台中 台中駅近くにある沁園春で小籠包を食べてまいりました

台湾グルメ

こんにちは。
いまだ記事にしていない7月の台湾旅行時ネタが大量にあることから、
毎日のように早く記事にしろという圧力をぺちこから受けているぺちおです。

 

さて、本題に戻りましょう。

台湾で食べる小籠包は格別の美味しさですが、
すべてのお店の小籠包が美味しくいただけるということは無く、
食べるお店によっては、「ん~・・・?」と首を傾げてしまう場合があります。

まあ、食べ物は好みが大きく関係するので、
万人に評価されるものというのは難しいところではありますが・・・。

今日の記事は、そんなことを思いながらも7月の台中滞在時、
運よく絶品と思える小籠包を食べることが出来た時の話です。

 

この日もバイクを利用して台中観光。しかし、午後3:40頃には台南へ移動する予定だったため、台中市内で自由に使える時間はあまり多くありませんでした。

バイクを借りた後、どこに行こうか思案しつつ台中駅前の脇道を進んでいくと、なんと朝市が開催されているのを発見。こんなところで朝市(民富市場)が開催されているとは思いもしませんでした。

徒歩でもバイクでも自転車でも朝市が開催されている前の道を通行するのは至難の業。行かれる場合はご注意ください。

 

混雑でほとんど身動きがとれない民富市場前の通りをバイクで踏破!という荒行を堪能した後は、烏日駅、新烏日駅へ移動してスタンプゲット。高鐵台中駅と台鐵新烏日駅の連絡通路にある、台灣鐵道故事館の前にも大量のスタンプがあったのでこちらも欠かさずゲットです。

良く考えたら、スタンプだけの為にバイクを借りたようなもんだな・・・。

 

そのあとは思い切って彰化駅まで移動して、彰化駅でも執念のスタンプ収集。
しかし、彰化駅までの移動に時間がかかってしまい、駅に辿りついたのは午後12時過ぎ。
彰化観光をしようとも考えましたが、台南行きのバス搭乗時間に間に合わなそうだったので、彰化以南へ向かう事を諦めて台中駅前に戻ってまいりました。

バイクは電車と違って交通状況に左右されやすいので・・・。台中駅と彰化駅は、かなり距離が離れているという事だけは理解しました。

 

さて、急いで台中駅に戻ってきましたが、バスの発車時間まではしばらく時間が余っています。ここまで食事らしい食事はしておらず、お腹ペコペコのぺちこさんがここで一言。

「小籠包の有名なお店があるから、そこに行きましょう!」

という事でやってきたのがこちらの沁園春

 

 

沁園春 住所:台中市中正路71號

 

何やらこちらのお店、蒋〇石さんが通っていたといわれる上海料理の名店とのこと。
これは期待できますなあ・・・。

蒋〇石さんの写真がお店の壁に掛けられていました。

 

この時はすでに1時半。
昼の営業時間が2時までという事で、入店できないだろうなあと思いながらも店員さんに尋ねるとギリギリ大丈夫とのことで着席が無事に完了。運が良かった・・・。

滑り込みセーフ・・・。危ない危ない・・・。

 

さて、何にしましょうかねえ(∩’-‘⊂)

歴史を感じる様な重厚感あふれるメニュー。開くのが怖い。

 

おう・・・。ぺちおのお小遣いじゃ食べられないものばかりだぜ・・・。
なお、写真にが付いているものが人気商品らしい。

おおう・・・。300元越えがざらにあるぜ・・・。

 

どれも美味しそうです。写真も綺麗ですな。
店内で食事をするときは、代金に対して10%のサービス料を会計時に加算されるようです。

日本語で注意事項が書かれていたりして親切。日本人の方が多く来られるんでしょうかね。

 

注文が完了した後は、食器、お茶が運ばれてきました。ワクワクしますな!

久しぶり(?)の高級店。身が引き締まります。

 

さあ、料理が運ばれてくるまでしばしの猶予、
財布に入れていたらボロボロになってしまい、
ぺちこに30分ほど説教を食らう材料になった、しわしわのバスチケットを見ながら、
しばらく空腹のまま お待ち下さい・・・・・。

Now Cooking………….

 

 

さあ、注文した料理が運ばれてきました・・・!!

 

 

ど~~~ん!!!(゚A゚)

醉雞が到着です!醉(酔)という文字が表すように、お酒で煮た鶏です。
量的には四分之一(4分の1)と言ったところか!?

うむ。でかい!普通の人ならこれだけでお腹いっぱいになるんじゃないのか・・・。

 

違った角度から撮影してみました。うむ・・・、プリプリですなあ・・・。

艶々のすべすべでプリプリの鶏肉。じゅるり ( º﹃º )

 

これは、生炒魚片。何の魚かは知らん!
筍と青菜と一緒に魚の切り身を炒めたものですな。

美味しければ正体はどうでもいいのです。ええ、本当に。

 

小籠包と餃子も到着だぜ・・・!
というか、一つ一つが結構でかいんだけど・・・。食べ切れるかしら・・・。

ぺちこと見つめあってしまったほどの量。一つだけにしておけばよかったか・・・。

 

これが蝦仁蒸餃。エビ蒸し餃子でございます。美しい・・・。

大粒な餃子様。ダイエット中の方にもピッタリのノンオイリーです。

 

こちらがお目当ての小籠包。何やら日本人観光客の方たちには、蟹粉小籠包(蟹味噌小籠包)が好評とのことですが、ぺちコンビはスタンダードな奴で勝負。
鼎泰豐などでも蟹味噌小籠包を食べたことはあるのですが、なんとなく生臭さを強く感じるので苦手なんですよね。お店によっては違うかと思いますが、今回は冒険しません!

堅実に行きますぜ。というかこちらも大粒・・・。二人で食べる量ではないな・・・。

 

さて、小籠包用のタレと生姜も到着しましたので、実食していきましょう。

(๑・﹃ ・`๑)ジュルリ

 

まずは、醉雞

ŧ‹”ŧ‹”(*´・ч・`*)ŧ‹”ŧ‹”

うむ、紹興酒の香りが凄い。
鶏の臭みは紹興酒のお陰でほとんど感じられず、お肉はプリプリでございます。
味付けが比較的抑え目なので、他にもおかずが欲しくなる。
でも、噛めば噛むほど鶏の旨味が滲み出てきますなあ。
あ~、これは大人数で卓を囲んでゆっくり食べるべき・・・!

どうみても酒の肴。紹興酒の香りが強く、お酒が苦手な人には厳しいかもしれない。

 

お次は、生炒魚片

ŧ‹”ŧ‹”(*´・ч・`*)ŧ‹”ŧ‹”

 

うむ、美味しい!
優しくもしっかりとした味付けがされている肉厚の切り身を頬張ると、
大盛のご飯が欲しくなる!
料理自体は一般的な炒め物と言えますが、油通しされている魚肉は肉厚で風味も良く、
非常に旨味。筍(タケノコ)の食感もサクサクとして食感が良いですよ!
また、具に掛けられているとろみのある餡が薄味でいながら味わいが深い。

これはご飯が進む君ですな!

個人的には、醉雞よりこっちの方が好み。
ご飯党なら、生炒魚片。飲んべえなら、醉雞かもしれないなあ。

ぺちおとぺちこで好みが分かれました。ぺちこは醉雞の方がいいらしい。

 

さて、次は
蝦仁蒸餃

ŧ‹”ŧ‹”(*´・ч・`*)ŧ‹”ŧ‹”

 

うむ、エビがプリプリ!
厚めの生地はモチモチで食べごたえ十分。
餃子を口に頬張ると、熱々の餡からスープが滲み出てきて、口の中は食欲を誘うエビの風味で一杯に・・・。餃子の中に潜んでいるエビもプリプリです!
しかし、これだけ餡がぎっしり詰まっているのに、あっさりと食べられるのが不思議。
というか、思った以上に大きい・・・。

モチモチ、プリプリの食感が特徴的な餃子様。非常に美味しい。

 

最後!
お目当ての小籠包です!

ŧ‹”ŧ‹”(*´・ч・`*)ŧ‹”ŧ‹”

 

!?
お~、仔細な論評など不要!
美味しい!!
小籠包の中に入っているスープが適温なのが凄い。いい仕事していますね!
これなら猫舌な人も熱いスープに悩まされずに安心して食べることが出来ます。
モチモチの生地は噛み応えがあり、噛めば噛むほど旨味が広がる。
口の中で広がる肉汁スープの甘味も素晴らしく、満足度高し!

これぞまさに、
THE 小籠包!!

なお、蝦仁蒸餃は軽めでソフトな食べ口でしたが、小籠包の食べ口は重量級!
小籠包一つ一つが大きいのも影響していますが、かなりお腹に溜まります。
しかし、肉汁いっぱいのスープが堪らんですなあ・・・。

ぎっしりと詰まった餡のお陰で食べ応え十分。ぺちお的には鼎泰豐の小籠包より美味しく感じました。

 

ちなみにこんなのも注文しておりました。炸銀絲捲です。
これだけで食べると、ただのあっさりした揚げパンなんですが、これを生炒魚片の餡に浸して食べると旨味!餡の味もしっかりと味わえるので、なかなかいいですぜ。

単体だと味気ないので、餡などをつけて食べると良いですな。

 

ご馳走様でした!!!

いやあ、満足させていただきました。
ぺちお的お気に入りは、小籠包と生炒魚片でした。
小籠包は旨味をしっかりと含んだスープが旨味で、スープの温度も程よく、
香り高い肉汁たっぷりのスープをしっかりと楽しめました。
生炒魚片は、魚の風味と旨味も引き立てる味付けは、秀逸で旨味。
とにかくご飯が欲しくなる!
生炒魚片に掛けられている餡をご飯にまぶしてかき込みたかったくらいですよ!

提供されている料理のお値段は、高級の部類に入る感じなのですが、
肩を張らなくても食事ができる気軽な雰囲気があるので、
台中でちょっとだけ高級感溢れる上海料理をお手軽に食べたい時に良いお店だと思います!
小籠包好きなら沁園春の小籠包、機会があったら是非挑戦していただきたいところですな。

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