あ~、寒い寒い。
寒すぎて風邪を引いてしまいますわ。暑ければ動きたくないし、寒くても動きたくない。
ええ、本当にどうしようもなくずぼらな性分なぺちおです。
まあ、2017年になってすでに一週間、人によっては10日まで長期休暇を取られる方もいらっしゃるようですが、今年のお正月休みは土日を挟んでいるので総じて休日機関が少な目な方が多いかと思われます。
ぺちおもたまには、年末休み2週間!会社からの着電も無い!みたいな生活をたまにはしたいと思いますが、なかなかそうもいかないのが歯がゆいところです。
さて、そんな戯言は置いといて、ぺちお・ぺちこともに台湾鉄道を利用する際は、お弁当を駅で購入して列車に乗り込むのが楽しみだったりします。
最初のうちは、肉肉しい排骨便當とかに舌鼓を売っていたのですが、加齢(?)とともに、あっさりしたものが口に合うようになってきました。
とは言いつつも、野菜だけでは物足りない!塩分、油分が満足度に直結する!とかいう、非常にワガママな思いがあり、弁当購入時には10分くらい悩むこともしばしば。
そんな一方的な望みを叶えるようなお弁当はこの世にあるのであろうか・・・!?とか思ってたところ、発見しましたのよ!
というか、いつも避けていたお弁当がワガママ放題のぺちお・ぺちこの希望を網羅しているとは思っていなかった。というのが本当の所なんですけどね・・・。
さて、そんなお弁当様はどこに売っているかというと、例によって駅構内やホームにある台鐵便當本舗だったりします。実は、駅や地区によって売っているお弁当の種類が違う可能性があります。地区ごとに提供されているお弁当、臺鐵の便當一覧にありますので、興味がある方はご覧になってくださいませ。
で、ぺちお・ぺちこが気に入っているのが、こちらのお弁当。
精緻素食便當というお弁当です。
この具がぎっしりと詰まっている姿。非常に好感が持てますな。
ちなみに素食って何?という方もいらっしゃるかと思いますが、簡単にご説明しますと、お肉や魚などの動物性たんぱく質が使われていないという驚愕の健康志向な精進料理のことです。
でも、精進料理の一種なんだから、味気が無いのでは・・・?と考えられる方も多い方と思われますが、台湾の素食さんはそんなことは無いんです。
詳しい文献は、某百科事典などに掲載されていますので、そちらをご覧いただいた方が早いかと思いますが、動物由来の食材が使われていないのに肉肉しく、食感や風味はお肉!魚!と見間違えるほど。そして味付けがしっかりとしていて、塩分取りすぎ注意(?)な日本人も食べやすい料理となっております。詳しくは、以前の記事をご覧いただいても良いかと。
まあ、お弁当なんで、専門店で食べるものよりは、モドキ料理レベルは低下しているのですが、列車の中で口の中にかき込むのであれば十分なクオリティとなっております。
で、実食タイムです(例によって、経過の写真は無し)
まず、しっかりと煮付けられている椎茸を口に運ぶと、椎茸の芳醇な香りが口腔をくすぐります。そして、大豆で作られている魚モドキ(お弁当の真ん中に鎮座している大きい何か)は、脂通しされた魚をイメージしているようで、噛むたびに溢れる旨味がなかなかのクオリティ。
そして、野菜、トウモロコシ、お肉モドキの豆腐が脇を固めており、異なった具材を食べるたびに溢れる怒涛の感激タイム。ご飯もちょうど良い量で、弁当の宝石箱と称しても良いくらい。これはまさに・・・。
「野菜たちのお伊勢参りや~!」(意味不明)
というわけで、精緻素食便當を完食。80元と少々いいお値段ですが、大満足でした。
精緻素食便當は、保存性を高めるために総じて味が濃い目というのも、塩分濃い目の食事を好む日本人にもぴったり(お弁当全般に言えることではあります)。
そして、動物由来の油分は使われておらず、あっさりと食べられるのは、年齢高めの方にもお勧めできるところ。そして、お弁当を構成する具材も多めなので、食べていて非常に楽しめるかと思われます。ご飯も少なめなので、炭水化物ダイエット中の方にもピッタリかも?
台湾に来たから、やっぱ肉食だよね!?という方は多いかと思いますが、たまにはあっさり、さっぱり、しかし食べた時の満足度は高めという素食を試してはいかがでしょうか。案外ハマるかと思います。
なお、ぺちお・ぺちこが精緻素食便當を買った場所は、高雄駅構内の1Fの案内所などがあるロビーにある店舗で買いました。地区ごとに販売されているお弁当が異なる様なので、高雄駅構内以外で買うことは出来なさそうですが、類似の素食系弁当は有りますので、機会があったら食べてみてはいかがでしょうか。食べてみる価値は有りですよ!
それでは!
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