こんにちは。
今回の記事も2016年ネタです。
そういえば、今年の6月22日から6月25日まで、上野恩賜公園で開催された台湾フェスティバルは凄い人出だった様子。良く分かりませんが、台湾人気は留まるところが無いようです。
なお、2015年、2016年に台湾フェスティバルのライチ種飛ばし大会で素晴らしい記録(マイナス方向)を残したぺちおさんですが、今年は新規参入者に考慮して不参加でした。
というより、台湾フェスティバルが開催されること自体忘れていたけどな!
話を戻しますと、2016年9月の台湾南部観光時、常々試してみたいと考えていた、台南 四草緑色隧道のマングローブトンネルクルーズに挑んできました。
この時の旅行は、ぺちお・ぺちこを含めて6人の大所帯(?)
台湾初めての人もいたというのに、全員バイクを利用した旅行を強制させた記憶。
この場を借りてお詫び申し上げます(○´ω`○)ゞエヘヘ
さて、台湾旅行の朝は、パパイヤと相場が決まっております。
なわけないと思われると思いますが、食べすぎて、胃もたれ、胃のむかつきが生じやすい台湾旅行時(?)に、タンパク質分解酵素が含まれるパパイヤを食べることによって、胃腸の消化吸収能力は大幅に促進されますのよ。
また、食欲がない時でも、爽やかな香りがするパパイヤは食べやすいのです。
朝から、台湾旅行定番の朝ごはんである油條(揚げパン)や、滷肉飯(台湾版汁かけご飯)を食べる気分ではないときにぴったりの食材と思われます。
とは言いつつも、大食漢の多かったぺちお一行。
朝ごはんを食べたいというリクエストがあったため、四草緑色隧道に行く道の途中にあったお店でお食事。サバヒーの風味が苦手な人もいるのではないかと言う心配は杞憂に過ぎず、全員難なくサバヒー汁を平らげておりました。良かったよかった。
四草緑色隧道に行く途中にある四草大橋。橋の上から見る鹽水溪の眺めが素晴らしい。
いいのか悪いのかは知りませんが、車を止めて釣りをしている人を発見。
何が釣れるんでしょうかね。
欄干の近くに乾燥した魚が捨てられていました。魚の恨めしい目が印象的です。
風景写真を撮りまくっていると、同行者がリュックサックを漁り始めました。
リュックサックから現れたのは、油飯。鴨母寮市場で買っておいたらしい。
先ほどサバヒーを平らげたというのに、まだ食べるんか・・・。
暑いのに油飯なんて・・・と思っていましたが、味見をさせてもらうとびっくり。
かなり美味しい。しっかりとした味付けがされており食べごたえ十分。ボリュームもあるので、遠出をするときのお共にぴったりかもしれない。
さて、油飯も堪能しましたので、四草緑色隧道へ向かいます。
四草大橋方面から四草緑色隧道に向かう場合は、四草紅樹林美食の看板が目印。
四草大橋を渡って、大きな道(四草大道)を道なりに進むと、四草紅樹林美食の看板とゲートが右手に見える交差点がありますので、そちらの交差点を右折、そのあと小道をしばらく進むと四草緑色隧道に到着です。
バイクは四草緑色隧道側ではなく、向かい側の公園スペース側にある駐輪場に停めることになります。四草緑色隧道側の道路は全面駐車禁止なので注意が必要。
観光船に乗るには、乗船チケットの購入が必要で、販売されているチケットは2種類。
道路側から見て、左手の窓口で緑色隧道(マングローブトンネル)のクルーズチケット、右手の窓口で四草漁港を遊覧船で回るチケットが販売されています。どちらとも大人一名200元の様子。今回は、マングローブトンネルでクルーズ体験が目的なので、左手の窓口でチケットを購入しました。
チケット売り場窓口の左手にあるホワイトボードには注意書きがあって、マングローブトンネルクルーズは、チケット購入客が30人以上にならないと開始されない様子(開始人数、条件は時期によって異なる可能性有り)そのため、観光した時期や、訪れた時間帯によっては、クルーズ開始まで待ち時間が必要になりそうです。
マングローブトンネルクルーズを体験する場合は、チケット売り場の左横にある入り口から館内に入って列に並ぶ必要があります。
館内にベンチは用意されていますが、座れる人数が限られているので、早めに席を確保すると良いかと思われます。
既定の人数が集まるまで、館内に掛けられているTVで紹介されるマングローブトンネルクルーズ時の注意事項(救命服の使い方)を見ながら暇をつぶします。なお、映像、音声共に中国語です。
クルーズが開始できる人数に到達すると、列に並んでいる順番ごとに、救命服と日よけ用の帽子を借りて、停泊している船の座席に着席していきます。椅子は、お風呂場にある様な椅子で、気を抜くと船の上で滑るため座り方に注意が必要。
救命服はこんな感じ。少々心もとない。
日よけ用の帽子は、台湾のお土産屋さん、雑貨屋さんで売っているような帽子。
着ている服装によっては、現地住民と見間違うくらいの威力です。
添乗員の方が船に乗車して準備が完了すると出発。まずは、情人橋(恋人橋)をくぐります。ここに限らず、船に乗らなくても景色を楽しめる場所が沿岸部に設けられているようです。
そのあとはひたすら、マングローブ林のトンネルをのんびりと進んでいきます。
要所要所で、添乗員の方が中国語で歴史的な経緯や、解説をしてくれます。
まあ、分かるわけが無い。たまに笑いが起きていたりして、意味が分からないのが少々悔しかったり。
たまに鳥が餌をとっていたりします。よーく目を凝らすと、泳いでいる魚の群れや、うろちょろと歩き回っている蟹も発見できます。双眼鏡があったら楽しさ倍増かもしれない。
静かに佇むトンネルが延々と続きます。
青々と茂ったマングローブトンネルの隙間から覗く青空がとても綺麗。
9月はとても暑いのですが、マングローブが強い日差しを遮ってくれるのと、運河を満たす水のお陰で意外と涼しく感じます。
すぐ目の前を枝が過ぎていく様は、なかなかの迫力。
マングローブが頭のすぐ上を通っている場所もあり、頭を下げないと頭をぶつけることがありました。写真を撮るのに夢中でたまに頭をぶつける人も。
船は、マングローブ林を抜けた後にある入り江でUターン。
ここまでの所要時間は、おおよそ15分。Uターンした後は、再度マングローブ林を抜けて、船付き場へ戻ります。座った場所に寄りますが、帰り道は対岸の景色を見ることが出来るので2度おいしい。
船付き場が見えてきました。30分の間、ずっと座りっぱなしだったので、結構疲れました。
さあ次の観光地に移動です!
というわけで、四草緑色隧道でマングローブトンネルクルーズ半日を堪能してきましたが、思っていた以上に楽しめました。いつもコンクリートジャングルでひーこらと悲鳴を上げている人にぴったりの癒し空間ですわ。森林浴効果もあったのか、気分転換にもなりました!
安平老街から自転車を走らせて30~40分程度の距離にある施設なので、レンタル自転車を利用できるなら、周辺の観光を一緒に楽しみつつ、自転車ツーリングをしながら、のんびり台南観光満喫も一つの手かと思います。
今回訪れたのは平日だったので人が少なく、待機時間は少なかったのですが、休日に訪れた場合はクルーズ開始まで待機時間が発生しそうです。そんな時は、近隣にある有名な飲食店で食事をして暇をつぶしてもいいかも。
また、台灣好行等のバスを利用して来ることは可能ですが、本数が少なかったり、思った以上に移動時間を要するようなので、タクシーで来た方が限られる時間を有効活用できるかもしれません(バイクに乗ることが出来れば、それが一番楽ではありますがね・・・)
違った台南観光を楽しみたい!市内観光だけでは物足りなくなった!と言ったときは、安平老街から程近い場所にある四草緑色隧道でのマングローブクルーズ、機会があったら挑戦してみてくださいね。
それでは!
四草緑色隧道 住所:台南市安南區大眾路360號
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