台南 八寶肉包で有名な克林台包の麻辣臭包子を再び食べてみた

台湾グルメ

こんにちは。
まとめ記事を書いたはいいが、書いているうちに構成を変える必要性が出てきたり、一部を直したら全部を直さなければならない状態にも陥り、ひたすら確認作業をしなければならない状態になっていたぺちおです。
おまけに番外編なんてものも書く羽目になってしまい、思い付きでまとめ記事なんて書くものじゃないと再認識した次第です。

 

さて本日の記事は、さらっと台南グルメネタです。

 

行き当たりばったりで観光をすることに味を占めたぺちコンビ。この日も思いつくままに各所に向かいました。
最初に訪れたのは、朝から虱目魚(サバヒー)料理が食べられるんじゃないか?と思わせる様な施設名の虱目魚主題館

結果として虱目魚料理を食べることは出来ましたが、虱目魚主題館自体は虱目魚を題材とした博物館の様な施設。珍しく食欲より観光を優先することになり、ぺちこさんもご満悦です。

虱目魚主題館の至るところにいるネコの真似をするぺちこだが、ぺちおに殴りかかろうとしている姿に見えなくもない。

 

虱目魚料理を食べて眠気が出てきたぺちコンビ。億載金城(億載金城見学には入場料が必要です。ご注意ください)でお昼寝タイム。大きな木の横で見つけたベンチがちょうど木陰になっていて(˘ω˘)スヤァに最適。
海(億載金城は海近くにあります)から吹いてくる、頬を優しく撫でる様な風も相まって、ここはまさに天国かと思うほどの快適さ。日が暮れるまで、ここで寝ていようかと思ったくらいです。

涼しい・・・。ここから動きたくないよ・・・(˘ω˘)スヤリィ~ノ

 

他にも白鳥ボートを漕いだり砲台と戯れたりと、億載金城での観光を思う存分満喫したぺちコンビ。まだまだ時間があることをいいことに、今まで行ったことが無い遠い場所に行くことを思いつきます。その中で候補に挙がったのが、塩田風景が非常に綺麗な事で有名な七股區。
という事で、台江國家公園の綺麗な景色を横目に四草大道を北上開始です。

途中で見かけた鹽田生態文化村(塩田生態文化村)では、台南産塩を購入。そういえば台南は塩の産地だったなあ・・・。

 

途中経過は省略させていただくとして、七股區に到着したぺちコンビが向かったのは、何を思ったのか有名どころの七股鹽山ではなく、臺灣鹽博物館(台湾塩博物館)。
これはこれで楽しかった。七股鹽山にはまた来ることにしましょう。

なんとなく不思議な味わいがある臺灣鹽博物館。結構広いです。

 

臺灣鹽博物館見学が終わった後、併設されている鹽生活體驗館で鹽鹵豆花を食べ切ったころにはすでに日が暮れ始めており、台南中心部に戻る際に必要な所要時間も考慮するとお帰りの時間。暗くなるとバイクの運転も難しくなるので、臺灣鹽博物館を後にしました。

とはいいつつも、帰り道途中にある觀夕平台(観夕平台)に寄ったのは言うまでもない。到着した時はすでに夕陽が落ち切っていたので、夕暮れ時の景色を見ることは出来ませんでしたけどね。もう30分到着するのが早ければ・・・・・。

ぺちこにひたすら間に合う!を連呼してましたが、間に合いませんでした(ノ_・。)

 

觀夕平台(観夕平台)を後にしたぺちコンビ。
お次は晩ご飯ということで有名店の莉莉水果店に向かい、綜合水果と綜合豆杏仁牛乳冰を食べてみました。でも、これだけで満足が出来るわけが無い・・・。

レトロだけどもお洒落風味もある莉莉水果店。女子受けしそうな気がします。

 

下手に胃袋を刺激したことで、食欲を抑えられなくなったぺちコンビ。
莉莉水果店の近所を見渡してみると、見たことがある風景であることに気づきます。

何度も台南に来ているんだから、近い風景が脳裏に残っているでしょ?と思われると思いますが、そんなことはありません。
毎日のように見ていれば違いは判るでしょうが、年に数回しか訪れない場所で覚えているってのは結構なものですよ!

話を戻すと、莉莉水果店の近隣に林百貨店という有名なお店がありまして、以前の台南旅行時、林百貨店を見に行くときに近隣を歩いたことがあったのです。

記憶が確かであれば、
ぺちコンビが林百貨店近くにあったあるお店で食べて衝撃を受けた食べ物を売っているお店があるはず・・・。

以前に何を食べたかを、新しく何かを食べる端から忘れていくという、脳の新陳代謝が非常に良いぺちコンビですらいまだに強く記憶している衝撃的な食べ物・・・、

それは・・・、

麻辣臭包子!!!

普通に食べれば美味しくいただけるものを、なぜか臭豆腐っぽいものを具にしてわざわざ臭くしたという素晴らしい(?)包子ですよ!
なぜかわからないけど、非常に印象深かったんですよね・・・。あの臭さが!

毎回台南に来るたびに探していたのですが、今回やっと特定することが出来ましたよ~(∩´∀`)∩

では、その素晴らしい麻辣臭包子を台南で販売されているお店をご紹介しておきましょう。
そのお店は、南門路脇に居を構えている克林台包でございます。

この門構えだけは非常に強く覚えていました。やっと見つけた!

 

克林台包 住所:台南市中西區府前路一段218號(孔廟斜對面)

 

お店の前はこのような感じになっておりまして、イメージキャラクターっぽい絵が至る所に描かれています。

お店の前にベンチがあるのも以前通り。案外覚えているものですね。

 

注文、支払いをするカウンターはこちら。持ち帰りもできます。そして、カウンター前にあるベンチで座って食事をすることも可能です。

これだけ見ると、持ち帰りが出来る変哲の無い包子さんです。

 

克林台包は60年以上続く老舗有名店らしく、台南の人にかなり人気があるお店だそうです。
ちなみにお勧めは、八寶肉包(色々な具材が入ったに肉まん)とのこと。他には台灣水晶餃も人気があるそうです。

カウンター上にあるメニューに注目。お目当ての麻辣臭包子がありました。まだ残っているという事は、人気があるのかもしれない!?

 

お店の看板を見ると分かるように台灣水晶餃押し。
モチモチで透き通った生地で包まれた水晶餃は、日本で食べることが出来る一般的な餃子と見た目も味わいも全く違うらしい。なぜか今回は食べないけどね・・・。

今思うと麻辣臭包子以外も買っておけという話です。

 

包子以外に店内ではパンも買える様子です。営業終了間近だったので、パンはほぼ売り切れていました。店内の灯りも消されていて、すでに営業を終了する気満々です。なお、お店の営業時間は、AM8:00~PM21:30

まだ9時前なんだけどなあ・・・。

 

店頭にはイメージキャラクターと思われる女性が3D化しており、なにやら惜しい感じになっていました。2Dイラストだと可愛く見えるのに・・・。

目がデカすぎ。口紅塗りすぎ。服が天道虫!

 

どうしようかなあと思いつつうろちょろしていると、店内ではすでにレジ閉め途中の様子でした。こりゃ早く注文しないと食べられなくなる。ぺちこさん急ぎましょう!

営業終了30分前だけど店じまいだよ!というオーラを感じます。

 

という事で意を決して注文したのがこちらの麻辣臭包子
なぜ八寶肉包とか、台灣水晶餃とか、お店の看板ともいえる商品を注文しない!などいうツッコミは不要です。
以前食べた時に感じた印象が強くて、食べたくて食べたくて仕方がなかったんですよ!

ぺちこの夢にも出てきた臭い奴。このままの状態であれば臭わないがな!

 

さて、肉まんとひたすら睨めっこをしていても仕方ありませんので、
早速いただくことにしましょう・・・

 

実食開始!

(๑´皿`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

 

!?

 

うおお!!!

臭いわあああああああああ!!!

臭豆腐好きなら分かるはずの例の香りが餡から立ち上ってきて、非常に臭い!
そして口に入れると臭いし辛い!
頬張るたびにあの匂いが口の中に広がります!
噛むと滲み出る甘味すら感じるジューシーな肉汁・・・、しかし肉汁もあの匂い。
でも、なぜか分からないけど、餡の味と風味(臭み)のバランスが取れていて、ついつい食べてしまう。なんだろうこれ、魔法でもかけられているんじゃなかろうか・・・。
美味しいと言えば美味しい。しかし臭い。そしてなんか癖になる!

相変わらず臭いけど、なんか知らないけどハマる!

 

ご馳走様でした!!

久しぶりの麻辣臭包子。記憶していた通りの臭さで安心しました(?)
まさに有名店と思わせるの実力の片鱗を感じさせる味で、肉まんとしての完成度は非常に高かったです(匂いを除けば)でも、臭みの元(臭豆腐でしょうな)のお陰でコクと旨味が出ていたのかもしれない。
お陰様で、なぜかあの臭い麻辣臭包子を定期的に食べたい中毒にかかっておりますよ・・・。
とくにぺちこさんは大のお気に入りの様子で、
写真を見せるたびに、「食べたい!食べたい!」と発狂する始末。
また食べに来ないといけないなあ・・・。

ちなみに少々大袈裟に書きましたが、口に含まない限りは臭くありませんのでご安心ください。食べた後に歯磨きはした方がいいけどね。

さて、更なる台南美食を開拓したいのであれば挑戦してみる価値アリ(?)と思わせる克林台包の麻辣臭包子、皆様も機会があったら一度は口にしてみてはいかがでしょうか。案外ハマるかもしれません。普通に八寶肉包を食べた方が安全とは思いますがね・・・。

それでは!

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