東京 錦糸町の苓々菜館で素食を食べてまいりました

台湾グルメ

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おはこんばんちは。

たまには、東京都内の台湾料理店レポートをしたいと思います。
今回の食レポート対象は、珍しい台湾素食を出すお店でございます。

台湾素食って何だろう?っていう向きがあるかと思いますので、
こちらに参考文献URL(某ウ○キ○ディア)を張っておきますだ。
外部リンク:台湾素食について

台湾素食は精進料理の一種でしてね、日本の精進料理とは少々意味が違うものとのこと。
最近はベジタリアンの方たちに支持されているようです。
ちなみに精進料理だから物足りないんじゃないの・・・?という印象を持たれるかと思いますが、台湾素食の底力はそんな懸念を払拭する勢いでございます。
なんたって、どうみてもお肉や魚にしか見えないものが食べられるんですからね!

 

というわけでやってきた錦糸町。
錦糸町は、香菜(パクチー)やら、青パパイヤさんがゲットできるお店があるので、上野御徒町と並んで、ぺちお・ぺちこが通い詰めております。
下町に近いこともあり、家族的な雰囲気もあるけれども、繁華街もあって、少々カオスな所が良い。

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たまにこんな催しがあったりして。錦糸公園はテニスコートもあったりして、いつも家族連れでいっぱいです。

 

さて、時は変わってお店にやってまいりました。お店の外観は、なかなか趣がある感じ。

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お店は駅から徒歩2~3分の高架下にあります。まあ迷うことは無いかと。

 

ほう・・・、ランチビッフェもあるのか・・・。

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こりゃあランチタイムにも突撃せねば・・・。

 

日本で一番新しい台湾料理・・・?良く分からんですがお店に入ることにしましょう。

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雰囲気は良いですな。なんというか錦糸町らしい(?)

 

こちらのお店は、なかなかの人気店という事なので、今回は予約をしておきましたわ。
てなわけで入店後に見た時のメニューはこちら。

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目移りするわあ・・・。

 

旨そう・・・。でもこれらはすべてお肉や魚類が使われていないらしい。

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ごくり・・・・。目移りしてたらぺちこに睨まれるので、早く注文をしなければならない。

 

写真がある料理以外にもいろいろあります。でもこれらの料理はすべて野菜が材料なのです。
ちなみに一品料理は、Sサイズ(1~2人前)、Mサイズ(3~4人前)を選べるそうです。
Sサイズは、630円。Mサイズは、840円となっております。お腹のすき具合と財布の太り具合で、好きな方を選ばれるが良いかと。

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メニューのぺちおと呼ばれて早数年。文字だけの料理名を見て想像するのが楽しみです。

 

メニューと睨めっこしていても仕方ないのでまずは乾杯。
わたしゃ下戸なのでマンゴージュースを注文。うむ、マンゴーなり。

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台湾料理店で頼む飲み物ナンバー2(ナンバー1は、グァバジュース)。はい、お子ちゃまですので。

 

 

というわけで飯テロタイム開始です。

 

これは、なんだったっけ・・・。辛子雞丁(とり肉のからし炒め)だったような・・・間違っていたらすいません。なお、このゴロゴロしたお肉。食べ口はまさに鶏なんですが、違うんですよ。本物の鶏じゃないおかげで非常にさっぱりとした味。全く鶏の臭みがない。

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衝撃の一品。なんというか、旨し!仔細は不要です。食感も味は、どうみてもお肉。

 

紅燒雞(ローストチキン)
見たまんま鶏なんですけど、これがまた肉じゃない。どおいうことだ・・・。
晩酌のおかずにぴったりのさっぱりとした味付けとなっております。

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噛みごたえも風味も、胸肉としか感じられなかった。不思議です。

 

炒米粉(五目ビーフン炒め)。あっさりとしております。精進料理っぽい。米粉ですので、小麦粉麺と違って食べやすいです。

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まあ、定番です。最近ビーフンにハマっているもんで・・・。

 

香腸(腸詰)。食べてみるとどうみてもソーセージ・・・。狐に化かされているような。

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どうやって作っているんでしょうね。本当に不思議ですわ。脂身の少ないウインナー、もしくはソーセージといった感じ。

 

大豆肉と野菜の特製味噌炒めだったような気がする。甘辛い味噌がご飯を呼びます。

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ここでご飯を頼んでしまったら、元の木阿弥。だがしかし、米が私を呼んでいる・・・。

 

餃子。こちらの餃子、ニラやニンニクを使っていないので無臭でございます。そしてお肉を使っておりません。しかし食べてみるとびっくり・・・、どうみても挽肉が入っているようにしか感じられない。

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これも驚きの一品でしたわ。もちもちとした皮も食欲増進ですわ。

 

炸魚片(魚の揚げ物)。どれを食べても驚いていましたが、この日食べた中で一番衝撃を受けたのはこれ。何というか魚にしか感じられない・・・。揚げられていることで風味が足されており、食べごたえ十分。なんというか旨い!ちなみに正体は湯葉とのこと。

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一度は食べてみる価値十分な魚片。巻かれている海苔のおかげで魚と見間違う事間違いなし。

 

麻婆豆腐。定番の麻婆豆腐です。素食は、辛すぎたりするものは避ける傾向があるそうで、ピリッと微かに辛みはありますが、お子様でも安心して食べられる感じ。

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麻婆豆腐は飲み物です(ぺちこ談)

 

軟炸雞塊(とり肉の唐揚げ)。見た目も味も風味もまさに鶏肉の唐揚げ。これ以上何を言えばいいのか・・・。噛みごたえもしっかりとしていて美味しい。

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まさにお酒のおつまみ。これが鶏じゃなかったらなんなんだ!

 

芹菜牛肉絲(豚肉とセロリの炒め物)。豚肉が使われていないおかげであっさり、そしてセロリの香りが程よい一品となっております。

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セロリのシャキシャキした食感が堪らない。わたしゃ歯応えがある食べ物が大好きなんです。

 

酸辣湯(辛くて酸っぱいスープ)。一般的な中華料理店で飲むことが出来る酸辣湯と違って、酸味と辛みが抑えられており、辛いのが苦手な方でも大丈夫。

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ぺちこ大好物の酸辣湯。でもね、こちらのお店で出されるものは、酸味も辛みも程よいんです。優しい味で万人向けでございます。

 

魷魚魚片(イカの炒め物)。これにも驚きました。どうみてもイカ。どうなってんだこれ・・・。実はこれコンニャクだそうです。店員さん曰く、揚げたものは本物と遜色がないとのこと。こりゃあ今度試すしかねえな・・・。

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全員正体を明かすことが出来なかった、魷魚(イカ)。後で調べたらコンニャクでした。分からんって・・・。

 

麻婆茄子(マーボーナス)。いやまあ、どんだけ食べるんだって話ですが、こちらも茄子が非常に美味しい。辛そうに見えるけど、まったく辛くない。体に優しい感じ。160604-203207_R

 

什錦炒飯(五目チャーハン)。この時は、注文した時に白米がほとんどなかったので、全て玄米になってました。いつもは玄米と白米半々で料理が出されるようです。さっぱりとした味付けが堪らない。玄米特有のサクサクした食感も病みつきになりそう。

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玄米を出すお店ははじめてですわ。玄米は、栄養価も高いし、風味も良いので大好きです。

 

蕃茄炒飯(ケチャップチャーハン)。子供が好きそうな味付け。オムレツの中に入っていそう。甘酸っぱさが食欲を誘います。

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ノスタルジー溢れる風味のチャーハン。お子様向けかな?お酒のあてではありませぬ。

 

いやあ、美味しかった。
食感、味が本物と遜色ないことにも驚かされますが、それ以上に美味しい!
全てお肉や魚が使われていないという物珍しさも相まって、お勧め度合いは最近食べた台湾料理店のTOP3に入ります。

何より、これだけ食べたのに次の日に響かなかった・・・。菜食恐るべし。
菜食なので栄養価が心配・・・、と思われる方もいらっしゃいますが、大豆が多く使われているのでたんぱく質もしっかりと取れます。
油にもこだわられているようで、ダイエット中だけどお肉が!油が!と誘惑に負けてしまう婦女子にもピッタリ。それに、店内はすべて禁煙なので、タバコが苦手という方でも安心です。

素食なので期待はしていなかったのですが、良い意味で裏切られましたわ。というわけで、話のネタにもなる苓々菜館の素食、一度は食べてみる価値があるかも。機会があったら挑戦してみてください。

 

苓々菜館 住所:東京都墨田区錦糸4-1-9

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