台南 北區にある老友小吃店は名店の予感

台湾グルメ

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最近水泳を始めたぺちおです。こんにちは。
なぜ水泳を始めたかというと、お腹回りに余計な脂○がついてきたからでして、
このままいくと年次の健康診断で不健康認定されてしまう恐れがあったからです。

まあ、台湾での暴飲暴食が影響しているんですけどね♪

話を戻しますと、台南と言えば美食の街と呼ばれているらしいですわ。
てなわけで、美食の台南の名に相応しい料理店に行ってまいりました。

とは言いつつも、行ったのは大衆料理店なのでご容赦くださいませ(お金無いし・・・)

さて、台南美食を食べに行ったお店、老友小吃店はここら辺にありましてね。
台湾鉄道の台南駅から、徒歩20分くらいで行ける場所にあります。
自転車をホテルで借りることが出来るのであれば、自転車で向かう方がいいですわ。
ぺちお・ぺちこは、歩きたくない病にかかっているので、バイクで行きましたけどね。

 

老友小吃店 住所:台南市北區勝利路268號

 

 

老友小吃店の外観はこんな感じ。
看板の色が目立つので、見つけるのが容易そうに見えますが、ここら辺一帯は灯りが少ないので案外見落とすかもしれない。

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意識せずに歩いていたら見落とします。いや本当に・・・。

 

ぺちお・ぺちこがお店に着いたときは、夜の7時過ぎ。
ちょうど晩御飯の時間帯という事もあって、店内は大盛況。お店に入れるか不安でしたが、店外の席が空いておりました。運がいいわあ。

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厨房の中は、てんやわんや。湯気が常時が立ち込めていて、美味しそうな匂いが漂ってきます。

 

持ち帰りのお客さんも頻繁に来てました。人気店ぽいですわ。
ちなみにお店の目の前は、バイクで埋め尽くされています。

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席についてしばらく観察していましたが、持ち帰りのお客さんを5組は見かけました。

 

無事に座れたので、定番のメニューを見て料理を妄想タイム開始しますかね・・・。

 

うーむ。なんという量でしょう。この半端ない量は衝撃的。
台湾に何度も行くようになったので、漢字オンリーでもあらかた想像がつくようにはなりましたが、初めて食べに来たら呆気にとられること間違いなし。

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料理名の前についている番号を見ると分かりますが、料理点数が比類なき数であることが分かります。

 

実は、裏面にも料理が記載されているんですよ。メニュー好きには堪らないわい。

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メニューは、料理の種類ごとに分かれているように見えないわけでもないが、この量では見分けがつきませんなぁ。

 

こちらのメニューには、前菜らしきものが記載されております。やばい楽しい。

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前菜ですので、小物料理中心でございます。

 

メニューを眺め始めて早5分。そろそろぺちこ大先生の雷が落ちそうだったので、注文する品を選定し始めます。桌號に席番号を記入いたします。初めて見る料理名が多いので、単語単語で想像するしかないのですが、鱔魚は田鰻(たうなぎ)の事です。確か、田鰻は台南名物だったはず。お店の名前が料理名についているからお勧めなんでしょう。
というわけで、老友鱔魚意麵をチェック。

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大人数なら、火鍋とか行くんですけどね・・・。少人数だと食べられる量が限られるのが悔しい。

 

少し刺激が欲しかったので、スープは麻油豬肝湯を飲みましょうかね。いわゆる豚レバーの焦がしニンニク油スープでしょうな。ニンニクの良い香りでピリリとした辛さのスープなんじゃなかろうか!

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満腹の胃に活を入れるために辛味スープを飲みますぜ。

 

ここ何日かは、甘めの料理が続いていたので、塩辛いものが食べたくなる法則。
ご飯ものは、鹹鴨蛋炒飯を頼むことにしましょう。鹹は、塩辛いものの意味でございます。
いわゆる、塩辛い鴨の卵チャーハンですな。

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塩気が恋しくなるお年頃。もう少し大人数なら、他の炒飯も注文するのに・・・。

 

合計3品。メニューに欲しいものに数量を書いた後、メニューを店内の手前にあるカウンターに持っていくと、料金の支払いとともにレシートをくれます。たった3品かよ。というツッコミがありそうですが言い訳をしておきます。
この店にたどり着くまでの3時間、臭豆腐、粽、粽といった重量級を含む食事をしておりましてね。ええ、食べたいと思いつつも、この量で我慢するしかなかったのです!

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ぺちお・ぺちこにしては大人しい注文。通常にならこの3倍は注文をするというのに!

 

注文するときに使用した油性ペン。机に置かれております。何がマスターなのか知りたい。

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久しぶりにしっかりとした日本語を見かけた気がする。どうでもいいことですが。

 

待つこと10分くらい。やってまいりましたよ、注文した料理!

まずは、田鰻の麺炒め。田鰻の量が半端ない。

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写真では分かりにくいのですが、無慈悲な量です。2~3人でシェアするレベル。

 

違う角度から見た老友鱔魚意麵様。やばい、食べ切ることが出来るだろうか・・・。

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この盛りを見てくださいませ。一品で満足するレベル。でも、非常に食欲を誘う香り。堪らん!

 

これは、鹹鴨蛋炒飯様の神々しいお姿。うむ、こちらも具の量が半端ないわ。
適当なお店に行くと、ご飯しかないみたいな炒飯が多いのですが、このお店は具が多くて圧倒されます。

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油分もちょうどよく、べたつくこともない芸術品のようなパラパラのお米。そして程よい塩気が食欲を誘います。

 

麻油豬肝湯も到着。ニンニク油の良い香りが漂ってまいります。少し飲んでみたけど、程よい辛みが食べ過ぎで疲れた胃を元気にしてくれる感じ。美味しい!

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辛そうに見えるけど全くそんなことは無い。ニンニクの刺激的な香りが胃袋を唸らせます。

 

はい、注文した料理がすべて到着しましたので、定番の飯テロ開始でございます。
しばらくお付き合いくださいませ。

 

さあ、見てください。このしっかりとした身の田鰻。噛みごたえのある食感で、食べていて非常に楽しい。甘辛の味付けも秀逸。麺も柔らかすぎず、硬すぎずで食べやすい。ほんのり酸味を感じる汁も胃袋を刺激。こりゃあ美味しい。

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田鰻を初めて食べましたが、泥臭くなかったですわ。食べると、血行が良くなるそうですよ。

 

いやあ、びっくりするくらい豚レバーが入っていますわ。大量に入っている生姜のおかげで臭みは無し。塩気が丁度良く、ニンニクの風味豊かなスープが疲れ気味の胃を癒してくれる感じ。レバーも柔らかいので食べやすい。

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レバーが柔らかすぎるという事もなく、食べごたえ十分の一品です。内臓系のお肉が苦手ではなければ、お勧めの一品。

 

ぺちこ曰く、他の炒飯も食べるべきだった。というくらい美味しい炒飯。お米のパラパラ加減もそうですが、具一つ一つの風味が見事な調和。お米の一粒一粒を噛みしめるたびに口の中に旨味が広がります。

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本気で美味しかった。頬張ると口の中に楽園が広がります。

 

この日は朝からずっと食事三昧だった上に、ほんの1時間前には大容量粽を食べ切った後ということで、食べられないのではないかと心配していましたが、そんな危機感を吹っ飛ばす美味しさ。全て食べ切ってしまいました。ご馳走様でございました。

しかし、美食の街である台南の底力を見た気がしましたわ。台南に行った時には、一度は食べてみる価値有りかと思います。

惜しむらくは、今回の旅はぺちこ・ぺちおだけだったという事、料理の種類が非常に多いので、大人数で行くべきでしたわ。まあ、今年の9月にリベンジする予定ですけどね。

なお、営業時間がAM11:00~PM21:30と短め、地元では非常に人気があるお店なので、入店できない恐れもあります。もし食べに行かれる場合はご注意くださいませ。

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