンに冷たいアイスがたっぷりと載せられています。
こちらがシチュートッピングの官財パン(380円)。
こちらも映えない写真ですが、からりと揚げられたトーストの中に熱々トロトロのクラムチャウダーシチューがこれでもかと詰められています。
では、実食です。
アイスあげパンは、揚げたパンにアイスというカロリーの鬼ともいえる組み合わせなので美味しさはお墨付き。もちろん揚げパンなので油っぽいのでは?と思われるでしょうが、まったくそんなことはありません。アイスの濃厚な甘みが油っぽさをうまく包み込んでいて、きな粉の素朴な香りと揚げパンの甘味をあっさりと存分に堪能できます。
熱々の揚げパンとひんやりとしたアイスの対比が新感覚で懐かしくもガツンと来る分かりやすい美味しさ。いいんじゃないでしょうか!
次に官財パン。
揚げパンを超えるカロリーっぽい雰囲気満載。これぞまさにエネルギーの塊(かたまり)といった様相の官財パンからは、ほんのりとシナモンのいい香り。そして油でカリカリに揚げられたトーストが包み込むのは、2枚貝とたっぷり野菜が煮込まれた熱々でトロトロのクラムチャウダー。この組み合わせが美味しくないはずがない!
サクッカリッとした香ばしいトーストとクラムチャウダーの濃厚さは相性抜群。カロリーの権化と言われようがなんだろうが、この美味しさを味わいつくさないと気が済まない。
ただ、とにかく熱い!
濃厚なクラムチャウダーのトロトロ具合も災いして、食べ方に気を付けないと舌や口の中が熱で負傷すること間違い無し。猫舌の人であればクラムチャウダーをしっかりと冷やさないと食べ切ることは難しいでしょう。
ごちそうさまでした。
見た目と違ってあっさりとしたアイスあげパンと見た目通りにずっしりとした食べ応えある味わいの官財パン(クラムチャウダー)。
どちらも小吃というよりはがっつり飯というボリューム感なのにお手頃価格。そして中華食材系の香辛料が使われていないので、だれでも美味しく食べられる気がします。機会があったら是非お試しを。
さて、ぺちこさんはいかがでしたか?
あげパン好きには堪らない美味しさでした!
でもお腹にずっしりくるのが弱点かな!?
確かに!
どちらもペロ~リと食べ切ることはできますが、膨満感は予想以上でしたね。
でも、美味しさにカロリーが付いて回るのは仕方ないので・・・。
それでは~。
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