こんにちは。
記事を書いているのは夜なので本当は、こんばんは。
冬に逆戻りしたかのような冷え込みの影響で風邪を引いてしまい、土曜日、日曜日と寝込んでしまったぺちおです。皆様もお気を付けくださいませ。
話を戻しますと、台北市内の観光で使う移動手段で思いつくのは、台北MRT(台北捷運)、公車(バス)、出租車(タクシー)が一般的だと思います。
ぺちお・ぺちこも、台北の地理感が全くわからなかったときは、MRTかタクシーで目的地に移動するくらいだったのですが、慣れてくるとバスが便利なことが分かりバスを多用するようになりました。
ええ、台北市内の観光スポットって、観光スポットトップランキング10!などのランキング外の場所は、案外MRTの駅から離れていたりするんですよ。バスだと、お目当ての場所の目の前に止まることも多い上に、利用料金が安い。日本と違って運行本数が半端なく多いので便利なんですわ。
なんて考えてましたが、よく考えたら交通機関の運行状況や路線図に左右されるから悪いんじゃないか!?と思いまして、他の代替え手段を色々と調べておりました。
その時目についたのが
U-bike(微笑單車)
そう、台北市内のレンタルサイクルサービスです。
何度も台北市内観光をされている方はご存知かと思いますが、台北市内の各所で自転車を借りることが出来るんです。
しかも自転車の返却は、借りた場所以外でも可能。なんて嬉しいサービスでしょう(´ω` )
でも気になるのは借り方だと思います。
ぺちお・ぺちこもここ半年くらいずっと調べてましたが、色々と情報が錯綜していました。そして、借りる時には以下のものが必要であることが判明したのです。
・クレジットカード(キオスク端末によって磁気カード不可)
・您遊卡(EasyCard)+携帯電話(台湾で音声通話が可能なもの)
台湾に観光旅行に来られる方であれば、您遊卡は入手されている方が多いかと思いますが、それだけだと借りることが出来ず、台湾国内で音声通話できる携帯電話も必要らしいんです。
仕事で台湾に来られる方、何度となく台湾に来られる方は、SIMフリー携帯電話などを持たれていることも多いので、特に問題になることはないでしょうが、来台が初めて、または来台回数が少ない場合はお持ちでない方の方が多いかと思います。
ぺちお・ぺちこも台湾旅行時にしか、SIMフリー携帯使わないのでは必要ないよなあとか、プリペイドSIMをWifi端末に入れてデータ通信が出来れば観光に困らないなあとか思って、SIMフリー携帯電話には手を出してなかったんです。
年に数回使うか、使わないかの文鎮(携帯電話)は不要ですからね。
というわけで、前振りが長くなりましたが、クレジットカードさえあれば借りれるという噂を聞きつけて、2015年末から2016年始の台湾旅行時に、U-bikeレンタルに挑戦してまいりました。
なんか、クレジットカードだけだと、レンタルステーションによっては借りることが出来ないというような噂もあったので少々不安だったのですが・・・。
そんな前置きは置いといて、まずはU-bikeのレンタルステーションへ。
この時は台北駅近くのレンタルステーションで借りましたが、人気の場所(駅近)によっては、借りることが出来る自転車が全くない場合もあります。
さあ、どれを借りようかしら。どれも大差ないけど。
さて、キオスク端末の画面をタッチすると、こんな画面が表示されます。会員登録などに目もくれず、「單次租車(自転車レンタル)」をタッチします。
次に、画面が切り替わって、以下のような運営規則を説明している画面が表示されます。表示された画面には、レンタル時の費用についての説明や、注意事項が記載されています。注意事項を把握したら、「確定」ボタンを押して次に進んでください。
なお、運営規則のぺちお的日本語訳はこんな感じです。
1.利用時間が4時間以内の場合は、経過時間30分毎に10元。利用時間が4時間~8時間以内になる場合は、30分毎に20元の料金が必要、利用時間が8時間を超過する場合は、30分ごとに40元の料金が必要と書かれています。
2.乗る前に自転車を調べて、サドルの調子が良いか、灯りがつくかどうか、もし故障している場合は使用せずに、自転車を反対にして駐車して、他の自転車を借りてくださいと書かれています。
次の画面では、どの決済方法を使って自転車をレンタルするかを選びます。您遊卡で利用できるらしいのですが、台湾国内で使用できる携帯電話が必要だという事なので、今回はクレジットカードを使って借りたいと思います。後ろ髪を引かれる思いですが、「下一頁(次のページ)」を選んで次へ進みます。
次に表示されるのは、利用規約です。まあ、見ても全部わからんから。□我已開閲讀以上條款、並同意此條款內容(例によって、規約を読んで、内容に同意をされましたか?みたいな意味。)のチェックボックスを有効にして確定ボタンを押します。
こんな感じにして「確定」ボタンを押します。
さあ、出ました。信用卡付款(クレジットカード払い)、中華電信手機839小額付款(携帯電料金に加算しての支払い?)が選べますが、まあ観光客が中華電信の少額決済サービスを使うわけないので、「信用卡付款(クレジットカード払い)」を選んで次に進みます。
なお、今回利用したキオスク端末は、ICクレジットカード対応ではなく、クレジットカード情報を入力していく古いものだったご様子。
そのため、大変な問題が・・・。
実は、クレジットカードの情報を入力していく画面で、えっちらほっちらとディスプレイキーボードを利用して、クレジットカード情報を入力していくんですが、クレジットカード番号や、セキュリティー番号もそのまま表示しやがります。
せめてこう、末尾4桁や、セキュリティキー番号を「*」でマスクするとか、やってほしいところ。なんたって、画面大きいから丸見えなんですよ。さすが台湾、おおらかだねえと許容できる感じではないですわ。
その上、反応の悪いディスプレイキーボードを使って、各項目を入力していくので、常時番号が大好評公開中!になります。
なので、グループ旅行時は、誰かが画面隠してあげるとかしてあげると良いかと。
え?クレジットカード決済するなって?それを言ったらおしまいよ。
入力が終わったら、「確定送出」ボタンを押して次へ進みます。ボタンを押した時点で、クレジットカードの与信がされるので、入力情報に誤りがあった場合はやり直し。
さあ、決済が完了すると、次の画面が表示されます。わたしゃこれを選び間違えて何回も悲鳴を上げましたが、ここで選ぶのは、「前往選車」です。下次選車(次の自転車を選ぶ?)を選んでしまうと、レンタルできない罠。しかも再度レンタル申し込みをしようにも、クレジットカードの与信がしばらくの間通らないという悲惨さ加減。なので、「前往選車(自転車を選ぶ)」を選んでください。
次の画面で、自転車レンタル時の注意事項が表示されます。
レンタル対象の自転車の指示灯の色が、緑点滅になったら自転車を取り出せまっせ。自転車は、気合を入れて後ろに引くと取り出せまっせ(適当)。だそうです。はいはい、なるほどねと納得したら、「下一步(次へ)」を押します。
次に表示されるのは、返却時の注意。自転車をステーション(ステーションランプが青点燈のもの)にぶち込んだ後、キーチェーンで鍵を書かけた後、ランプが点滅して緑になるのを確認してねだそうです。返却方法を理解したら、我已清楚~のチェックボックスにチェックを入れて、「下一步」を押します。
やっとここまで来ました。自分が乗りたい自転車を選んでください。なお、クレジットカード決済中にあれよあれまという間に、台湾人の方たちが借りれる状態の自転車をこちらの操作お構いなしに持っていくので、グループ旅行時は誰かが空いている自転車のところで突っ立っているがよろしいかと。一人の時はどうすんだって?そりゃもう気合よ。神速で入力していくがよろし。ちなみに取消交易(キャンセル)やら、選取其他車輛(他の自転車を選択)は押さない方が良いかもしれません。
こちらが申し込み時に間違った操作をした後に表示される不吉な画面。
再度レンタル申し込みをしろみたいなことを書いていますが、もうこれが出たらしばらくの間は、どんな操作をしても申し込みを完了することが出来ません(クレジットカードの不正使用防止の為?)
ぺちおは今回、自転車を3回借りましたが、3回のうち2回はこの画面を拝めることが出来ました。感無量です。
さて、うまくいくとレンタル成功したよ~!って画面が表示されます。90秒以内に対象自転車をステーションから引っこ抜いてもって行けや!とのこと。というかこれ、一人旅行の時にこの操作をしていくのって結構勇気がいるんですけど・・・。
そしてキオスク端末の繰り出す数々の罠を乗り越えて、やっと無事に借りることが出来た自転車の雄姿。ってか、ステーションから引っ張る時が一番大変でした。なんたって曲がっているのか、金具の噛み合わせが悪いのか分かりませんが、引っ張っても引っ張っても出てこない自転車。返却するときもステーションにうまく入らないこともありました。経年劣化で金具がへたっているんでしょうけどね。
ちなみにキーチェーンのかけ方はこんな感じ(適当)
まあ一度見ればわかると思います。鍵とキーチェーンがセットになっていて、チェーンの先にあるドライバ部分を自転車側面の穴ぽこに入れると鍵の施錠が可能になります。
鍵を解錠するときはその反対、鍵を回した後にキーチェーンのドライバ部分を自転車側面から抜けば、解錠完了となります。
まあ、土日休日ともなると、レンタル自転車の取り合いになってしまい、こんな感じのステーションもざらにありますが、よ~く探すと近隣にも自転車が残っているステーションがあるはずなので、気を落とさないようにしてくださいませ。
と、こんな感じで色々とトラブル(?)もありましたが無事に自転車を借りることが出来ました。MRTやバスだと行きにくい場所にも、自転車であれば簡単に行きやすいので、一度は乗ってみるが吉。特にお土産の購入や、お食事類の持ち帰り時にも重たくて辛い!という事が無くなるので非常に便利です。
それに公共交通機関利用だけを利用していると見逃す、意外な場所にも行けるので、もし機会があったら利用してみてくださいね。それでは!
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