月の表面みたいな景色が見られる田寮月世界に行ってみました

台湾観光

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いやあ、疲れた疲れた。
本日は、終電で帰ることになってしまったため、、隣の駅から歩くことになってしまったぺちおです。言い訳しておくと、予定では最終乗り継ぎが出来るはずだったんですよ。でも、駅間を徒歩で移動する時間をど忘れしていたので、最寄り駅に辿りつく電車に逃げられたんです。
お陰で暗い夜道を独り言を呟きながらとぼとぼと歩く羽目になりましたわ。まあ、皆様もお気を付けくださいませ٩(`ω´٩ꐦ)

さて、未だ続くゴールデンウィークの台湾旅行シリーズ。
今回は、高雄市にある田寮月世界というところに行ってきたときの話です。
なお、高雄市内にあるとは言っても、ほぼ台南と高雄の真ん中くらいの位置にあります。

 

田寮月世界 住所:高雄市田寮區月球路36號

 

この日は台南駅前でバイクを借りて田寮月世界に行ったわけですが、田寮月世界だけに行ったわけではなく、やたら大きいドリアンを見て驚いたり、玉井市場でマンゴーかき氷を食べたりと大忙しでございました。

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う~む。これを買ってホテルで割ったら異臭騒ぎになるのだろうか・・・。カットフルーツ屋で食べたことはあるけど、果物屋さんで丸のままで買った方が美味しいのかなあ。

 

ちなみに、玉井市場から他の目的地に向かう際、こんな感じの雨雲から降りしきる、滝のような雨に打たれる苦行に遭遇。どうみても、滝修行をしている修行僧だこれ!みたいなことになったのはいい思い出ですわ。

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ここに来るまでに全身ずぶぬれになってしまいました。まあ、雷に打たれなかっただけ良しとするか。

 

そんな思い出話は置いといて、玉井市場の次に行った旗山での観光を終わらせて、28号線を通って台南に帰る途中に、こんな光景が目に飛び込んできたわけです。

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今までとは違った光景だったのでぺちこ・ぺちおともに興味津々。

 

なんだろうなあ・・・、と思いつつもしばらく道なりに進んでいくと、だんだんと露になっている山肌がはっきりと見えてきました。あれこれなんだったかな。なんかどっかでみたことある風景だなあ・・・。

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これだけ見ると、鉱山の禿山に見えないわけでもないが・・・。

 

そのあともしばらくのんびりとバイクを走らせていくと、なにやら観光バスが止まっている場所を発見。何があるかわからないけど、折角ここまで来たので寄ってみることに。
そして観光客らしき人達が歩いていく先に行ってみると、ついに判明。
そう、ここは月のような風景で有名な田寮月世界がある場所じゃないですか!

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なんとびっくり、意図せず有名観光地を見つけてしまいました。今回の旅は運がいいですな!

 

まさかの偶然とはいえ、田寮月世界に辿りついてしまったぺちお・ぺちこ。まだ日が高いうちに到着したおかげで、ここで観光を30分ほどしても日が高いうちに台南に帰ることができそうだったので観光開始です。

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相変わらず狂った目をしている作り物が多い台湾。狂気に満ちています。偏見ではありません。

 

田寮月世界泥火山付近の湖(沼?)の周りを軽く歩いて、風景を楽しんだぺちお・ぺちこ。
観光客の皆さんが丘を登っていくのを見かけたので、バイクですい~っと上に上っちゃいます。そうすると休憩が出来るお店らしきものを発見。ぺちこが喉が渇いて仕方ないと叫ぶので、飲料を購入。ほら、ぺちこさん。さっさと行きますよ。

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なんとなく日本人観光客が入りにくい雰囲気のお店。地元臭が凄い。

 

ぺちこの尻を叩きつつ、お店横にある坂を登っていくと広場のような場所を発見です。

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なんとも広々とした広場だなあと言ったら、「広いから広場っていうんだよ、狭かったら広場じゃないよ、ぺちお分かっている?」っていうツッコミをぺちこさんからもらったのは秘密。

 

田寮月世界泥火山付近の湖(沼?)も丘の上から見るとあらびっくり、月の表面のような山々とあいまってかなり不思議な雰囲気。いい眺めです。

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ここだけ見ると、田舎の沼の近くを散歩している感覚に陥る。それくらいまったりとした雰囲気ですわ。

 

月のなにかに近づいてみると、こんな感じで設置されています。なかなかデカい。
なお、この月にしばらくへばりついていましたが、ぺちこさんが写真を撮ってくれることはありませんでした。残念賞。

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せっかく月に張り付いてセミの真似をしたというのに、見事にスルーをしてくれたぺちこさんでした。

 

広場を月のなにか方面から撮ってみると、かなりの広さ。空にも近いので、真夏の日中帯に来たら熱射病になるかもしれん。皆様もご注意あれ。

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丘の麓から歩いてくるとかなりの距離。心して登られるが良い。

 

月が置かれている台に載って遠くを見てみると、台湾にいるとは思えない不思議な山々が連なっています。文献によると、雨水などで浸食された影響で、荒れ果てているような山や地形が作られたそうですよ。

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遠くにある山も浸食されています。どうしてこうなったのか不思議ですなあ。

 

さて、広場見物が完了したので、上に上る坂に進もうとしましたが、ぺちこが白旗。
もう動きたくないとのこと。ここまで来たのに何たる体たらく٩(๑`н´๑)۶
仕方ないのでぺちおだけで先に進みます。

(;゚∀゚)=3ハァハァ(;゚∀゚)=3ハァハァ(;゚∀゚)=3ハァハァ

やばい、結構坂が急で辛いかもしれぬ。ぺちこの判断は正しかったか・・・。

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折角来たんだからと思って登ってみるとかなりの急傾斜。こりゃあきつい。

 

結構坂を上った後に写真をパシャリ。う~む。山肌が月の表面みたいで不思議な感じ。

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ここまで来たら引き下がれない。ひたすら上を目指すのみ。ぺちこさんが呆れて先に帰らないことを祈ろう。

 

そのあとも(;゚∀゚)=3ハァハァ言いながら坂を上ると、
丘の上にも沼っぽいのを発見。けど、結構広い沼なので周りを回るのはやめておこう・・・。

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時間に余裕があればもう少し回りたかったけど、どうみても短時間では済まなそうな沼面積。

 

これ見てくださいよ。対岸までの距離もそうだけど、やけに面積の大きそうな沼。
周囲を歩いたら30分以上はかかりそうだわ。

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もうすでに陽が落ち始めていますからね。正直短時間で回る自信はございません。

 

あらかた見所と思えるところは見たので、ぺちこさんが待っている広場に降ります。
まあ、早く戻らないと怒られそうだし(° ꈊ °)
とは言いつつも、最後に坂の上からパシャリしておきます。
しかし、何度見ても不思議。広場に植えられている草木と荒れ果てた山肌のアンバランスさも堪りませんなぁ。

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案外、こういった風景は陽が落ち始めている時の方が綺麗に見えるんじゃないかと思います。昼間だとくっきり見えすぎるし。人それぞれですが。

 

というわけで、田寮月世界観光完了です。予定に入ってなかったこともあって短時間の観光となってしまいましたが、結構楽しめましたわい。

まあしかし、田寮月世界に到着したのは夕方5時くらい。
日本だとすでに陽が落ちている時間帯でしたが、田寮月世界はまだまだ明るかったですわ。赤道に近い台湾ならでわですな。
今回田寮月世界に行って思ったのは、午後以降の夕方近くの方が雰囲気が良いかもしれないという事。ただ、場所が場所なだけに、夕方以降の暗くなる時間帯になるとバスに乗れるかが不明なので、バイクか車が使えればベストといったところですわ。
バスなら、高雄駅や、高雄捷運南岡山站(乗り継ぎあり)、高鐵台南站から運行があるようですよ。

正直これだけを見に行くのは勿体ないとは思うので、佛光山、旗山老街観光と組み合わせると旅が充実するかもしれません。ついでに言うと、夜は山肌がライトアップされて非常に綺麗だとか。まあ、滅多にお目にかかることのできない不思議な光景、一度は見ても損はないかも。

ちなみに、ここらは鶏小屋が多いのか分かりませんが、周辺地域は鶏小屋臭が凄いのでご注意ください。

それでは。

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