台南 新町鹹粥で牡蠣エキス満載の鹹粥を食べてみた

台湾グルメ

ぺちおは、
牡蠣が大好きだあああああああああああああああ!!!

ぺちこは、
牡蠣が苦手だああああああああああああああああ!!!

こんにちは。
しばらくの間は、勢いだけで記事を書いて誤魔化そうと企んでいるぺちおです。
今日の記事は、牡蠣と言えば台南!ということで、台南グルメネタです。

台湾の朝ごはんの代表格、思いつくものはいくつかありますが、
日本人でも違和感なく食べることが出来るのは、お粥。
当たり外れが少なく、様々な具材を使って色々な味も楽しめるので、
食べるものに悩みがちな朝食には最適。しかもお手軽と来たもんだ。
とはいえ、美味しいお粥を探すのは一苦労。
そんな時は、ぺちこを犠牲にすることによって美味しいお粥を探すのが定石。

というわけで、ぺちこを犠牲にしつつも、
台南の中西區界隈で評判のお粥を食べてまいりました。

 

お店はこちら。
台湾鉄道の台南駅からは、かなり距離が離れているので、徒歩で向かうのは非現実的。
タクシーを使って行くか、
台南の公共レンタサイクル、「T-Bike」を利用して行くのが妥当だと思われます。

 

新町鹹粥 住所:台南市中西區大勇街83

 

 

これは店頭から伺える店内の様子。
お店に来た時はAM10:30頃でしたが、
ほとんどの座席は埋まっており、地元民に大人気のお店であることが分かります。
まあ、観光客が避けることが多いのではないかと思われる様相の店です。
なお、営業時間が午前5:30~午後1:30までと短め。
いわゆる朝ごはん屋さんですな。

どの時間もお客さんで一杯の店内。回転率は高い様子なので、座れなさそう・・・という場合でも、少し待てば着席は出来ると思います。

 

食べることが出来る料理は、お粥以外は定番のものばかり。
魚~に使われている魚は、台南名物の虱目魚(サバヒー)なんでしょうかねえ。
なお鹹粥(おかゆ)は、50元なり。

お粥以外も美味しいそうですが、お粥だけでお腹いっぱいになる可能性があります。ご利用は計画的に。

 

先に注文・支払いを済ませる方式ですが、着席を先にしても良いようです。
そのため、店内で食事をする場合は、席を確保してから注文するようにした方が安心です。

座ったら、お店の従業員の方が何にするか聞いてくる場合もあります。まあ、このお店に来る人であれば戸惑うことはあるまい。

 

店頭には、持ち帰り(外帶)用のお粥が沢山用意されていました。
しばらく観察していましたが、お粥を持ち帰るお客さんはかなり多い様子で、持ち帰りをする人たちの客足が途絶えることはありませんでした。

店内で食事する人より、持ち帰りする人の方が多いのではないかと思うくらいの大盛況ぶりです。

 

さて、お粥到着でございます。
なんか、お米より具の方が多く見えるんだけど気のせいかな・・・。
お米以外に魚肉と牡蠣、ネギが入っていますが、
お米よりお米以外の具材の方が多いのでは?と錯覚するくらい具沢山ですな。

ここまで具沢山なお粥を見たことが無い気がする。

 

では、いつも通りに実食開始と行きたいところですが、

問題がありました。

実は、お粥を食べた日は、連日の暴飲暴食によって体調が芳しくなく、食欲が減退気味。
そして少々気分が悪かったこともあって、外れ的なものを口にした日には、立ち直れなくなりそうだったんです。

そこで閃いたのが、ぺちこを生贄にすること。
ぺちこが食べて安全なのであれば、ぺちおも大丈夫のはず!

というわけで・・・

ぺちこさん試食お願いします!(^^v

 

とはいえ、不穏な空気を感じ取ったのか、ぺちおが食べたくない気配を隠しつつ、
美辞麗句を並べ立ててのご機嫌とりにも動じないぺちこ。
なかなかお粥を口にしようとしません。

なかなか手ごわいな・・・(;´Д`)

 

あっ!

ぺちこは牡蠣が苦手だったああああああああ!!!

 

実はぺちこは、牡蠣が大の苦手
以前は大好物だったのですが、ある時に食べた生牡蠣で大当たりしてしまい、三日三晩寝込んだことで、牡蠣を見るたびに怒りを感じるようになったとのこと(でも、嫌いにはなれないらしい。ツンデレか!)
それ以降は生牡蠣だろうが、煮牡蠣だろうが、牡蠣フライだろうが、牡蠣と名が付く食べ物をを避けつづけて三千里。

牡蠣が苦手なのに、なぜ牡蠣お粥のお店を見つけたんだと(ぺちこがお店を指定)、ツッコミどころ満載の展開ではありますが、牡蠣お粥であることは知らなかったとのこと。

とはいえ、ぺちおもババは引きたくないわけで・・・。


ぺちお「ぺちこさん、頼んだお粥が冷えちゃうよ。仕事の電話(嘘)をしてくるので、先に食べておいてね。自分の分は後で注文するから大丈夫♪(ニヤリ」

 

では改めまして・・・、
ぺちこさん試食お願いします!(まさに外道

とはいえ、お粥から立ち上る美味しそうな匂いには抗う(あがらう)ことは出来ない・・・。

 

ぺちこさんの邪魔はしまいとそそくさと席を外し、お店の外から飛雄馬のお姉さんのように電話をするふりをしながらぺちこさんを見守っていると、ぺちこさんが覚悟を決めた様子。

 

ぺちこ「いただきます!!!(涙目」
ぺちお「(´-`).。oO(骨は拾ってあげるからな・・・!)」
ぺちこ「!!!」
ぺちお「(!?)」
ぺちこ「美味しいいいい、やばいナニこれ。やばいんだけど!(語彙少なし」

 

いきなりぺちおを見つめてニンマリしたぺちこさん、あれほど苦手だった牡蠣もなんのその、親の仇のように牡蠣お粥をむさぼり始めました。

ちょおおおおおおっと、まったああああああ!!!
ぼくにも食べさせろおおおおおおおおお(自爆

ぺちこの異変を感じ取り、素早く席に戻るぺちお。
あともう少しで無くなりそうだったお椀を間一髪で奪い取ることに成功しました。
お椀を奪回した後も、ぺちこの非常に激しいクレクレ妨害攻撃にさらされましたが、
ぺちこの隙をついてお粥を口にすることに成功。

期待のお味は・・・、

 

!?

おおお、これは美味しい!!

 

一口すすると口の中に広がる牡蠣の風味。
海が凝縮されたかのような、芳醇な香りがなんとも贅沢。
また、一度食べたら止まらないと思わせるほどの濃厚な旨味。
脇役のネギもしっかりと臭みを抑えており、具材の美味しさが引き立つ。
風味豊かな具材と、しっかりと味が滲み込んだお粥を口に運ぶたびに、
母なる海に抱かれているような感覚に陥る・・・

 

まさにこれは・・・、

媽祖の恵み!

台南飯とは思えない強めの塩気もぺちおの食欲を直撃!

こりゃあヤバイ!お代わり必須だぜ!!

パネェ認定のお粥。衝撃的な、凝縮された牡蠣の旨味を味わってみるべし!

 

 

ご馳走様でした!!!

もうね、下手な揚げ物や、脂っぽい食べ物を朝ごはんに食べる位なら、このおかゆ食べた方がいいよ!と思わせるような美味しさでしたね。
余りに美味しすぎて、5杯分くらいお持ち帰りしようと思ったくらい。
また、台湾観光時は、夜中まで暴飲暴食(ぺちおだけ?)を繰り返すことが多いわけで、
油條+豆漿などの揚げ物セットなどのボリューム感がある食べ物より、こっちの方が確実に食べやすい。一度食べたら、確実にハマるクオリティでしたので、苦手意識が無い人であれば、是非とも味わっていただきたいと思います。イチオシです!

牡蠣で当たったことがあり、苦手意識を持っている人にお勧めは出来ませんがね。
特に、牡蠣に当たった時には、旅行が全て台無しになる可能性もあるので、無理は禁物です!

なお、観光客に大人気の蚵仔煎(台湾の牡蠣オムレツ)ですが、牡蠣が半生だったりすることもあるので、しっかりと火が通っているこっちの方が安心かもしれない。分からんけど。

それでは!

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