久しぶりに記事を書いていたら首と肩を痛めてしまい、年を取ったことを感じつつあるぺちおです。こんにちは。
まあ、なぜ腰を痛めたかと言うと、思い切りリクライニングを利かせた椅子に座って記事を書いていたことが影響しております。
生来のナマケモノであるぺちおですが、最近は疲れでナマケモノ率が上昇。堕落した姿勢で記事を書いているうちに首と肩に負担がかかり、超絶に激しい肩こりも発生。
そして肩に無理な力が入るようになったことで、寝返りがうまく打てずに首がひん曲がったというオチ。アンメルツが手放せない日々が続いております。
さて、瑞芳と言うと、九份や十分観光時の途中にある街ですが、台湾鉄道を利用しない限りは、下車して観光することは無いかと思われます(最近は台北から九份に向かうバスの種類や本数も増えたのでなおさらでしょうな・・・)
しかし、よくよく観察していくと案外美食の宝庫のようで、今年の9月に台湾旅行に行った時に遭遇した米粉(ビーフン)は、安いし、旨いし、早いしといいことづくめでした。
この日はぺちこの運転するバイクの後ろに乗って九份へ。安全志向なのか怖がりなのか分かりませんが、ぺちこさんは他のバイクを気にして少々危うさを感じさせる運転。ぺちこさん、周りの事よりも自分の正面90℃くらいの安全性だけ確保して飛ばした方が安全ですよ!
途中、タクシー、バスと激しくやりあいながらも台北市内をなんとか抜けきったぺちコンビ。
汐止を越えたあたりで交通量が大幅に少なくなってひと安心。百福駅を越えるとさらに交通量が少なくなり、まさに郊外と言ったところ。これくらいの交通量なら、ツーリングものんびりとできますね。
そのあともしばらくバイクを走らせているうちに九份の裏手に到着。山道を2ケツのスクーターで走るのはかなり怖い。まあ、8月に山梨県都留市に行った時に比べれば見通しが良い道が多かったので楽勝でした(?)
そのあと、買い物などをして久しぶりの観光気分を満喫したあとは、九份に来たときにいつも来ている山城創作坊さんで小休憩。
しかし、初めてこのお店に訪れてから、すでに5年の月日がたっているんですよね。感慨深いものです・・・。
お茶を飲んでほっこりとした後は帰国準備をするために台北へ(途中経過は省略)
しかし、九份老街の裏手から眺める黃金瀑布方面の景色は色々な表情があって飽きませんな。
遠くに見えるバスが小さくて、自分だけの箱庭みたいな感じなのもいい。
帰り道は、まさに山!と言った感じの下り坂でしっかりと恐怖を味わったぺちコンビでしたが、無事に瑞芳に到着。ちょうど小腹も減ってきたので、ここらで食事をすることに決定。
実は、この台湾旅行に行く前に友人から、「瑞芳で食べるビーフンは美味!」と聞いていましたので、何を食べるかは最初から決まっておりました。
と言うわけで目星をつけたのは、こちらの梅赤肉羹米粉。少々入りづらい雰囲気はありますが、口コミを見てみると何気に評価が高い。
店頭にある屋台には、写真のようにビーフン(米粉)がどっさり。入りづらい雰囲気ではありますが、店頭、店内も含めて、かなり綺麗、清潔感が溢れております。
早速店内に入ってみました。昼過ぎという事もあってほとんど誰もおらず貸し切り状態。
店内の壁にはメニューが張られておりまして、全てお手頃価格となっております。
日本人観光客が多く来るのか、日本語メニューも貼られていたりします。字面だけだと分からないので、料理写真とセット。優しい・・・。
なお、先に注文と支払い(請先付款)と書いていますが、ぺちおたちは料理が来た時に料金を支払いました(暇な時限定かもしれない・・・)
と言うわけで到着しました。こちらは、米粉炒。
30元にしてはかなりの盛り。滷肉飯に掛けられているような挽肉とタレが掛けられておりますが、具は少な目で脂っぽさは少ない、あっさり風味かしら・・・。
で、こちらが肉焿冬粉。
大粒の肉団子がどっさりとはいっており、非常に印象的。価格は50元となっております。
と言うわけで実食タイム!!
モグモグモグモグ・・・・・(๑´ڡ`๑)
!!!
おおぅ・・!
なんというか歯応えが凄い!
時間を置くと柔らかくなってしまうビーフン、歯応えがのこっている状態で提供するのは非常に難しいんですよね。しかし、こちらのお店で提供されるビーフンは、しゃっきりしゃきしゃき、シャッキリポン(!?)
しっかりとした歯応えが感じられるビーフンは、噛みしめる度に口の中に快感がほとばしります。そして、甘辛なタレとの相性も抜群。また、タレの旨味をしっかりと吸った挽肉を噛むたびに感じられる心地よい風味も素晴らしい。
30元と侮るなかれ、この味わい深いビーフンは、瑞芳に来たら必食認定ですよ!
お次は、肉焿冬粉。
あ~、こちらは米粉炒と打って変わって穏やかな感じですなぁ。
ちなみに冬粉は、日本で言う春雨。米粉と比較すると食感が柔らかいのが特徴。
スープはあっさりとしつつも、塩気十分。
また、冬粉が肉団子の旨味と風味が滲み出たスープと良く絡んでおり、とても食べやすい。
意識しなくても、するすると胃の中に入っていきますなあ。
朝ごはんに食べるならこっちかな!?
そして、この肉団子が秀逸。
モチモチとした食感と滑らかな舌触りで、噛むたびに肉団子から口の中に広がっていく肉汁の旨味は、さすがお店の名前になっていると思わせる美味しさ。
そして、しっかりとした塩気が感じられるスープとの相性も抜群。
正直、冬粉はいらん!肉団子スープだけでもいいと思わせるクオリティでございますな!
いやあ、美味しかった。
80元と言うお手頃価格なのに、満足度は500元!
分量も適量で、他にデザートを食べても胃に余裕があるという素晴らしさ。
小吃の粋を極めたビーフンと肉団子と言っても過言ではないでしょうな。
なお、米粉炒を漢字一文字で表すなら、「動」。肉羹冬粉は、「静」といったところ。
がっつりと行くなら米粉炒。何気なく食べるのなら肉羹冬粉でしょうなあ。
しかし、梅赤肉羹米粉には、瑞芳の底力を垣間見た気がします。
九份に行く途中にある街と侮ることなかれ、瑞芳美食は奥が深そうです。
もっと、他のお店の料理も食べてみないといけないませんな!
梅 米粉肉羹 住所:新北市瑞芳區民生街10號
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