苗栗 三義駅近くにある品味冰站で火龍果冰沙を飲んでみた

台湾グルメ

9月に台湾旅行に行ったことで少しは体力が回復したぺちおです。こんにちは。

昨今、台湾観光の人気が熱を帯びてきてはいますが、観光と言えば台北と九份みたいな傾向は変わりませんなぁ(台南方面も最近は盛り上がっているようだが・・・)
台北に行けば何でもそろっているし、交通機関は充実しているし、情報は揃っているしと、どんな観光をするにしても便利なのは分かりますが、たまには他の地域に目を向けてみてはどうだろうと思う今日この頃。

なお、日本人観光客が成田空港から高雄方面に直接行くことが少ない影響なのか、タイガーエアの成田-高雄便も運行数が減ってしまい、運行数が減った影響でタイガーエア、バニラエア共に、成田-高雄間の航空チケット価格が高止まり。復興航空(トランスアジア)が復活してくれないかなあなどと常日頃妄想しております。

この記事は2018年9月の台湾旅行時、常々行きたいと考えていた台湾中北部に位置する都市、苗栗のある地域に行ってきたときの話です。

その日は快晴で、少し歩くだけで汗が滲んでくるくらいの暑さ。ぺちコンビが9月末に行く台湾はいつもこんな感じ。他の方に言うと羨ましがられますが、悪天候になったことが無いのが不思議です。

雨が降ってくれると気温が下がるんですけどね・・・。思い通りにいかない・・・。

 

宿泊地である台中から苗栗の三義までは、台湾鉄道の区間車で40分~50分程度で行くことが可能ですが、今回もあえてバイクで向かうぺちコンビ。
電車の方が安全かつ早いことは分かっていますが、地域観光しようとすると徒歩だけだと厳しいんですよね。単に欲張りなだけですがね!

郊外にまで出ることが出来れば危険性が大幅に低下。そして信号が日本より少ない上に、バイク専用レーンもあるので走りやすいんです。

 

13号線をひたすら北上中、工業地帯の一角に行列が出来ているお店を発見。かなり人気があるお店のようで、客足が途絶える様子が無かったため行列に並ぶことを断念。また今度来た時に食べてみることにしよう・・・。

よく考えると、客家料理ばかり食べていた気がする・・・。地域的に仕方ないか・・・。

 

先ほどのお店に入店するのは断念して北上を再開すると、色々とお店が並んでいる場所に辿りつきました。実は三義は、木彫りで有名な地域とのこと。道路の両側には、木彫り製品や、沉香(日本漢字で書くと、沈香。いわゆる香木)のお店が軒を連ねています。色々と立ち寄ってみたいところですが、ここも我慢。

匂いフェチのぺちお的には、沈香が欲しいところ。でも高級品なんですよね、沈香。

 

少し進むと、三義木凋博物館の看板が見えてきました。三義木凋博物館は、台湾で活躍される木彫り芸術家の方たちが展示会などを催したりしている所らしく、観光名所となっているとのこと。なお、台湾だけでなく、日本やアメリカなど、世界各国で活躍されている木彫り芸術家の方たちの作品も展示されているようです。しかし、ここでも寄らずに我慢。まだまだ北上します。

いつもなら寄り道をするところですが、寝坊した影響で先を急がなければならない・・・。

 

木彫りの誘惑に後ろ髪を惹かれつつも、そのあとしばらくバイクを走らせると台湾鉄道の三義車站に到着。なんとも印象的な形の駅舎が特徴的。台中駅近辺からバイクで、1時間30分弱で到着です。ちなみに、現在運行している台中までの路線は、台中線までの複線化に伴って1998年ごろに新しく開通した路線らしく、以前は勝興老街で有名な勝興車站を経由して、三義から台中までを結んでいたそうです。

で、現在廃線となっている勝興車站を経由する路線は、舊山線(旧山線)と呼ばれていますが、これは彰化駅と竹南駅を結ぶ路線のうち、山側を通る路線の旧路線であるための様子。ぺちおもここまで来てやっと理解しました。いやこれ鉄オタ手前にならんと分からんわ!
*彰化駅と竹南駅を結ぶ路線は、台中駅、苗栗を経由する山線と、清水(高美濕地最寄り駅)を経由する海線の2路線が存在します。

ほぼ区間車しか停車しません。自强號に乗ろうものなら確実に通過してしまうのでご注意。

 

さて、三義周辺でもぺちコンビなりに色々と暗躍しましたが、その話は端折ることにしておいて、駅近くにひんやりスイーツが堪能できそうなこちらのお店を発見。早速、ぺちコンビ突入であります。

観光の肝は美食。花より団子ですよ!

 

う~む、店頭にあるあのパネルはお勧め品だろうか・・・。

都市部のドリンクスタンドと違って殺風景。でもそれが良い。

 

近づいてパネルを凝視してみたところ、これらは全て、沙冰(スムージー)の様子。なんかやたら安いんだけど、気のせいか・・・。なおパネルで紹介があるのは、芒果(マンゴー)蔓越莓(クランベリー)奇異果(キウイ)火龍果(ドラゴンフルーツ)百香果(パッションフルーツ)の4つ。百香果にはいい思い出が無いので除外するとして、どれにしようか・・・。

無糖の百香果茶(パッションフルーツティー)の酸っぱさに痛い目を見たことがあるので、パッションフルーツは避けるようになりました。自爆ですが。

 

他にも、蝶豆花(バタフライピー)のスムージーもある様子。まあ、バタフライピーは色がカッコいいだけなので除外だな・・・。

先日までは西瓜(スイカ)もあった様子。西瓜があったら、いの一番に注文したのだが・・・。

 

店内はこのように綺麗に整理整頓されておりまして、非常に期待が出来る様子。ぺちこさん、はやく注文してくださいよ!

ぺちこさんの語学力向上のため、注文は全てぺちこさん任せです。面倒なわけではない。

 

メニューを見ると、おすすめのスムージー以外にも色々な商品がある様子。しかし、すでにぺちおの飲みたいものは決まっています・・・。

胃袋が10個くらいあるのであれば、10品くらい注文するのですが・・・。

 

と言うわけで注文したのはこちらの・・・。

火 龍 果 沙 冰

飲むと舌の色がホラーな感じになる憎い奴。
色だけ見ると非常に毒々しい。色合いはともかくとして、さっぱりしたい時は、マンゴーよりも確実にこちらの方が個人的にはお勧め。
*ドラゴンフルーツは、果肉が白のものと赤のものがありますが、甘味が強く飲み物に使われるのは赤い果肉のドラゴンフルーツです。

こうしてみると激しい色使い。絵具かペンキをぶちまけたような色をしています。

 

しばらく眺めてみる・・・。うむ、かなり激しい色合い。ドラゴンフルーツの美味しさを知らない人が見たら卒倒しそうな禍々しさであります。しかしこれが美味しい!

手で持っているとひんやり・・・。あ~、早く飲みたい!

 

では、久しぶりの

台湾ドリンク実食!

ゴクゴク・・・・・(´ノ◎ヽ`*)

 

!!!
ぺちおの下手な解説は不要でしょう。
ドラゴンフルーツのサイケデリックな香り、爽やかなで優しい甘みが全て凝縮されています。
お茶系の飲み物だと感じづらいドラゴンフルーツの甘味、旨味が、スムージーとなっていることで全身全霊で堪能できます。そして、とにかく喉越しが素晴らしい!
ドラゴンフルーツ全てを凝縮した香り高いシャーベットが、喉を滑り落ちるたびに感じられる快感と感動、これはまさに・・・

 

オーロラエクスキューション!


セブンセンシズ
に到達しているであろうと考えられる美味しさと中毒性のある喉越し。
細かに砕かれたシャーベットが胃の中に降り立つごとに、あれだけ暑く感じた体のほてりが静まるのが分かる。これぞまさしく水と氷の魔術師!これは見かけたら必飲ですよ!

飲んだ瞬間に小宇宙(コスモ)が高まるのが分かったくらいの美味さ。こりゃ素晴らしい。

 

ご馳走様でした!!

久しぶりの台湾ドリンク、出だしから好調であります。

とにかく喉越しがイイ!
これを飲んだら普通のお茶は飲めなくなるほどの快感です!
そして凝縮されたドラゴンフルーツの甘味と爽やかな香り。
一度飲んだらハマること間違いなし。

もし、夏に三義を訪れることがあったら品味冰站で火龍果冰沙、是非とも挑戦してみてくださいね。暑い夏にぴったりの逸品ですよ!

それでは~。

 

品味氷站 住所:苗栗縣三義鄉中正路120號

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