高雄 阿嬤古早味の當歸鴨麵線に挑戦してみました

台湾グルメ

 

本日の記事も、ぺちこ抜きで高雄旅行シリーズです。
まあ、ぺちこさんを差し置いて旅行に行ったことが影響しているのか、おかげさまでぺちこさんの台湾行きたい病が発病しておりまして大変でございます。
次は台東に行きたいだの、台南の花園夜市に行きたいなどと、色々とリクエストが出てきており、なだめるのに苦労しておりますです。

そんなことは置いといて、高雄旅行初日に三多商圈駅近くにある阿嬤古早味で當歸鴨麵線というものを食べて来ました。さて、鴨は文字からして分かるのですが、當歸ってなんだろうと思い調べてみたところ、セリ科の草とのこと。血の循環を良くする作用があるそうです。ちなみに日本漢字に直すと当帰。なるほど、当帰と鴨の麺ってことだな!(そのまんま)
いわゆる漢方系の麺料理ってことか・・・。

漢方系食品大好きのぺちおとしては、食べてみるしかあるまい!

というわけで、レッツ當歸鴨麵線実食レポート!

 

この日は、台湾時間のPM15:40頃に高雄国際空港に到着。相変わらず人が少なくて快適。
飛行機から降りて空港に降り立った時の五香粉の香りを嗅ぐのは、4か月ぶりです。

いつ来てものんびりとした雰囲気の高雄国際空港。ぺちおはお気に入りです。

 

高雄国際空港内で両替、プリペイドSIMの購入を終わらせた後は、ホテルチェックインをするために、ホテル最寄りの三多商圈駅で下車。ここからがぺちこ抜きの高雄旅行の始まり、ワクワクしてきました。

ウォーリーを探せ。中国語だと、威利在哪裡。息の長いコンテンツですな。

 

今回の宿泊先ホテルは、三多商圈駅から徒歩5分圏内にあるこちらのホテル。
ホテルレポートはそのうち書きます。お値段お手頃で、なかなか綺麗でよござましたのよ。
近隣には、星光水岸公園、高雄展覽館、高雄85大樓があるので、ちょっとした観光も便利。

なお喫煙所は無いので、喫煙者の方はご注意ください。

 

ホテルチェックイン後、腹ごしらえをするために近隣を散歩。とはいっても、一度や二度来たことがある観光客が目立った食事処を見つけらるわけはなく、しかも土曜日の夕方なので食べられる場所は限られそう・・・。

最寄りのアーケード内で空いてそうなお店はほぼ皆無。素直に駅方面に行った方がいいのだろうか・・・。

 

なんてことを考えつつ歩いていると、こちらのお店を発見。運がいい・・・。
これ以上歩き回っても食事の機会を得るのは難しいはず(?)なので、こちらで食事を済ませてしまいましょう。決断が大事ですよ、決断。

商業施設区画の合間にあるお店なので、見つけにくいかもしれません。

 

実は、2015年の11月高雄旅行で隣のお店で陽春麵を食べたことはありますが、こちらのお店で食べるのはお初。さてどうなりますことやら。

土曜日の夕方ということもあり、すぐに着席出来ました。

 

お店の売りは、こちら4商品の様子。當歸鴨麵線、鍋燒意麵、水餃、關東煮。
うむ。どれにするか悩みますね。

關東煮も気になるが、今はそんな気分ではない!

 

注文は、店頭先にある屋台の左手にある注文票に記入して、店員の方にお金と一緒に渡す形式です。

屋台を見ると期待度アップ。ずっと眺めているだけでも楽しい。お腹は満たされないけど。

 

まったりとしていても仕方ありませんので、早速注文票を手に取って注文品を選びます。
ぺちおは、當歸鴨麵線。同行者は、鍋燒意麵。そしておかずに水餃子を注文。なかなか無難な注文でござろう。PM20:00まで営業してるので、観光後にお店に立ち寄り、關東煮をホテルに持ち帰って一杯という手もありかと。

控えめの注文。ええ、まだ夜の部もありますので。

 

店頭の左手には、滷味関連の商品ケースがあります。こちらで滷味を持ち帰ってつまむのも、乙。なお、ケース手前には調味料が並んでいますので、味を変えたい場合はこちらで調味料を料理に足します。

同行者があまり得意ではないということでしたので、今回は断念。美味しいのになあ。

 

調味料の置かれている机には、箸とレンゲの引き出しがあります。こちらから箸とレンゲを必要な分だけ取っていきましょう。

もうこのシステムにも慣れました。でも、初めての台湾旅行時は戸惑った記憶があります。

 

さあ、料理が手元に届くまでしばらく待機です。
夕暮れ時の高雄港風景を眺めながら、しばらく空腹のまま お待ち下さい・・・・・。

Now Cooking………….

 

 

そして10分後・・・。
注文した料理が座席に到着、実食開始です。

 

まずは、鍋燒意麵。魚介系スープから漂う強い香りが鼻腔をくすぐります。同行者に頼んで一口食べてみたところ、麺はなかなかのコシ。魚介系スープと意麵と良く絡んで、なかなかの食べごたえ。寒い時に食べるのにぴったりな濃い目のスープが特徴。飲んだ後の〆にも合う。

スープたっぷり。カニカマっぽいのが目につく魚介系麺。なかなかの旨味でした。

 

水餃子も到着。茹でたてのぷりぷりでございます。ぺちおは、台湾に来るようになってから、焼き餃子より水餃子の方が食べやすく感じるようになりました。なんででしょうかねえ。サイズは一口サイズで、しっかりとした弾力を感じられる程よい厚みの生地がぺちこ好み(どおいう意味・・・)。餃子から滲み出る肉汁はあっさりとしていて、旨味十分。こりゃあイケる!

ぺちこがいたら、確実に持ち帰りをしたであろう水餃子。これだけを食べても満足できるかと思われる完成度でございます。

 

大本命當歸鴨麵線も到着。スープに鼻を近づけると、セロリっぽい漢方生薬系の香りがします。麺はいわゆる麵線の超細麺。鴨は丼の半分近くを埋めるくらいのサイズ。

濃い目のカツオ出汁に入っている素麺に見えなくもない。

 

 

さていただきますか(;・`д・́)…ゴクリ

 

 

まずはスープをいただきましょう。
スープを一口飲むと、生薬系の香りが口の中に広がります。かなり強いセロリっぽい香りなので、好みが分かれるかも。なお、仙草系のドリンクや、香港亀ゼリーなど、漢方系料理全般に苦手意識が無い方は大丈夫なはず。

鴨肉は、箸で持ち上げるとすぐにお肉が骨から剥がれるくらいの柔らかさ。鴨肉自体からは、ほんのりと當歸由来の香りがする程度、味付けはあっさりとしており、鴨肉の臭みは無し。脂身が少ないので鴨肉本来の旨味を感じられます。なお、小さな骨があるので、食べる際には注意が必要。

麺は、超細麺で食べやすいけどしっかりとたコシがあり、すべすべ麺なのにスープとうまく絡んでいるのは驚き。麺、鴨肉を口に含みつつ、脂分なし、コクなし、當歸臭全開のスープを飲み込むと、良く分からないけど癖になる。これは、台湾麵界の新星ですよ!

良く分からんけど、一週間に一回は食べたくなるような癖になる味!あっさりとしているので、胃もたれもしない。

 

ご馳走様でした。

當歸鴨麵線、こりゃあなかなかいいです。とにかく當歸の香りが堪りません。鮮烈なんだけど、強烈ではない。非常に微妙なバランスの香りは、体の中を綺麗にしてくれそうな感じ(んなわけないけど)。良く煮込まれた鴨肉の柔らかさにもハマります。
冬季に食べる方が美味しく食べられそうではありますが、あっさりとしているので、暑い時期に食べても美味しくいただくことができそうであります。水餃子も美味しいし、ぺちおはリピーターになりそうです。さて、今度はいつ来ようかな・・・。

それでは!

 

阿嬤古早味 住所:高雄市苓雅區三多四路77巷19號(50嵐旁邊巷子底)

 

 

なお、當歸鴨麵線のお陰で血行が良くなったのか、食欲増大。近隣の有名パン屋さんで買ったベーグルなども平らげたのは秘密。

これがまた美味しかったんですよ・・・。本気で。炭水化物万歳!

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