ども、ぺちお(@hao2taiwan)です。
台湾で買ってきたお土産を日本で堪能するシリーズの文章がくどい版記事です。
高雄の吳寶春麥方店で世界チャンピオンのパンをお土産に買って食べてみた
2019年10月の台湾旅行時に、高雄の光華觀光夜市と興中観光夜市の間くらいで営業している、ベーカリーのワールドカップで世界チャンピオンになった人が開設した「吳寶春麥方店」で数々のパンをお土産に買ってきました。
吳寶春麥方店(高雄旗艦店)への行き方
吳寶春麥方店(高雄旗艦店)は、高雄捷運紅線の三多商圏站と中央公園站の中間くらいに店舗があるベーカリー店です。光華觀光夜市と興中観光夜市からも徒歩10分程度の距離にあり、ぺちお達が高雄滞在時に宿泊することが多い「康橋商旅(カインドネスホテル)三多商圏館」から歩いて行ける場所で営業しています。
なお、最寄駅といっても捷運三多商圏站から歩いていくと15分ほどかかる距離なので、捷運三多商圏站近くのC-Bikeステーションで自転車を借りていくのも一つの手です。
2020年2月時点で台北市内の臺北店の1店舗。台中市内に臺中店の1店舗。そして高雄市内に今回の記事でお土産を買った高雄旗艦店の1店舗が営業しています。
また、吳寶春麥方店(高雄旗艦店)の営業時間は、月曜日~金曜日が10:00~20:30。土曜日、日曜日が9:30~20:30です。
吳寶春麥方店(高雄旗艦店) 住所:高雄市苓雅區四維三路19號
吳寶春麥方店(高雄旗艦店)に行ってみた
さて、高雄旗艦店の中はおしゃれ空間になっており(外観もおしゃれに見えます・・・!)、小綺麗内な恰好ではないと入りにくい雰囲気が多少なりともあります。とはいえ、ここで引いたら美味しいパンは食べられません。意を決してパンの良い香りが漂う店内に突入しましょう。
この時は閉店間近の1時間前に入店したこともあって、陳列されていたパンの数はそれほど多くありませんでしたが、その中でぺちコンビが気になったのは、高雄限定の野莓葡萄(ブルーベリー、クルミ、ラム酒漬けレーズン、クランベリーを使ったパン)130元と芒果貝果(ドライマンゴーとアーモンドのベーグル)50元。
次に杏仁牛角(アーモンドとカスタードクリームのクロワッサン)50元、藍莓貝果(ブルーベリーベーグル)45元。
次に高雄限定の黃金核桃(チーズたっぷりのクルミパン)90元、芝麻雙色吐司(ゴマトースト)90元。
最後に日式黃金(いわゆるブール)75元。
結局気になったパンは全て買ってしまいましたが、総計750元(パン以外も含む)日本で食べるのが楽しみです!
なお、いくつか高雄限定のパンが見受けられましたが、高雄限定のパンがあるということは、台北店や台中店にも同様に限定品があるのでしょうか・・・。
蛋奶素ってなに?
ちなみに、ちらちらと出現する「蛋奶素」って気になりますよね。
これは、ベジタリアン(菜食)の人向けの用語。台湾素食の種類を示すらしく、蛋奶素は、卵と牛乳以外の動物性食品と五葷と呼ばれる蔥(ネギ)、蒜(ニンニク)、韭菜(ニラ)、小蒜(ラッキョウ)、洋蔥(タマネギ)を使用していない料理とのこと。
他に全素(動物性食品を一切使用せず、五葷も使用しない)、蛋素(卵以外の動物性食品と五葷を使用していない)、奶素(牛乳以外の動物性食品と五葷を使用していない)、植物五辛素(動物性食品は使用していないが五葷を使用する)、鍋邊素(牛乳と卵、五葷は使用できる)、海鮮素(海鮮類と五葷は使用できる)と言った種類があるようです。
文字面をよく見ると、奶(牛乳やバターなど)₊素(素食を略したもの?)で、奶素。なるほど今更ながら納得。
なお、植物五辛素の解釈は仏教の教えから来ているらしく、基本は香りや成分が強めな野菜を禁忌としているようですが、解釈の元となる経典によって含まれる野菜が少しずつ異なるらしいとのこと。いやはや奥が深い・・・。
吳寶春麥方店のパンを食べてみた
場所は変わって日本。
台湾旅行から帰ってきたぺちコンビがお土産として買ってきたパン達と対面するときがやって来ました。
では、魅惑のパン達を並べていきましょう。
なお、パンは薄いビニールで包装されていて衛生面に対して安心感があります。これならお土産に持って帰るのも安心です。まずは、藍莓貝果、芒果貝果、野莓葡萄、日式黃金・・・。
芝麻雙色吐司に・・・、黃金核桃。そして最後に杏仁牛角です。
では実食です。
ちなみにパンは普段目にすることが多く、しかもパン好きの方は、好みが人によって大きく異なる調査結果があります(ぺちお調べ
そのため、ここに書く感想は、あくまでぺちお視点と思っていただけると幸いです。
藍莓貝果と芒果貝果
藍莓貝果、芒果貝果は、もちもちとしたパン生地を口にした時の快感がなんともいえません。言うなれば咀嚼しているのが楽しいパン。マンゴーやブルーベリーの香りも良く、噛み応えのあるパン生地の香りとのバランス良しです。
芝麻雙色吐司
芝麻雙色吐司は、パンに練りこまれたゴマ餡がなんとも不思議な味わい。パンに鼻を近づけるとゴマのいい香りがしてきます。ゴマ好きぺちこはかなり気に入った様子。また、軽く焼いたほうが香りが引き立っていました。
黃金核桃
サイコロチーズやモッツァレラチーズたっぷりの黃金核桃は、パンの大半を埋めているチーズの豊潤な香りと旨味、そして軽い酸味とクルミが絶妙なコラボレーション。ぺちお的には買ってきたパンの中で1、2位を争う美味しさでした。
杏仁牛角
杏仁牛角は気づいたらぺちこが全部食べ切っていたので、食べられず・・・。ぺちこ曰く、口にした時に感じた幸せを分けてあげたいとのこと。じゃあ、食べさせなさいよ・・・というツッコミはさておき、パリパリサクサクの生地から香ってくるバターとアーモンドの香りが食欲を誘い、中に包まれているカスタードクリームがとろける様な甘さだそうです。
御託はいいから食わせろ!
野莓葡萄
野莓葡萄は、ブルーベリー、クルミ、ラム酒漬けレーズン、クランベリーの4種類のドライフルーツが織りなすフルーティな甘味と酸味に、ドライフルーツから滲み出る豊潤な香りと焼かれたパンの香ばしい香りが魅惑のオーケストラ。噛むほどに甘味が広がる奥深い味わいは、言うまでもなく王道の味。
また、トースターでほんのり焼くと、香ばしさが引き立ってこれはこれでさらに美味しい。う~ん。美味い!
日式黃金
最後に日式黃金。なんとなくパンの化け物っぽいのが見えますが気にしないでおきましょう。
お味の方は言うまでもなく、馴染みになじんだブール!
牛乳とこれがあれば朝食だろうが、昼食だろうがオヤツだろうが全部OK。
少ないお小遣いで頑張るおやじさんも、夜なべして子供の服を編むお母さんも、目標とする学校に入るために受験勉強にいそしむぼっちゃんも、頑張っているみんなが大好きであろう優しさに包まれた、甘さ控えめパンの香りが引き立つ安心の味です。
ぺちお的には、空港でチェックイン待ちの列で食べたくなる味。何を言っているかは分からないでしょうが、何気なく食べていてもしっかりと食べ切ることができるであろう美味しさと思っていただければ結構です。
ごちそうさまでした。
なお、台湾のパンというと日本で食べるパンと味わいが違うものも多く、大きく好みが分かれるところですが、こちらのパンは日本人も違和感なく食べることができそうでした。
ぺちこさんはいかがでしたか?
次は台北店や台中店に行って限定品を狙ってみたいです!
そうですね。
高雄限定があるということは、台北限定、台中限定のパンもありますもんね。
次回以降の台湾旅行時に挑戦してみましょう!
それでは~。
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