高雄 江豪記臭豆腐の春捲がかなり美味しい件について

台湾グルメ

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みなさま、お久方ぶりでございます。

魑魅魍魎がのたうち回る、現実という名の地獄より舞い戻ってきたぺちおです。
先月初めからの慌ただしさが少しだけ落ち着いてきましたが、年末の〆に向けて、仕事やらなんやらが爆裂進行中のため、記事アップはちまちまとさせていただきます。

先月末にも台北に行ったのですが、その時は冷え込みと溜まっていた疲れで風邪を引いて寝込んでしまい、観光がほとんどできなかった記憶。
咳と熱の影響で苦しんでいるというのに仕事の電話は来るし、発熱のお陰で食べるもの全て味気ないしと、相当参りましたわ。まあ、その時の話はぺちこさんが書いてくれるでしょう。

さて、以前の台湾旅行時に高雄の江豪記臭豆腐で絶品臭豆腐を頬張ってきたわけですが、9月の高雄旅行時も懲りずに行ってまいりました。なお、ぺちお、ぺちこがどハマりした江豪記臭豆腐は、所在地はこちら。

江豪記臭豆腐 住所:高雄市新興區民生二路40號

 

まあ今回は、ぺちお、ぺちこ以外に同行者が2名いたわけですが、そちらの2名を不敵な笑みをしつつ、「絶品臭豆腐、食べに行こうぜ!」と誘ってみたところ、激しい拒絶をしていただきましたので、ぺちお、ぺちこのみでお店にやってまいりました。

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少々暗いところにあるお店なので、夜は見つけにくいかも。行く場合はご注意あれ。

 

お店の1Fにあるサービスカウンターでは、こんな感じのメニューが置いてありますので、お好みの物を選んでいきましょう。写真もメニューに載っているので、指差し注文でどうにかなります。

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臭豆腐のお店だから、臭豆腐を頼まなければならないといった決まりはありませんので、ご自身の好みに応じて注文されるが吉です。

 

今回は、
鴨血泡麵(前回の食事で学習したので不辣、いわゆる辛さ無しを選択)、小脆皮(揚げ臭豆腐)、川味臭豆腐包(包子)。川味は、四川風の味という意味らしい。四川風の肉まんですな。梅子冰(梅味のかき氷・・・?、安いから注文してみた)、手工臭豆腐春捲(春巻き)を食べることに。総計210元なり。ぺちお的には、鴨血泡麵だけでも十分だったのですが、折角の来訪なので、以前とは違ったものを注文してみました。

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つい、日本円に換算してしまう貧乏性。この時は、1TWD=3.2円くらいだったので、日本円にして650円弱の食事となりました。

 

カウンターで注文を終えると、お店の2Fに行くように店員さんに促されますので、階段を上って2Fのテーブルに着席。
店内はこんな感じになっています。なお、箸や小皿は、この写真の裏手くらいにある食器ボックスから、自分たちで持って来ます。

席と席の間隔に余裕が有るお店、珍しかったりする(個人的感覚)。なお、床は少々滑りやすいので、雨の日は注意が必要なり。

 

ワクワクしながら待つこと10分程度・・・

まずは、ぺちお大好き鴨血泡麵がテーブルに到着。
安っぽいインスタント麺が、スープを吸っていて非常に美味。
これがまた病みつきになる美味しさなんですよ。また、鴨血は臭みがなく、プルプルとした食感で食べやすい。ゲテモノっぽく見えますが、まったくそんなことはありませんな。
風味豊かなスープを吸いつつ、麺と鴨血を交互に食べると、台湾ジャンクフード満開です。
今回は不辣を選んだこともあり、スープの旨味を堪能できましたわ。

インスタント麺を馬鹿にするなかれ、このスープに合うのは、生麺ではない、インスタント麺だ!と言わしめる逸品。臭くないので、一般の方でも食べることが出来ます。

 

で、こちらはぺちこ大好物の小脆皮(揚げ臭豆腐)。
相変わらず、さくさく。そして、臭みが控えめで食べやすい。夜市の臭豆腐を食べるくらいなら、こちらのお店で食べるべきな感じ。無理にお勧めは出来ませんがね。

ここのクリスピー臭豆腐は、食感と風味(臭い)、タレのバランスが良く、食べやすい部類です。ぺちおが言うのだから間違いない(本当か?)

 

そして新鋭の川味臭豆腐包。これがまた臭くない。魔法でもかけているんだろうか。

不思議と臭わない不思議。臭豆腐はどこいった!?

 

相変わらず壊滅的な写真になっており、非常に申し訳ありませんが、このぎゅうぎゅうに詰まった餡がお分かりになりますでしょうか。下手なお店で小籠包食べるくらいなら、こっちのほうがお得感があるかも。臭豆腐もどこに行ったらと言った感じで、まったく臭わず。それ以上に、噛むたびに感じられるたっぷりの肉汁と、ボリュームたっぷりの餡のお陰で満足度高し。

臭豆腐が本当に入っているのか疑うレベル。美味しいです。

 

んでもってこちらがかき氷を想像していた、梅子冰。
あー、こおいうやつねと、ぺちこと二人で思った次第。
でも、味が濃い料理を食べているときに間食すると、この甘酸っぱい梅氷が美味しく感じる不思議。辛めの料理を食べた時なんかは、箸休めになるかもしれぬ。

例によって、おばあちゃんの家で食べる乾燥果物の味がします。もしくは、駄菓子屋の味。

 

で、今回食べた料理の中で一番と思ったのがこちら。手工臭豆腐春捲。
料理名を見て分かるように、臭豆腐の春巻きなんですよね・・・。

なぜ臭豆腐を巻こうと思ったのか、非常に疑問に思うところではある。

 

さて、臭豆腐春巻きという事で、食べる前は戦々恐々としていたぺちお・ぺちこですが、
口に運んだ瞬間に杞憂であることが判明。

 

こ、これは・・・。
やばい、旨い!!

 

臭豆腐の香りは全くせず、噛むたびに口の中に広がるのは餡の芳醇な香り。
パリっとした皮と、少し辛めのタレが相まって、これぞまさに新感覚フード

これはまったく想像していなかった結果です。
食べた瞬間に、臭豆腐の匂いで口の中が牧場的な感じになるんじゃないの・・・とか、疑いの目をしつつ、嫌そうに春巻きを箸でつまんでいたわけですが、予想しない結果にぺちこ・ぺちお共にガッツポーズ。ええ、周りの人にガッツポーズの瞬間を見られて、少々恥ずかしかったのはご愛嬌です。

食べるのが本当に嫌ですの図。写真だと表情が分かりませんが、苦虫を噛み潰したような顔をしています。

 

さて、久しぶりの江豪記臭豆腐でしたが、美味しくいただくことができました。
こちらのお店で食事をするのは2回目ですが、臭豆腐の名が冠についているけど、おいしく食べることができる料理があるのは驚きでございますわ。高雄に来たら一回は食べてほしい!とぺちお的にお勧め度が本気で高いお店です。

夜市で同じボリュームの料理を食べようと思ったら、下手すりゃ300元程度は必要になるわけで、しっかりと着席しながら料理を堪能できるのは、かなりポイント高しです。
夜市は夜市なりの楽しみはありますが、料理を純粋に楽しみたいというのであれば、なんだかんだいって、店舗で食べたほうが満足度は高いと思います。ええ、本気で。

まあ、繁華街から離れていたり、深夜帯は営業していないなどを差し引いても、江豪記臭豆腐の臭豆腐、一度は食べてみる価値はありかと思われます。機会があったら是非。

それでは!

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