瑞芳 美食廣場の中にある豐味肉羹の肉羹(肉団子)は一食の価値アリ

台湾グルメ

あともう少しで台湾高雄旅行!(実は明日出発・・・)
なのですが、全くと言っていいほど予定が立っておらず、9月の台中旅行の時みたいにグダグダになるのでないかと言う恐れ。立ち寄る大まかな場所はリストアップしておりますが、二日間で高雄、台南、屏東を縦断するというのは中年には厳しいのではないかと言う予想。
さてさて、どうなるやら・・・。

というわけで、本日の記事も懲りずに米粉(ビーフン)記事です。

 

台北でバイクを借りてのツーリングにハマってしまったぺちコンビ。例によってこの日もバイクで九份方面へ向かいます。

電車を使った方が早いのは間違いないけど、ついついバイクに乗ってしまう・・・。

 

台北市内の運転は差しつ差されつといった言葉が合うような、油断が出来ない殺気じみた状態が続くのですが、汐止近くになるとのんびりとした光景が広がってツーリングにぴったり。
なお、バイクを活用した旅行は足が疲れにくいというメリットがありますが、運動と言う運動をしないのでお腹が空かないのが弱点。目と肩に思いっきり負担はかかりますがね・・・。

沿線風景をしっかりと記憶に残せるのがバイクや自転車の良いところですなあ。

 

途中、サイドカーをつけたバイクと一緒にツーリング。しかし、暖暖近辺から基隆方面に向かう道路は広くて、のんびりとした風景が続くので楽しいですなあ。
*コメントでご指摘いただきました、写真に写っているものは車用バイクだそうです。
よくよく見るとサイドカーではなかった・・・!なるほどたしかに!

瑞芳工業區を過ぎると瑞芳駅はもうすぐです。

 

九份での観光は省略させていただくとして、九份も色々と様変わりしていることだけは確認。
色々な所に新しいお店ができていましたな。
なお、ぺちコンビは、こちらの幸福堂で販売している黒糖タピオカミルクに挑戦してみましたが、かなりの旨味でした。

こちらのお店の飲み物はインスタ映えするものが多いので最近流行っているらしい。

 

九份を後にしたぺちコンビ。小腹が空いたので、台北に戻る前に瑞芳に寄ってみることにしましたわけですが、いつも来るこちらの美食廣場にやってまいりました。
今回は、友人から聞いていた米粉(ビーフン)が目当てですよ!

胡椒餅のお店が休業だったので、連荘でビーフンを食べることになったのは秘密。

 

さて、美食廣場の中には米粉を出す店が沢山ありましたが、今回は何となくこちらのお店で食べてみることにしました。見た感じ、なんとなく有名なお店っぽい雰囲気がします。
以前、美食廣場に訪れた時はこんな綺麗な状態ではなかったような気はしますが、かなり儲かってんでしょうかね!?

このお店だけでなく、他のお店も小綺麗になっていました。景気がイイのかな・・・。

 

昼過ぎだというのに食事を食べに訪れる人が途絶えない店頭。
ここは台湾でご飯を食べる時の鉄則である、行列が出来ているお店を選べ!に従うしかない。

行列が出来ているからと言って美味しいとは限りませんがね・・・。

 

というわけで着席完了。早速メニューを眺めてみると、ほぼ一律50元。ワンコインで食事が取れるというのは分かりやすいですな。これこそまさにファーストフードと言えましょう。
ちなみに肉団子スープ単体でも販売しているようで、一斤(600グラム)150元となっております。

600グラムのスープ、どれくらいの量なんだろうか・・・。今度試してみよう・・・。

 

店内(?)を見渡すと、讚!(いいね!)ポーズの写真が壁一面に貼られていておりまして、市場内のお店と比較してもかなり際立った感じ。まあ、美味しけりゃいいんですよ、美味しけりゃ!

美味しいからこそメディアから取材をされているはず・・・!

 

むむっ・・・。もしやあれは・・・。そうあれが、料理に使われる肉羹(肉団子)。
なんとも無造作に置かれております。

ここだけ見ると、実家で昼ごはん準備中の台所です!みたいに見えないわけでもない。

 

まあ、店内を眺めていても仕方ありませんので注文することにしましょう。
老闆!注文お願いします!

よくよく見ると色々と機能的に配置されている袋や器などなど。考えられてますな!

 

悩みに悩んだ挙句頼んだのは、こちらの肉羹米粉だか、肉羹冬粉。
一か月前のことだというのに何を食べたのかすっかり忘れてしまったよ!

ビーフンだろうが春雨だろうが、細かいことはどっちでもいいんですよ!

 

と言うわけで実食タイム!!

モグモグモグモグ・・・・・(๑´◇`๑)

 

!!!

おおぅ・・!

ビーフンだか春雨なんだか記憶にないが、麺がスープをしっかりとまとっており旨味!
麺の固さもちょうどよく、喉ごしも非常に良い。
このお店に来る前に食べた肉焿冬粉のスープは、純粋な素朴さが売りだったのに対して、このお店の肉羹汁はあっさりとしつつも肉団子野獣系に近い気がする。
しかし、パクチーの独特な香りが肉団子臭をうまく抑え込んでおり、滋養溢れる出汁の旨味をしっかりと感じられますな。

というか、肉団子の個性が強いので、麺は普通の麺でも、板條でもいいかもしれない。
案の定、肉羹飯などという、肉団子のあんかけライスも提供されているので、このお店の主役はあくまでも肉団子と考えてよろしいかと。

お椀を埋める肉団子様。麺は蛇足です。

 

さて、こちらが主役の肉羹(肉団子)です。
モグモグモグモグ・・・・・(๑´~`๑)

ぎゅ~っと凝縮した肉の旨味と、ぎゅ~っとなった肉団子の歯応え。
お椀の中を我が物顔で縦横無尽に駆け回っていた旨味の正体はこいつだったか・・・などと考えつつ、肉団子を頬張りながら唸っているとぺちこが・・・、

「こりゃ旨いぜぇ〜? ワイルドだろ〜?」

ぺちこさん、すでにそのネタは過去のものでして・・・、もう少し良い表現をしてくださってもいいんですよ・・・?
忖度していただいたのか分かりませんが、表現自体は確かに合っていますし、ワイルドな肉団子だとは思いますが・・・!

語彙不足をご容赦ください。とにかくぎゅ~っ!と言った擬音が似合う肉団子なんです。

 

ちなみに、味付けを変えてみようと、卓上にある定番の赤い調味料を入れてみましたが大失敗。唐辛子の辛みがスープの風味、旨味を吹っ飛ばしてしまい、全てが味気ないものに。
なんでも入れりゃあ良いってもんじゃないんですよ!

塩気を足すくらいならまだしも、風味を飛ばしてしまっては元も子もありませんな。

 

お店の名前どおり、しっかりとした歯応えと旨味の感じられる肉羹(肉団子)は、さすがプロの味と思わせる美味しさでございました。
麺は肉団子のおまけ!と言ったくらいの肉団子押し。普通の麺料理であれば、肉団子が脇役のはずなのに・・・。
しかし、このお店に関わらず、瑞芳廣場には秘められた美食がまだまだ埋まってそうなのが恐ろしい。もうちょっと台北から近ければ・・・なんて思ってしまいますな。

それでは!

豊味肉羹 住所:新北市瑞芳區民生街35巷2號

コメント

  1. 『サイドカーをつけたバイク』、あれは『車イス用バイク』らしいです。サイドカー(後部が跳ね上げスロープ)の前にハンドル&前輪、横に動力部を直結した構造だとか。
    バイク天国たる台湾の実情を反映したのか、リフトカーが足りないのか、或いは不慮の事故で車イス生活になった元ライダーの『思い』に応えたのか…?

    • おお・・・、車いす用バイクなんですか。これはいいことを教えていただきました!ありがとうございます!
      なるほど、言われて見ると、確かにサイドカーとは別の形をしていました(;^_^A アセアセ・・・
      見れば見るほど台湾らしい産物・・・!

  2. ご無沙汰でーす。
    台湾大変な事になってますね、ぺちぺちコンビの代名詞『自強号』の脱線はショックです。
    高雄なので影響ないでしょうが、こんな時こそODAです!
    ぺちこさん、ぺちおさんのお小遣いを200元/日にUPしてお金落としてきてください!
    小職も来年までに台北再進出すべくがんばります!

    • おお!軍曹どの!ご無沙汰でおます(*´Θ`*)
      ちょうど私たちが台湾にいた時に起こった大変な事件で、ショック受けてました…。
      1日も早い平安を祈るばかりです。

      ぺちおのお小遣い金額を抑えているところは、さすが好吃台湾ツウですな。ムフフ♪
      ODA大事!売上ご協力やらねばですよね。
      最近台北中心になんだか物価が上がってきている気がするのと、最近ぺちおが財布を出そうとしないことが増えてきた(知力が2くらい上がってきた…)ので、仕方ないから200元/日に上げて楽しんでもらうことにします(笑)

      軍曹も来年までに台北ですか?!楽しみですね~(*´艸`*)
      私も年内にもう一回行けたらなともくろんでます♪
      お互い頑張りましょうぜぃ~(*´Θ`*)v