高雄 本物の鳳梨酥(パイナップルケーキ)を食べられると噂の幸福原味に行ってきた

台湾グルメ

ども、ぺちお(@hao2taiwan)です。
台湾でパイナップルケーキを思う存分堪能するシリーズの記事です。

高雄 本物の鳳梨酥(パイナップルケーキ)を食べられると噂の幸福原味に行ってきた

日本人に大人気の、台湾土産として有名なパイナップルケーキの元になっているパイナップル(中国語で鳳梨(fèng lí))。
黄色いごつごつした皮にとげとげした葉っぱは食べ物には見えない・・・。やたら堅い上に、投げつけたら爆発しそうな形もしていますし、最初に食べようとした人は勇者だと思います。

話を戻しますと、2016年ゴールデンウィークの台湾旅行中に知る人ぞ知るパイナップルケーキを買うことが出来る、高雄の「幸福原味」というお店に行ってきました。
じつは、「幸福原味」のパイナップルケーキは、高雄市内にある高雄市物産館で買うことも可能とのことでしたが、本店で買った方が美味しい!とか、現地の風を体で感じたい!(?)とかいう良く分からない思い込みと理由を元に、バイクを吹っ飛ばしてパイナップルケーキを買いに幸福原味へ行ってきたわけですが・・・。

 

なお、「幸福原味」はどこにあるかというと、場所的にはこちらになります。
一目でご理解いただけますが、いわゆる観光スポットにあるお店ではありません。

 

幸福原味鳳梨酥 住所:高雄市大樹區中正一路388號

 

また、幸福原味へ主にバスを利用して行く方法(行き方)については、以下記事にまとめていますのでご参考ください。

高雄大樹の幸福原味大樹鳳梨酥へ公共交通機関(バス)だけで行く方法まとめ
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幸福原味に行ってみた

幸福原味まで、バスで行くことも可能との情報はありましたが、お店以外にも寄りたい場所があったので、小回りが利くバイクをレンタルして出発です。

バスより速いぜ!という謳い文句は少々眉唾。なぜなら、そんなに速度は出せないからです(速度制限がある道路が多い為、2段階左折も必須だし)

 

途中、同記安平豆花(高雄にもお店があります!)で豆花を食べたり、ファミリーマートでぐでたまアイスを食べたりと観光を満喫しながらの移動。晴れててよかったと本当に思います。

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なんでこんなところに来ちゃったんだろう感の感じられる写真。本気で何もなかった。あるのは広大な畑のみ・・・。

 

なお、台湾の交通事情に慣れていないという事と、寄り道をしまくった影響で2時間近く掛けてお店に到達。途中で通る道も間違えたし仕方ないところです。

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結構見落としそうなデザインをしている看板なので、注意深く見ていないと通り過ぎること間違いなし。ご注意ください。

 

しかし、お店の目の前を通っている道路は広々としていてどう見ても田舎道(失礼
空が広々していて、高雄中心部じゃお目にかかることが出来ない光景です。

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垂れ幕もあるから見落とすわけないじゃない!とか思うでしょうが、スピードを出していると死角になるようなところに垂れ幕があるんですよ。ええ。

 

さて、周辺環境を見て感動しているうちに時間が無くなってきたので、そろそろとお店に入ることにします。

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すっきりとした店頭。でも、人によってはガソリンスタンドの一区画に見間違えるかも(隣がガソリンスタンドだし・・・)

 

ちなみにお店の店頭にはトラックが駐車していて、先ほど収穫してきたように見えるパイナップルが荷台に沢山積まれていました。

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荷台にどれくらい積んでからお店に来るんでしょうね。積んでるところを見てみたいですな。

 

美味しそうなパイナップルが無造作に置かれていて、これを買ってもいいんだけどなあ・・・などと考えてしまいます。また、よくよく考えたら5月、6月は、鑚パインの旬の季節。タイミングが良い時に来れたものです。

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しかし大きいパイナップルですなあ。日本ではなかなか見かけることが出来ないサイズですわ。

 

お店の横には大きな倉庫が立てられていて、倉庫の中では出荷前のパイナップルをお姉さんが段ボール箱にひたすら梱包していました。

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予想以上に広い倉庫。時期によってはこの倉庫が一杯になるんでしょうかね。積まれているカゴの量が半端ないですわ。

 

そして梱包が終わったパイナップルの段ボール箱が倉庫前にずらりとに積まれていて壮観。
しかし、どんどん積まれていく段ボール箱を眺めつつ、パイナップルが非常に大きい果物なので梱包は大変だろうなあ・・・とか考えていたら、ぺちこさんが先にお店に入っていました。
待って~!

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この箱の中にパイナップルケーキが沢山入っています。

 

幸福原味に入ってみた

お店の中に入ると美味しそうな食べ物たちがお出迎え。
そしてカウンター奥に見える窓を覗くと、パイナップルケーキなどの販売している商品の梱包をしている姿が見えました。

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可愛らしい感じのロゴ。何となく安心します。

 

なお、お店の営業日・営業時間は、基本的に休日は無し(中秋節や新正月期間、旧正月期間は休みの可能性あり)のAM9:00~PM6:00。しかし、郊外のお店なので、早めにお店に行かないと営業が終了している可能性がありますのでご注意ください。

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台湾にしては健康的(?)な営業時間。

 

さて、お店の中に入るといきなりの質問攻めが始まります。
日本人客が来るのは相当珍しかった様子で、どこからきたの~?いつ来たの~?などなど。矢継ぎ早に質問が飛んできます。
回答についてはぺちこさんに担当していただき、ぺちおは店員さんにもらったパイナップルを持って心の中で大はしゃぎ。早く食べたいなあ~・・・。

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すごい甘い香りがしたんですよ。しかも大きい。

 

幸福原味でパイナップルを試食させてもらった

ちなみに店員さんの話によると、このお店で使っているパイナップルは、金鑚パイナップルという種類で芯まで食べられるそうです。

ということで期待のお食事タイムです。

ぱくり・・・。

おおおお・・・。

やばい!うまい!!!

咀嚼するたびに感じるパイナップルの鮮烈な香り、果肉を口の中に頬張ったときに広がる優しい甘味と溢れんばかりの果汁。まさかこんなにパイナップルが美味しいなんて!

敢えて形容するなら、異次元パイナップル!

ぺちお、ぺちこともに、店員さんのご厚意に甘えてミラクルパイナップルを堪能しましたが、その瞬間マンゴー党からパイナップル党に鞍替えしたくらいに美味しかった。
まさかの予想だにしない刺客に二人ともご満悦です。

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食べた瞬間、台湾フルーツNO.1がパイナップルになりました。パイナップル万歳!

 

さて、パイナップルを食べるのは良いのですが、本来の目的はパイナップルケーキを買う事でした。気を取り直して、お土産の選定を粛々と開始しましょう・・・。

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所狭しと置かれている魅惑的な商品の数々。さてどれにしましょう。

 

幸福原味でパイナップルケーキを買ってみた

まずは、パイナップルケーキ。パッケージが可愛いです。まるまるとしたパイナップルの絵がほんわかしますね。

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台湾のお土産のパッケージって、どぎつい物が多い印象があるのですが、こちらのパッケージは非常に可愛いです。

 

こちらは、この時点では正体が分からないお菓子とドライパイナップル。
お土産に買って帰るならば、日持ちの関係上パイナップルケーキよりもドライパイナップルの方が良いときがあるかも・・・?

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干しパイナップルは一つ一つ袋入っているので、バラマキ土産候補にもなります。

 

こちらは、香ばしいアーモンドと濃厚ミルキーのハーモニーが大好評の観光客に大人気のヌガー(牛軋糖)。バラマキ土産にピッタリでぺちこさんの大好物です。

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食べ方を誤ると歯にこびりつくヌガー。お菓子界の狂気である。

 

菓子類以外にはお酒らしきものも発見。パイナップル酒とライチ酒のセットらしいです。
欲しいけど荷物がかさ張りそうですね。重量もあるので買うのは勇気がいりそうです。

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お酒を買おうと思ったけど今回は思い留まりました。また今度の機会に・・・。

 

パイナップル酒とライチ酒のセットについては、別々に一瓶ずつ購入することもできるそうです。しかし、セットで買ったほうが40元お得なので、せっかくなのでセットで買ったほうが良いでしょう。

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お酒のパッケージも可愛い。洒落てます。

 

他には、各種菓子類がセットになったお土産セットもありました。
しかし、どれもパッケージが可愛いくて見とれてしまいます。お土産自体の味も重要ですが、パッケージの見た目も洗練されていると購買意欲が高まる気がします。

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手持ち用の紐が付けられているところにパッケージに対する気配りが感じられます。

 

パイナップルケーキやドライパイナップルの試食もさせてもらった

カウンターにへばりつくようにお土産類を物色していると、なんと店員さんから思わぬ差し入れをいただきました。なんと味見(試食)をどうぞとのこと。

早速いただくことにすると、パイナップルケーキは、パイナップルの新鮮な風味をダイレクトに感じることが出来てびっくり。
こちらのパイナップルケーキは餡がパイナップル100%ということで、酸味と甘みが見事に調和していました。まさに、パイナップルケーキ革命といった美味しさ。
余談ですが、安価で提供されるパイナップルケーキは、餡がパイナップル100%ではないものも多く、味わいは全く違うそうです。それはそれで美味しいものもありますので、人それぞれの好みってところではないでしょうか。でもこのパイナップルケーキは今までで食べた中で一番美味しい気がします!

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一度は食べていただきたいパイナップルケーキ。取り立てのパイナップルが凝縮されたような餡の虜になること間違いなしです。

 

なお、店内の壁にはパイナップル100%を謳うポスターがあります。
なるほど納得。

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目を引くポスターですな。パイナップルケーキがとても美味しそうに見えます。

 

パイナップル100%に感心しつつも、まだ試食タイムは続きます。

これは、せんべいのような風味に落ち着いた甘味と塩気がお茶を呼ぶ惜某餅
ぺちこ曰くビールのつまみに合う!とのこと。確かにそんな味でした。

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ぺちこさん垂涎の謎のお菓子。お酒のお供のような味がしつつも、お茶とも合う絶妙な風味が特徴的なお菓子です。

 

ドライパイナップルも味見させてもらいましたが、これも魅惑の一品でした。
日本のコンビニでたまに見かけるドライパイナップルとは比較にならない美味しさで、酸味が甘さのバランスも良く、今まで食べてきたドライパイナップルは何だったんだと思ってしまうくらいに美味しかった・・・。

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フルーツ乾物界を揺るがす美味しさを持つ干しパイナップル。是非ともその美味しさを味わってほしい一品です。

 

こんな感じで、お土産の購入も無事に完了。収集癖(?)が満たされた上にパイナップル三昧でお腹いっぱいになったわけですが、ぺちこさんはいかがでしたか?

ぺちこ
ぺちこ談

お店に来てよかったと思える美味しさでした♪
またお店に行きたいです!

そうですね。それくらい感動しましたね。高雄滞在時にまた来ることにしましょう。

なお、幸福原味の製品は幸福原味のウェブサイトでオンライン購入することができるようです。海外発送は対応していませんが、台湾国内であれば宿泊ホテルに配送してもらうことも可能とのこと。お店までは行けないけど幸福原味のパイナップルケーキは欲しい!という時に利用するのも手かもしれません。

それでは~。

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