九份でお茶をするなら山城創作坊さんがイチオシ(2013年編)

台湾グルメ

自分の書いた記事をいつも見返すたびに思う事。
誰も興味持たないだろうな!ԅ(¯﹃¯ԅ)うへへ

なんて思いながらも、たまにはホームランを打ちたいお年頃のぺちお。
ツーストライクに追い込まれたときの打率の低さは、ぺちこのお墨付きですが、
今回は皆様のお役に立てそうな記事を書こうかと思っております。

 

台湾に初めて旅行に行く方が一回は訪れる場所と言えば、九份
2013年に行ったときは、観光客の数も今ほどではなく、安心して観光が出来る感じでしたが、それ以降は何があったのか分かりませんが、いつ行っても芋洗い状態。
行くたびに、新宿駅構内かここは・・・とか、ここは池袋駅の乗り換え改札口じゃないのかと思うくらいの人混み。
区域自体が狭く、急傾斜の階段もあるので、普通に歩いていても足元が危ういことがしばしばありまして、地面が濡れる雨天時は、さらに危ない。他人事ながら、事故が起きないといいねえなどと思ったりします。

とはいえ、台湾北部の魅力的な観光地であることは間違いない九份。
ぜひ一度は訪れていただきたいところです。

九份で休憩はどうする?

さて、急傾斜が多い上に、やたら歩き回る九份で一息を入れようとすると、お茶屋さんに入ってお茶を飲むくらいしか方法がありません。
九份には、綺麗な景色を眺めながら、お茶を飲むことが出来るお店がいくつかあるのですが、利用客が多いために着席するまで時間がかかったり、隠れ家的な九份の雰囲気とはかけ離れた喧騒の中に身を置くことになります。

で、ぺちこが2013年にどこから探してきたのか分かりませんが、九份らしい隠れ家的な雰囲気を持つ草庵のような、非常に素敵なお茶屋さんを見つけてきたので突撃したわけです。

 

ちなみに記事にしていなかったのは、なぜかというと。
ぺちこ「記事にして利用客が多くなったら、自分たちが行った時にくつろげない!」

なんて身勝手なことを言うんだ、こいつは・・・┐(´д`)┌ ヤレヤレ
とは、目の前では言いませんでしたが、
ぺちこがそんな感じなことをほざいていたのでお蔵入りにしていたわけです。

 

お店の名前は、山城創作坊
所在地は、九份のメインストリートから少し離れた場所にありまして、好奇心が豊富な方か、散策が趣味でもないと見つけるのは困難。まあ、特徴的な所にお店があるので、一度行けばお店の場所を忘れることは無いかなと思います。
なお、2013年にお店を訪れた時は、陽が完全に暮れた夕方の時間帯に行ったので、お店の写真を取っていませんでした。ご容赦くださいませ。

 

山城創作坊 住所:新北市瑞芳區基山街193號

 

 

山城創作坊さんの茶室(カフェスペース)を簡単にご紹介

 

お店の1階には、非常に魅力的な陶芸品が置かれております。店主さんが陶芸家さんらしく、ご自身が焼いた陶器類を販売しているらしいです。
2階は創作の場所らしく立ち入り禁止。お茶を飲むことが出来る茶室は、3階にあります。
3階の茶室(カフェスペース)は、靴を脱いでの着席なのでご注意ください。

お店の1階で、店主さんか店員さんにお茶を飲みたいことを伝えると、3階の茶室に案内してくれますので、急な階段(足元に注意!)を上って3階に行きましょう。
息を呑むような見事な設え(しつらえ)に目を奪われるはずです。

初めて来た時、最初に口から出た言葉は、「綺麗だなあ・・・」

 

お店自体がこじんまりと小さいので、着席してお茶を飲むことが出来る人数は、多くても10数人が限度。でも、他の茶芸館と違って、来店する人が少ないのか、着席できなかったことはありません(お店的に良いのか悪いのか分からんが・・・)

可愛らしい茶器が並んでいます。1階で同様の茶器類が売られている場合もありますので、興味があったら覗かれると良いです。

 

室内の調度品は、どれも素敵。なお、他の茶芸館や飲食店と同様に禁煙です。タバコが辞められない止まらないという方は、以前紹介したことがある九份にあるお寺の敷地に喫煙コーナー(?)があるので、そちらで吸い溜めしておきましょう。

こんな部屋が欲しいなあとか思いますよね!

 

トイレは、3階の階段を上り切った左手にあります。この写真でいうと、右奥の扉を開くとトイレ。トイレの中はいつもお香が炊かれており、魅惑の香りが充満していまして、ぺちおのお気に入りスペース。同じ香りにするお香はどこに売っているのかと思うくらいです。

トイレ内は艶美な香りが充満しておりまして、細かいところの気配りが凄い。

 

着席すると、店主さんか店員さんがメニューを持ってこられるので、飲みたいお茶を選びます(写真はありません、ごめんなさい!)
どれを飲んだら美味しいのか分からない場合、リクエストをしてみてもいいかも。
これがいいよ!と教えてくださります。とっても親切。
また、店主さん、店員さんともに日本語が少しだけ通じますので、中国語に自信がない方でも大丈夫。変な心配はせず、安心して注文してくださいませ。

下手な中国語でも聞いてくれるので、練習がてらに中国語で頑張ってもいいかも!?

 

時期によっては、お茶菓子や、お茶請けの餃子もメニューに掲載されております。
お茶菓子を選ぶのに悩むようであれば、尋ねるのも手です。
ちなみにぺちお的には、茶梅をお勧めしたい。
ほんのり酸っぱい梅をつまみながらのお茶はクセになりますよ!

茶梅は、梅干しと違って、酸っぱすぎないので、梅干しが苦手な方でも美味しく食べられると思います。

 

これが当初食べることが出来た餃子。食べやすい大きさで、非常に旨味。
お茶に餃子・・・?と思うことなかれ、これがまた合うんですよ。

ボケボケの写真ですいません・・・。小粒サイズで食べやすい。なお、餃子は手づくりとのこと。

 

お茶は、最初に店主さんか店員さんが入れてくれて、入れ方も教えてくださいます。
そのあとは、お湯が無くならない限り、お茶を飲み放題。
お湯は、電気ポットタイプのヤカンに入っていて、テーブルごとに沸かしてくれます。

茶器が可愛い。茶器愛好家(本当か?)のぺちおとしては、欲しくてたまらない一品です。

 

お湯の量は、人数、時間などを計算して、店主さんか店員さんが適時様子を見てくれます。
まあ、お湯が少なかったら、足してくれるわけだが、赤字にならんのかと心配になる。
なお、お店を出る時の精算は、1階で行います。お忘れなく。

 

とまあ、のんびりとお茶をたしなみつつ、九份の美麗な景色を眺めながら一服できる、癒しの茶房、山城創作坊さんをご紹介させていただきました。
店主さん、店員さんの笑顔が素敵なお茶屋さんで、九份中心部から離れている所にあるお店ということもあり、喧騒とは無縁で静かにお茶を楽しむことが出来ます。
いつ飲んでもお茶が美味しく、茶菓子も美味しい。
座席横にある戸口の目の前は、遮るものがないので、非常に遠くまで景色を見渡せます(天気が良い日は、基隆港が見えます)
また、戸口が広いので風通りが良く、時期によっては心地よい風のお陰でうとうとするくらい、居心地がよいです。
興味があったら、こじんまりと隠れ家的な雰囲気がある、懐かしい雰囲気の山城創作坊さんでのお茶に挑戦してみてくださいませ。

なお、
お店でお茶を飲んだ後、残った茶葉は封をしてくださるので、持ち帰ることが出来ます。
なので、案外コストパフォーマンスが良かったりする・・・。

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