この記事は、
長良川鉄道と姉妹鉄道になった台鉄の内湾線で内湾老街に行ってみた 其の2の続きです。
~前回までのあらすじ~
1年ぶりに書く記事なので何があったかをすっかり忘れてしまったぺちおであった。
冗談は置いといて、
台湾の3大ローカル路線のうちの一つ、內灣線に乗って內灣站に辿り着いた一行、雨の降りしきる中、希望と不安を胸に內灣老街観光に向かうのでありました。
というわけで、老街観光開始!
まずはどんな見所があるか、駅舎の近くの観光ガイドマップを見て確認しましょう。
うむ。老街と吊り橋以外は、のんびりカップルデートコースみたいな感じ。なお、內灣野薑花粽、いわゆる粽が名物の様子。はて、どんな粽なんでしょうかねえ。
一通りガイドマップを頭に入れた一行は、どんどん老街の道を突き進みます。平日なので全く人がいない老街ですが、学生さんらしき人達がおやつ的なものを買っていました。
しかし、この寂しい感じがなかなか良いですな、休日は観光客でごった返すそうですが。
先ほどのお店から左手に伸びている道を見てみてもガラガラ。平日の醍醐味。
でも少々寂しい感じは否めない。軒を連ねるお店もお客が少ないことが分かっているのか、開店休業みたいなところが多いようです。
左手の道をもう少し遠くから見たところを写真に撮ってみました。なんというか、地元の商店街みたいな感じ。老街らしいのんびりした雰囲気ですな。
右手を覗いてみると、こちらにも色々なお店が並んでいます。まあ、こちらの道は左手の道と違って、お店が少ないようで、通る人がほとんどいない感じ。というわけで人通りが多い左手の道を進みます。
はたから見るとそんなに長くなさそうな通りでしたが、歩いてみると案外遠くまで続いている感じ。良くはわからないけど、不思議な国に迷い込んでしまったような感覚。道の先に見える山に霞(かすみ)がかかっていて幻想的。
左に進む道も発見。なんだろう、少々寂しさを感じさせつつも、郷愁を掻き立てるような風景が続いていて、非常に心地いい。ノスタルジックな光景っていうのは、こおいうものを言うのだろうか。
雨に打たれながら道を歩いていると、初めて九份に行った時にも感じた、不思議な気持ちがよみがえってきました。どこを見てもレトロでいい感じ。
老街のメインストリートの隅にはこんな感じの機関車が置いていたりして、良く分からないけどワクワクしてしまいますな。
最初は天気が悪くてどうなるかと思っていましたが、こうしてみるとちょっと暗い空と街並みが絶妙な空間を織りなしています。
久しぶりに內灣の記事を書きましたが、こうしてみるとまた行ってみたくなるローカルな雰囲気満載です。惜しむらくは、この街に至るまでに小旅行並みの時間がかかるところですかね。
さて、懐かしい気持ちを掻き立てる、素敵な內灣老街探索紀行は、まだまだ続きますのよ。
內灣老街 住所:台湾 新竹県 内湾
コメント