高雄 人來走走手作雪花冰刨冰の西哈帝國でスイカとメロンを思う存分堪能してみた

台湾旅行記_2019年10月

 

晴れ間が広がって、洗濯物と布団が良く乾く日が続いていますが、いつもこれくらいの陽気ならいいのにと思う次第。でも、天気が良い日が続いているからと言って洗濯物を溜めはじめると天気がいきなり崩れる法則。油断は大敵です。

 

この記事は、2019年10月高雄旅行の時の話です。

 

小琉球に行った後、帰り道の途中で寄った光華觀光夜市で思う存分暴飲暴食をしたぺちコンビでしたが、一度火が付いた胃袋はまだ収まりません。
何かが足りない・・・。そうです・・・、体が求めているのは〆のデザート!

 

ということで、〆となるデザートを探すために夜の高雄へ繰り出したぺちコンビが見つけたのは、國立高雄科技大學近くにある「人來走走手作雪花冰刨冰」という、入り組んだ小路沿いで営業している隠れ家っぽい雰囲気があるお店です。

 

お店の所在地が一般的な観光客が来にくい場所の割には、案外口コミが多いのが不思議なところではあります。鉄道やMRTの駅から遠いのに、皆さんどうやってこの店を見つけたんでしょうかね・・・。

 

人來走走手作雪花冰刨冰 住所:高雄市三民區昌裕街186號

 

さてお店の中は、こじんまりとしつつも、いろいろな「好き」が詰まっていて、ワクワクする感じ。遊び部屋みたいな、楽しそうな雰囲気が印象的です。

 

使い込まれている商品メニューも、レトロな感じのする紙材に色使いで味があります。そしてかき氷はどれもこれもおいしそう。悩ましい・・・。

 

なおぺちコンビは、メニューにデカデカと写真があった、
季節限定の西哈帝國旺中找茶を注文することに決定。
季節限定ですからね・・・。季節限定・・・。

定番品を注文するか、限定品を注文するか・・・、永遠のお題目です。

 

で、こちらが西哈帝國旺中找茶

西哈帝國は、
スイカ(西瓜)、メロン(哈密瓜)の上にマシュマロやバニラ味のアイスクリームがミルクかき氷の上に載せられており、スイカとメロンに薄くかけられたコンデンスミルクが描く美しい模様が特徴的。

旺中找茶は、
パイナップル(鳳梨)、砂糖で煮詰めたパイナップル(糖煮鳳梨)、塩チーズクリームフォーム(海鹽起司奶霜)、キウイ(奇異果)ミルクティーかき氷(奶茶雪花)の上に載せられたり、刺さっていたりします。あと、パイナップルが大きくて存在感が凄い・・・。

 

では、実食タイムです。

旺中找茶は、塩チーズクリームフォームのおかげでかなり大人っぽい味となっています。
ミルクティーかき氷の風味と塩チーズクリームフォームに含まれる塩気が絶妙なバランス。
甘さ一辺倒ではない所に匠の技を感じますなあ。
大きく切られたフルーツも食べ応え十分で、酸味が豊かなパイナップルとキウイはかき氷の味わいを豊かにしてくれています。
また、塩チーズクリームフォームに添えられているミントの葉とパチパチする飴が特徴的。
遊び心満載の通なかき氷!と言ったところでしょう。

 

次に西哈帝國・・・、

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あっさりとした食べ口のスイカとメロンを口に頬張ったときに広がる爽やかな香りが何とも心地よいですなあ。瑞々しい果実から溢れ出る素朴な甘みの果汁も好印象。油っこいものを食べた後の口中がさっぱりします。
また、果物的に不足しがちな甘みをコンデンスミルクがしっかりと補完していて、淡泊になりがちなスイカとメロンをしっかりとサポート。
そして、こちらもやはり淡泊になりがちな風味をミルクかき氷が下支えしておりまして、清廉ながらもデザートであることをしっかりと主張する魅惑の一皿になっております。

まさにスイカメロン帝国

単なるかき氷に収まりきらない西哈帝國。
旺中找茶を超えるスマートな味わいが非常に印象深かった・・・、ごちそうさまでした!

見た目とは裏腹にボリュームのあるかき氷。一人だと完食は難しいかも・・・?

 

ご馳走様でした。

高雄かき氷ハシゴ祭りの先鋒だった、人來走走手作雪花冰刨冰の旺中找茶と西哈帝國。
凝った盛り付けに負けない味わいが印象的でした。
綺麗な見た目と遊び心が満載のスマートな大人向けかき氷。
機会があったら是非お試しを。それでは!

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