ライバル店ひしめく台東市正氣路の愛吃麵で清燉牛肉湯麵を満喫してきた
台東市内で夜ごはんを食べる場所として、正氣路は選択肢の多い通りです。
飲食店や雑貨店、ドリンクスタンドなどの様々な店舗が並び、台東バスステーションからも歩いていける。観光客にとっても、地元の人にとっても使いやすいエリアな気がします。
今回訪れたのは、そんな正氣路沿いにある 愛吃麵。
外観は控えめで強い主張はありませんが、通りを歩いていると自然と目に入る佇まいをしています。
メニューは牛肉麵を中心としたシンプルな構成で、価格帯も良心的。観光地向けというより、日常使いを意識した店づくりが感じられました。
ということで、美味しい麺料理に飢えていたぺちコンビが、新進気鋭の麺料理店として人気の愛吃麵で清燉牛肉湯麵を食べてきた様子をぺちお(@hao2taiwan)がご報告します。
正氣路沿いにある、比較的新しい牛肉麵店
愛吃麵の住所は 台東市正氣路122-1號。
臺東轉運站(台東バスステーション)から徒歩15分くらいの場所にお店があります。
愛吃麵
お店は 2023年6月9日オープン と比較的新しく、店内は明るく清潔感があります。
内装や設備がきれいに保たれている点も、安心して利用できるポイントです。
夕飯時間帯は満席になりやすい
正氣路は人気の飲食店が並ぶ通りのため、夜になると食事目的の人が多く集まります。
愛吃麵も例外ではなく、特に 18:00〜19:00頃の夕飯時間帯 は満席になることが多く、タイミングによっては着席まで少し待つこともあります。
落ち着いて食事をしたい場合は、
- 開店直後など 早めの時間帯
- 20時以降の やや遅めの時間帯
を狙うのがおすすめです。
ちなみに、今回の旅行日程中に夕飯時間帯で何度か訪れましたが、そのたびに満席で、実際に食事ができたのは1回だけでした。
それだけ地元で支持されているお店、ということかもしれません。
メニューは台湾らしい王道構成
注文方法は 下單、後付款(先に注文、後払い)。
入店したら注文票をもらい、まずは着席します。
メニュー構成はとても分かりやすく、
- 牛肉湯麵(清燉/紅燒)
- 乾拌麵
- 水餃子
- 小菜、湯品
と、台湾の麵食堂ではおなじみのラインナップ。
価格は
牛肉麵が 80〜160元前後、
水餃子は 10個で80元。
観光地価格ではなく、普段使いの価格帯であることが伝わってきます。
清燉牛肉湯麵は、静かな説得力を持つ一杯
今回まず注文したのは 清燉牛肉湯麵。
運ばれてきた丼は、透明感のあるスープに青菜と牛肉、刻みネギという、とても素朴な見た目です。
スープを口に含むと、牛の旨みが穏やかに広がります。派手な香りや強い味付けはなく、余計な角のない落ち着いた味わい。
飲み進めるほどに重さは感じられず、最後まで自然に飲めるスープです。
牛肉は柔らかく、臭みもありません。下処理や火入れが丁寧であることが、ひと口ごとに伝わってきます。
麺が主役としてしっかり成立している
麺はやや太めで、表面はつるっとしています。スープをほどよくまとい、噛むときちんとコシがあります。
スープだけに頼らず、麺そのものの食感や存在感もはっきり。一杯としてのバランスがよく、完成度の高さを感じました。
食べ終えたあとに残るのは、強い驚きではなく、「ちゃんと美味しかった」という静かな余韻です。
まさに伏兵といった完成度で、満足度はかなり高め。気づけば、しっかりと記憶に残る一杯になっていました。
乾拌牛肉麵で見える、もう一つの表情
続いて 乾拌牛肉麵 も注文しました。こちらはスープのない混ぜ麺タイプで、タレをよく絡めて食べます。
清燉牛肉湯麵とは対照的に、味の輪郭がはっきり。タレのコクと牛肉の旨みが、より直接的に伝わってきます。野菜も多く入っていて味の緩急がしっかりとあるのも印象良し。
それでも味が強すぎることはなく、最後まで食べ疲れしない仕上がり。清燉が「静」なら、乾拌は「動」。麺を強く楽しみたいならこっちかも?
同じ店で異なる方向性を楽しめる点も印象的でした。
水餃子と小菜が支える安心感
水餃子は見た目こそ素朴ですが、もっちりとした皮と、ジューシーな餡が印象的です。
派手な味付けではなく、丁寧に作られていることが分かる一品。
小菜はさっぱりとした味付けで、口の中を程よく整えてくれます。
また、添えられたもやしのシャキッとした食感も心地よく、麵料理の合間に自然と箸が伸びます。
餃子と侮るなかれ、味わいといい、美味しさといい、間違いなく主役級。もし今度来店したら、麺を食べるか餃子を食べるかで迷うかもしれない・・・。
オーナーとの会話から伝わる親しみやすさ
会計の際、ぺちこがオーナーに声をかけられ、少し会話をする場面がありました。
話を聞くと、オーナーは これまでに何度も日本を旅行している とのこと。
訪れた場所など、短いながらも和やかなやりとりが続きます。
こうした何気ないやりとりからも、お店の親しみやすさが伝わってきます。
一方その頃、ぺちおは料理の写真撮影に集中していたため、自然と会話からエスケープ。
結果的に、ぺちこが会話担当、ぺちおが撮影担当という、いつもの役割分担になっていました。
台東の夜に合う「ちょうどよさ」
愛吃麵は、正氣路に並ぶ老舗や強豪店と比べると、強いインパクトを前面に出すタイプのお店ではありません。
ですが、店名のとおり「愛吃麵(麺が好き)」という気持ちに、素直に応えてくれる完成度と美味しさがあります。
落ち着いて食事ができ、のんびりと過ごせる雰囲気。
台東での滞在中、
「とりあえずここでいい」ではなく、
「ここがいい」と思える一軒でした。
台東に来たら、正氣路の愛吃麵をお忘れなく。
しっかり記憶に残るお店だと思います。
店舗情報
- 店名:愛吃麵
- 住所:台東市正氣路122-1號
- 開店日:2023年6月9日
- アクセス:台東バスステーションから徒歩圏内
- 混雑時間帯:18:00〜19:00は満席になりやすい(早め、または遅めの時間帯がおすすめ)












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