この日は、旗津半島へ高雄名物の海鮮料理を食べに行って来ました。
なお、海鮮料理だけを目的にするなら旗津半島に渡る必要はないのですが、フェリーに乗った時に見ることができる夕焼けが綺麗ということもあってつい足を延ばしてしまいます。
さて、旗津半島での飲食というと、屋台飯を立ったままで食べるか、海産店で座って食べるかといったところの印象がありますが、この日は平日の夜ということもあって屋台がほとんど並んでいませんでした。
選択肢が限られるとはいえ、せっかく来たのに何も食べないで帰るのはもったいない。
ということで、呼び込みが一番賑やかに聞こえた鴨角活海産で食べていくことにしました。
なお、旗津で営業しているどの海鮮料理店は、出される料理やサービスに大差は無いはず(?)なので、入るお店はその時の気分で決めていたりします。
食事自体は例によって、少ない人数にもかかわらずフードファイトか!と思うほどにテーブル一面に料理を並べ立てて食べるのが恒例行事。
しかし、これだけの量を食べ上げたら、しばらくの間動けなくなるのが道理。
毎回のように同じ光景が繰り広げられるところを見ると学習していないのでしょう。
また、海鮮料理店や熱炒店の料理は量が多いので、これも個人的な意見ですが、
二人くらいで食べきることができるのは2~4品くらいではないでしょうか。
ちなみに沢山注文した料理の中で気になったのが、山蘇(オオタニワタリ?)という山菜の炒め物。見た目もさることながら、昆布だかワカメと勘違いする海藻類のようなぬるぬるとした食感と歯応えが非常に興味深かった。
素材としては、ほんのり甘味と苦みを感じる程度で、調理方法によって味わいが大きく変化する印象でした。
詳しくは分かりませんが、近縁種にシマオオタニワタリ、ヤエヤマオオタニワタリといったものもあるらしく、食べたものがどれかなのか見当がつかないところがミステリーです。
今思い出しても不思議な味わいと食感が特徴的な山蘇。
旬の季節は、2月から5月という話もありますが、今回味わうことができたのは10月。
確実に食べられる季節は不明ですが、もう一度挑戦してみたいところです。
それでは~。
鴨角活海産 住所:高雄市旗津區廟前路22號
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