高雄でC-bike(高雄市公共自転車)を借りてみましたよ(クレジットカード編)

台湾観光

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おこんにちは。ぺちおです。
9月の台湾旅行の準備やら、旅行自体の疲れやらでしばらくご無沙汰しておりました。

なんか気の利いた前説でもしようかと思いましたが、まったく頭が働かないので、本題に入っちゃいます。*なお、とても長い記事になっています。ご注意ください。

台北市内の観光時は、U-Bikeなる公共自転車レンタルサービスを利用して、自転車でぴゅぴゅ~-=≡Σ(((⊃゚∀゚)つっとサクサク移動が出来るので、観光が非常に捗ります。台北にあるなら、高雄にもあるんじゃないの?ということを考える方もいらっしゃると思うのですが、実はあるんですね。というわけで、9月の台湾旅行時に利用してみました。

高雄観光時に便利な公共自転車レンタルサービス、その名は・・・、

C-bike(高雄市公共自転車)

 

そう、高雄市内で利用が出来るレンタルサイクルサービスです(なおC-Bikeは、Citybikeの略だそうですよっと)

まあ、高雄に足を伸ばすようになってすでに4回目。実は以前の旅行でも貸出ステーションを何度か見かけるたびに気になっていたのですが、ホテルで自転車を借りることが多かったので無視しておりました。

ただ、離れた観光地まで、ホテルのレンタル自転車で移動するのは無理ゲー。
C-bikeであれば、観光地近くに自転車の貸出ステーションがあることが多いので、今回の旅行で活用してみました。

さて、C-bikeを借りる上で必要な道具は、U-Bikeとほとんど変わらずといったところ。
以下のいずれかがあれば大丈夫の様子です。

・クレジットカード(キオスク端末によって磁気カード不可)
・一卡通(iPASS)

なお、一卡通を利用する場合は、事前にWEBサイトで準備が必要だとか何とかという情報を確認したので、今回は海外旅行に行かれる方なら、大半の方がお持ちのクレジットカードを使用しての自転車レンタルに挑戦でございます。

 

というわけで、今回もまったく下調べもせずにC-bikeの貸し出しステーションにやってまいりました(たまには下調べをしてから来てもいいと思うんだ・・・)

ちなみに高雄市公共腳踏車資訊網の租賃站地圖の地図画像をクリックすると表示されるの貸出ステーションマップを見ると、かなりの量の貸出ステーションが市内にある様子。
そして、北は岡山、南は小港にまで勢力を伸ばしているようなので、要所要所で自転車を利用した観光が出来そうです。

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このキオスク端末は、2016年時点で最新モデルの様子。他のキオスク端末の操作方法は?知らん!

 

さて、キオスク端末を眺めると、レンタル料金について説明書きがありました。

ほうほう・・・、
料金支払い時に使用できるクレジットカードは、以下の3種類とのこと。

・VISA
・Masercard
・JCB

しかし、中国語だけでなく、英語でも説明書きもあるのは助かりますね!

肝心のレンタル料金は、
自転車を借りて初めの90分間は、10元。90分以降(91分~)は、30分ごとに20元とのこと。
これだけ見ると、長い期間借りるよりも、細かく返却を繰り返している方が安く感じるのは秘密。まあ、貸出ステーションの場所を把握していないと使えない節約方法ではある。
*文を良く読んでいませんでしたわ。あるブロガーの方からご指摘いただいたので、修正します。最初の60分間は無料です!

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安いか高いかは、個人の判断に任せるとして、ちょっとした拠点間の移動に使えるのは便利。所要時間を無視すると、MRTよりも安く市内を回れるという寸法です。

 

キオスクの操作パネルの手元を見てみると、一卡通を置く場所がありました。今回は使いませんけどね。なお、生態園區站のキオスク端末はこんな感じの姿でしたが、キオスク端末は世代毎にいくつかの種類がある様なので、設置場所ごとに操作も違う様子ご注意あれ(操作の流れはほとんど変わらないとは思いますが・・・)

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今回は、一卡通の出番はありません。理由は、「手続きが面倒そうだから」。

 

ちなみに、キオスク端末画面の上には、插入信用卡というクレジットカードを挿入できる挿入口が見えましたが、今回は使用しません(使えるかどうか分らんし)
*こちらもあるブロガーさんから貴重な情報をご提供いただいたので追記。插入信用卡にカードを挿入すると、カード情報を読み取られて、番号と有効期限欄が入力された状態になるとのこと、入力がセキュリティコードだけになる様子。便利ですな!

というわけで捜査開始です。
操作パネルの画面を見ると、メニューにいくつかの項目が並んでしました。
今回は、クレジットカードを利用して自転車を借りたいので、「信用卡租車/還車」を指でタッチ!レンタル手続き画面に進みます。
*こちらも同様にブロガーさんから情報をいただいたいので追記。案内文は、英語と中国語を切り替えられる様子。ご自身の得意な方を表示させると良いかと思います。

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U-bikeのパネルと比べると簡素な感じ。でもこれくらいの方が分かりやすいですわい。

 

画像の画質が激しくひどいのはご容赦願いたいヾ(_ _。)
最初のメニューから、「信用卡租車/還車」を選択すると、クレジットカード番号などを入力する画面が表示されます。C-bikeさん、気が早いです。タッチパネルなので、反応が悪かったりする場合もありますが、焦らないで入力していきましょう。

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微妙に操作と違うところがフォーカスされたり、反応が悪いのは、この操作方法の宿命。耐えましょう。

 

こんな感じで入力していきます。ドキドキ。間違えたら、数字の所に表示されている、清除を押すと良いです。入力内容は全部消えるけどね。

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入力内容の一部だけ削除するなどの芸当が出来ないので、入力は慎重にされると良いかと。

 

以前にU-bikeのキオスク端末に情報を入力した時は、クレジットカード丸見えだったのに比べると、こちらのキオスク端末は昨今のセキュリティ事情を反映してるのか分かりませんが、ぼやかした箇所以外はすべて「*」で隠蔽される適切な仕様。まあ、普通はこうですわな。
ちなみに入力が遅すぎると、前のページに戻されるという鬼仕様のため、入力を頑張ってください。何を頑張るかは知らんが。

さあ、一応画面に表示されている内容をおさらいをしておきます(中国語アレルギーの方もいらっしゃいますのでね)

請插入信用卡或輸入卡號は、クレジットカード番号。
請輸入有期限は、クレジットカードの有効期限。
請輸入驗證碼は、クレジットカードの裏面に記載されているセキュリティコードです。

請插入信用卡或輸入卡號と請輸入驗證碼は、入力エリアにそのまま番号を入力で問題ありませんが、請輸入有期限の場合、有効期限が2023年の12月までのクレジットカードであれば、1223という感じで入力します(/は不要。というより入力できないけど)

 

全ての情報の入力が完了したら、動画面に表示されている確認ボタンを押して、次の操作画面に進みましょう。

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スピーディに!そして正確に!を要求される、とても気が短い操作画面である。

 

クレジットカード情報を入力してから確認ボタンを押すと、下の画像のような画面が表示されます。自転車を借りたい場合は、租車をタッチします。
なお、C-bikeは、U-bikeと違って、自転車を貸出ステーションに返すだけでなく、この画面で還車を選択しての返却処理が必要だそうです。もし、自転車を貸出ステーションに返却しただけだと、返却処理が完全ではないとか。

キオスク端末での返却処理をしていない場合、貸出ステーションに自転車を返却していても、サポートセンターに電話で返却した旨を連絡しないと再度借りることが出来ないそうです(注:台湾人の友人に、C-bikeの電話サポートに電話していただき確認していただきました。この場を借りてお礼申し上げます

また、貸出ステーションに返却しただけの場合は、課金処理が正常に終了していない場合もあるらしく、利用料金がそのまま加算される可能性もあるそうです。(還車を操作した時の写真は撮れていませんでした。また今度撮ってきます・・・)

ただ、返却時にも再度クレジットカード番号を入力するのは少々手間ですね(插入信用卡(クレジットカード挿入口)に入れればいいとは思いますが)

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ぺちお的に、還車の文字を見た時にはなんだこりゃ?と思った次第。まあ、今回は運よく還車処理を忘れませんでしたが、忘れる人も多いでしょうなぁ。

 

そんなことを考えつつも次の画面に進むと、注意事項が出てきます。

本交易不提供刷卡簽單・・・。

まったく向上しない中国語能力を駆使して意味を導き出す限り、このレンタル方式の場合、利用明細というかレシート的なものは印刷できませんぜと言っているように見えます。まあいらないから次に進むために、確認ボタンを押しちゃいます。

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まあ、確認ボタンを押さない限り、自転車を借りることが出来ないので、確認ボタンを押すしかないわけだが。

 

次の画面に進むと、中国語が分からない方でも理解できる注意事項が表示されます。
是否同意車輛遺失・依車輛殘值賠償。いわゆる自転車を無くすと弁償してもらいますってことですね。はい、注意して乗りますのでご安心ください。というわけで確認ボタンを押します。

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サービスを利用するには、確認を押すしかないわけで・・・。

 

さあ、やっとここまで来ました。ここで借りたい自転車の番号を入力します。

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U-bikeの操作画面より流れが簡素で、選択項目が無いので分かりすい気はする。

 

番号は、このずら~っと並んでいる自転車が刺さっている(?)棒的な所に、自転車ごとに採番されたものが印刷(刻印)されています。

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土曜日だけど自転車沢山あるぜー!というより歩いている人がそもそも少ない。暑いからかな・・・。

 

番号が確認できる部分を拡大するとこんな感じ。
番号だけでなく、自転車を取り出すとき、返却する時の注意事項もかかれています。借りる時は、赤いボタンを押してから、自転車を取り出してくださいとのこと。
自転車を返すときは、緑のランプが点灯するのを確認してくださいだそうです。

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ちなみにこの写真は、自転車を取り外したときの状態となっております。

 

借りる自転車の番号が確認できましたので、15番の自転車を借りるために、請選擇車位(車両番号を選んでください)に「15」を入力して、確認ボタンを押します。

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好きな番号を入力すると良い。なお、返却されたての自転車の番号を入力すると、借りることが出来ない可能性もあるらしいのでご注意ください(返却処理がうまくいっていない場合があるらしい・・・)

 

次の画面に進むと、入力したクレジットカード情報が正しければ、クレジットカード決済(与信)が正常に完了した旨の表示がされます。さあ、自転車を取りましょうかね。
しかし、画面をよく見ると不吉な文字が並んでおります。無理やり意訳すると、「45秒以内に自転車を取りやがれ!」とのこと。
体の不自由な方や、キオスク端末から離れている自転車を取る時は、45秒以上かかりそうなんですがどうすんでしょうかね。

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U-bikeもそうだったけど、もう少し時間に余裕があってもいい気がする。入力でも急がされて短気なサービスですわ。

 

U-bikeでも指定秒以内で自転車を取らないと、再度レンタル処理をしなければならなかった記憶があるので、神速で15番自転車の所に向かいます。

なお、自転車の引き出し方ですが、棒の連結部分赤いボタンを押してから(確か点滅するはず。よく覚えていはいないが)、自転車を後ろに引くと、自転車と棒の連結部分が外れて取り外せるはずです。

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赤いポッチを押すだけでいいはず。点滅したかは定かではないけど・・・。

 

というわけで無事に自転車を借りることが出来ました。これで観光が捗るよ!
蓮池潭の湖畔を延々と歩きたくないしね!暑いし!

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生態園區站の貸出ステーションから、蓮池潭には、自転車で10分~15分くらいでした。案外近かった。バスが来るのを待つよりはいいかも。

 

ちなみに自転車の鍵の開け方が少々癖がありまして、なんというか口で説明がしにくい。
あえて言うのであれば、人間工学を全くと言っていいほど無視した作りでしたわ。
変な個所で止めて、鍵を回してガチャガチャすると鍵が開けられる感じ。こればかりは実際に触ってみてもらった方がいいかと思いますくらいの、違和感を感じる操作感でした。

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なんかこう、素直じゃないツンデレっぽい鍵。一度は経験してほしいところです。

 

と、こんな感じで無事に自転車を借りることが出来ました。高雄市内であれば、歩道が広いので自転車での移動も安心。そして、公共交通機関の運行状況に左右されない観光ができます。
特に高雄は、台北と違ってMRTの路線が充実しているとは言えない状態なので、自転車を活用出来ると観光の幅が広がるかと(観光地近くに貸出ステーションもあるようです。例えば蓮池潭など)
バイクを借りるのは現実的ではないけど、徒歩だと疲れるし、行く場所が限られるのでどうにかしたい!と思われる方にピッタリかと思います。

しかし、台湾は公共向けのサービスを観光が気軽に利用できるのは非常に助かりますね。日本でもこんなのがあったら流行るはずなんだけどね・・。まあC-bike自体は、U-bikeに比べると返却処理が少々手間だったりするのがご愛敬ですが。

さて、もし高雄に行かれた時は、気が向いたらレンタル自転車での観光に挑戦してみてくださいませ。台北に比べると、要所要所の距離感が比較的長い高雄の観光がかなり楽になるかと思います。

それでは!

コメント

  1. はじめまして。
    せっかく丁寧に書かれているので訂正を。。。

    C-bike、最初の60分で返せば無料ですよ。
    画像の中の注意書きにありますが。。。

    あと、ほとんどの端末では案内文が英語と中国語で切り替えられるかと思います。
    生態園の端末はそうじゃないのかな?

    ちなみに「插入信用卡」にクレジットカードを入れると
    機械がカード情報を読み取って、番号と有効期限欄が入力された状態になります。
    なので、あとはセキュリティコードを入れるだけ。
    ま、確かに、横着せずに手入力したほうがより安全かとは思いますが~。

    引き続き更新を楽しみにしております。

    • はじめまして、ぺちおです。

      おお、気づきませんでした・・・!
      ご指摘ありがとうございます!
      なるほど、最初の60分で返却すると無料なんですねぇ~。
      しかも、案内文の切り替えもできるとは・・・。
      良い情報をいただいてしまいました。生地に反映します!

      しかし、クレジットカードを「插入信用卡」を入れるのは
      便利そうですね!今度試してみます!

      貴重な情報を提供してくだいましてありがとうございます!

  2. ぺちおさん、ぺちこさんこんにちは(╹◡╹)

    高雄旅行お帰りなさい。

    そして、ccike情報ありがとうございます!

    いよいよ、私達夫婦も来週から高雄で、お二人のブログをまた参考にさせて頂きます。

    旅行会社から、eチケットとホテル確定は届いたんですが、どーもホテルにレンタサイクルないみたいで(泣)

    なので、情報は、中国語も英語もダメな私らには、大助かりです!

    今回は、時間の許す限り、墾丁、旗山から珍スポットの五龍山鳳山寺や、美濃まで行けたら、、あと鳳山エリアを行けたらって思ってます。

    いつも楽しく拝見してます(^ω^)
    ありがとうございます!

    PS.私達夫婦も実は、chacoサンダル愛用者です笑笑

    • ねーやんさんこんにちは!
      お久方ぶりでございます。
      猛暑の高雄・台南から無事に帰ってまいりました。
      あまりの晴天ぶりに、腕だけ真っ黒、パンダのようになってしまいました!

      さて、中途半端な状態になってしまいましたが、
      C-Bikeレンタル情報をまとめることができました。
      少しは参考になればよいのですが。

      なお、来週から高雄旅行とのこと、ぺちこがかなり羨ましがっています。
      しかし、自転車の件、残念ですね・・・!
      ホテルから借りることができるのが一番理想的ですので・・・。
      まあ、わたくしたち二人も、中国語、英語ともにちょっとだけ分かるくらいなので、
      いつもほかの方たちの挑戦記事を参考にしていたりしますので、
      初めのやり方と、ちょっとした勇気があれば大丈夫かも!?

      さてさて、今回もいろいろなところを回られる様子。
      個人的にかなり興味を惹かれます(参考にします・・・!)
      せっかく記事を参考にしていただいておりますので、
      近日中に高雄・台南情報を2-3個掲載したいと思っておりますです。
      役に立つかは不明ですが!?

      PS.chacoサンダルをご愛用のことですが、くれぐれも蚊にはご注意ください。
          まあ、サンダル全般の話ではありますが、う○こ的な物体にもご注意を(以前にやってしまったことがあったり・・・)

  3. はじめまして!楽しい口調のブログ、いつも楽しく拝見しております。
    2016/4から数回渡台するうちにすっかりハマりましたわたしです。
    つい先日、初めて南部に行きました。自転車使用予定だったのでたいへん助かりました!
    夜の愛河をサイクリングしてました(笑)まあまあ涼しくて良かったです。ステーションがたくさんあってすごいですね。
    台南は、自転車はすごくヒヤヒヤしますが高雄は走りやすかったです!

    また利用したいとおもいます。何年か前は、キオスクの読み取りエラー多発だったとか。。

    • こんにちは、はじめまして!
      コメントいただいてから1週間過ぎておりました(汗
      掲載した情報がお役にあったようで良かったです!
      nitpk_twさんがおっしゃるように、台南を自転車利用で移動するのは怖いですが、
      高雄は道が広くて、見通しがいいところが多いので安心ですよね~。
      ちなみにお調べされたように、
      ステーションのキオスクはあまり使い物にならなかったとか。
      でもここ2年くらいで、端末が刷新されているようなので心配はほとんどないかもしれません。