淡水 花枝道でジャンク度100%の揚げイカを食べてみた

台湾グルメ

 

すでに9月。良く考えたら、2か月前に台湾旅行をしたんだなあと、
しみじみと思い返す毎日のぺちおです。

さて、淡水で皆さんが見かけたことがあるものといえば、
デカいソフトクリーム、イカの揚げ物、牡蠣と言ったところでしょうかね。
ぺちコンビも淡水に来ると、河岸沿岸くらいしか歩いた記憶がなく、思い当たる食べ物はそれくらい。台北市内の夜市で食べられるものもあるわけで、淡水でわざわざ食べなくてもいいよねえ・・・と思いつつ、様々なお店を素通りしていたのが実情だったりします。

某有名店の軒先に並べられている貝類。なかなか大粒でございます。

 

しかし、折角来たんだから色々なものに挑戦したいと思うのがというのが常。
というわけで7月の台湾旅行時、いつも避けに避けていた揚げイカに挑戦してまいりました。

 

この日は淡水をほぼ素通りで金山観光。
とはいえ、名物と言われるようなものをほとんど食べなかったのは秘密。

見た目が脳みそチックな芋粿巧。なかなか見事な造形美である。

 

金山では、トイレネタを仕入れるため写真撮影などを敢行。
トイレの場所を確保しておくのは、観光の鉄則ですよ!

エチケットペーパーの携帯とトイレの場所の確保だけは忘れてはいけない。お洒落なパンプス、可愛いワンピースよりも優先度は高いのよ!

 

金山老街ののんびりとした景色を眺めながら歩きつつ、たまに小吃。
いいですなあ。久しぶりに観光らしいことをした気がしますよ。

芋でした。まさに芋。口の中がもっさり来る感じで、素朴な味わいでございました。

 

なお、老街の通りにある有名なアイス屋さんでぺちこを騙してドリアンアイスを食べさせたら、しばらく口を聞いてくれなかったのは秘密。

ドリアンアイスの味わいは・・・、なんかこう許せない感じ。あえて評するのであれば、玉ねぎ臭ステータス全振りと言ったところであろう。

 

短いながらも金山観光を楽しんだぺちコンビは、きっとまた金山老街に来るだろうなと思いながら、台北市内に戻るためにバスに乗って一路淡水へ。

台北駅近くのバス停からも直通バスが出ていますよ!観光に来るなら、混雑する休日を避けて、平日の方がいいかもね。

 

バスに乗って1時間弱で淡水へ到着。時間的に陽が落ちる瞬間を見ることができると思っていましたが、少しだけ到着が遅かった様子。甘かった!

夕方の5時、6時くらいに来ないとだめだな・・・。

 

期待していた夕陽を見ることが出来なかったので少々落胆はしましたが、折角淡水に立ち寄ったので、小吃しながら河岸を歩いてみることにしました。
まずはこちらのお店の海鮮香腸

いつもなら素通りだが・・・。

 

いつもならソーセージは別に食べなくてもいいかなあとか思っていましたが・・・。
これがまた味付けも良く、魚卵がプチプチとした食感でなかなかの旨味。
河岸を散歩しながらつまむにはちょうどいいサイズですし、食わず嫌いは良くない!と思わせる一品でしたな。値段は覚えていないけど。

なかなか悪くない。欲を言えばもう少し量があってもいいかなと思う。

 

塩気があるものを食べた後は、甘いものが欲しくなるわけですよ!
淡水と言えばこれ!な気がする巨無覇霜淇淋をゲットです。

淡水に来るたびにこいつを食べている気がする。堅実だしねえ。

 

注文した後、従業員のお姉さんがうにゅうにゅしているのを眺めていたわけだが、ほれぼれする腕前です。見る見るうちにソフトクリームの山が出来上がっていきます。

さすが慣れていらっしゃる。名人芸ですわ。

 

巨無覇霜淇淋は、観光地価格としては良心的な35元で安心の美味しさ。
芋好きのぺちコンビは、芋頭牛奶を買いましたよ!

振り返ったお子様が、お~、でけえ!!みたいな顔をしていたのが印象的である。

 

暑さで見る見るうちに溶けていくソフトクリームを平らげた後、そろそろ台北に戻ろうかと考えているとぺちこが一言。
「淡水でもう少し何か食わせろ!」
ああ・・・、胃袋に火がついてしまったんですね・・・。

下手に食事をしてしまうと、ぺちこ先生の胃袋が活発になってしまうので、食費が増大してしまうのが悩み。食べられる元気があるのは良いのだが・・・。

 

何を食べるって言ってもなあ・・・と思いながら駅に向かって歩いていくと、
駅近くの角地におあつらえのお店を発見してしまいました。
揚げ物ならお腹に溜まるし、満足度も高いはず・・・。

いつも見かけてはいましたが、高そうに見えたので避けていましたが・・・。

 

花枝道 住所:新北市淡水區公明街76號

 

しばらく店頭から離れたところに立って、「海鮮系は高いんだよなあ・・・。」などと悩んでいると、
「TOKYO NINJA!忍者ですか!?」などと、従業員の男性に日本語で話しかけられてびっくり。
成田空港で買ったTシャツに書かれていた、「TOKYO NINJA」の文字で観光客とばれたらしい(そんなTシャツを着ていくなというツッコミは不要です)
そのあとも色々と店員さんが話しかけてきて、「今度東京に行くんですが、お勧めの観光場所はありますか?」「日本語は子供のころにお父さんに勉強させられたんですよ!」などと会話が弾んだわけですが、すべて日本語でのやり取り。
しかし、台湾の人は凄いですわね。言葉が分かるのと、それを使ってコミュニケーションを取るのはまた別の問題なので、観光客相手とこれだけやり取りできるんだから、本当にすごいと思いますよ。

まあ、店の前で喋ってたら、他の従業員さんに店頭で関係ない話してんじゃねえ!邪魔なんだよ!みたいな感じで怒られていたのは可哀そうだったが。

爽やか男子でございました。彼がいなかったら買わなかったかもね!

 

というわけで、お兄さんの笑顔に負けてこちらを購入。150元なり。いい値段ですわな。海鮮系+観光地特価的な。でも最近は、台湾(主に台北)の物価が年々上がっているので、仕方ないところなのかもしれない。
ちなみに味見させてくれますので、お口に合わなかったら断念してもいいかもね。
また、店頭に並んでいる揚げ物は、揚げなおしてくれるので熱々のものを食べることが出来ますよ!

まあ、いい値段ですわ。欲を言えば、100元くらいだとお手軽感が上昇する気はしますな。

 

まあ、食べて行きましょう。

実食開始!

ŧ‹”ŧ‹”(*´・ч・`*)ŧ‹”ŧ‹”

!?

 

おおっ!?

ジャンク飯だな!
あ~でも、なんか許せる!
台湾人の人からすると許せないであろう硬めの肉質が良い!
歯応えが堪らん。結構量もあるし、こりゃ食べごたえがある!
噛むたびに感じられるイカの旨味はなかなかのものですぜ。
かけられているスパイスがとても香ばしく、揚げイカ自体の味が濃い上に塩気も強い。

ジャンク度100%ですなあ!

揚げられているバジルもいい香りがするんですよ。
揚げイカと交互に食べると、バジルのスパイシーでありながら清涼感溢れる香りが、
揚げイカの旨味、甘みを強調してくれてさらに旨味!

まさにこれは、

油、塩、添加物!(褒めてんのか・・・?

健康志向の人が多い台湾で、わざわざこのジャンク過ぎる物を出す勇気に脱帽ですわ。
あ~でもね、いかにも(イカだけに)と言ったジャンク飯なんですが、案外悪くないです。
味が濃すぎる嫌いはありますが、塩分補給にもなるので熱中症対策にもピッタリかも?

味の濃さがかなりのパンチ力。とにかくジャンクとしか言いようがない。

 

ご馳走様でした!

いやあ、悪くはないですよ。
思った以上に美味しくいただける。
最初からジャンク飯という認識があれば、満足は出来るかと(値段は置いといて)

健康志向の台湾人の方からすると、
柔らかくないから駄目!スパイスが強すぎ!油っぽい!という感じで評判が芳しくないようですが、逆にそれが好物であれば、かなり美味しくいただけるといったところですね。
油っぽいというのは揚げ物の宿命ですし、夜市で食べる揚げ物と大差はないはず。

イカの歯応えがしっかりしているので好みは分かれるかもしれませんが、
味の濃さと相まって、食べごたえはかなりあると思います。
バジルもいい仕事しているので、ジャンク飯としての完成度はイイ線行ってます。

もし淡水を訪れることがあったら、
花枝道でジャンク度100%の揚げイカを食べて塩分補給も悪くないかもね!

それでは!

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