芒果(マンゴー)、荔枝(ライチ)、鳳梨(パイナップル)などの、軟弱、軟派なフルーツジュースばかり飲む人たちに喝を入れたい・・・!
なんてことを来台の度に妄想をしているぺちおです、こんにちは。
ええ、マンゴー、ライチ、パイナップルは、確かに台湾を代表するフルーツではありますが、毎回同じようなものを飲んでいて飽きないのかと、思うことがあります。
初台湾の方や、来台回数が少ない方であれば、日本では思う存分味わうことが出来ないフルーツに舌鼓を打つのは理解はできますが、たまには違ったものに挑戦してみてもいいんじゃないかと思う次第。
マンゴー、ライチ、パイナップル以外にも、台湾だからこそ味わうことが出来るものもあるわけでしてね・・・。折角台湾に来ているわけだから、台湾食文化に踏み込んでいく勇気も必要だと思うんですな。そう、開拓者精神を忘れてはいけないのですよ!
というわけで、大口を叩く限りは、自分で試してみる!が身上のぺちお、昨年挑戦してまいりましたよ、山藥牛奶(ヤマイモミルク)!!
実は、山藥に関していえば、以前に食べたことがありましてね
その時は、山藥の優しい甘味とトロトロの食感に感動したのですが、今回は飲み物。
どうなりますことやら・・・。
そんでもって今回、山藥牛奶を飲ませていただいたのは、こちらのお店。
寧夏夜市まっただ中にお店がありまして、向かいに全家(ファミリーマート)があるので、探すのは容易です。
寧夏夜市O’juice 住所:臺北市大同區寧夏路26號
はい、やってまいりましたよ。ぼくらの聖地である寧夏夜市。少々こじんまりとしたこの感じがお気に入りでございます。しかし、大口をたたいたものの、実績のない飲み物を飲むことに少しだけプレッシャーを感じております。
少々腰が引けつつも店頭に立つと、何となく勇気が湧いてきました。
よし、思い切って注文だ!
店頭に掲げられている看板を見ると、人気と思われる商品は、商品名だけでなく看板に写真掲載がある様子。こうしてみると、芒果汁(マンゴージュース)、木瓜牛奶(パパイヤ牛乳)と言った、歴戦の強者と肩を並べる形で掲載がされている山藥牛奶は人気商品なのだろうか・・・。
注文した後は、出来上がりまで店頭でしばらく待機。期待の山藥牛奶のお値段は60元なり。
台湾に久しぶり(?)に来たと言うのに、パイナップルを始めとした南国フルーツジュースを飲まないとはどおいう事だと自問自答ですよ(自爆ですが)
店頭には、上の写真にあるパイナップル以外にも、ジュースの材料となる具材が並べられてまして、こちらは芋頭(タロイモ)。
山藥牛奶に挑戦するなら、芋頭牛奶にも挑戦しておけばよかったですなあ。
山藥(ヤマイモ)はこちらです。日本人感覚的には、ご飯にかけるならまだしも、これをジュースにするとは、まったく理解が及びませんな。
おっと、やっとぺちお・ぺちこが注文した山藥牛奶の作成に取り掛かられたようです。
夜市付近にあるお店としては、店内は狭いながらも小綺麗。ええ、清潔感は大事です。
さあ、山藥牛奶が出来上がりました。早速実食タイムとまいりましょう。
どれどれ・・・。
!?
ちょっとやだ奥さん!
これ美味しいんじゃないの!?(∩´∀`)∩´∀`)∩´∀`)∩
生クリームのような、ねっとり、まったりとした重厚さを感じつつも、あっさりとした飲み口。口に含むと、ほのかな芋の甘みと風味が感じられます。そして、牛乳と芋の風味がバランスよく調合されており、どちらとも主張しすぎず、優しくもしっかりとした香りが感じられ、〇ックシェイクのような飲みやすさ、そしてシルクを飲んでいるかのような、非常に滑らかな喉越しが特徴的です。
そして、南国系フルーツと違って、淡泊かつ、サラリとしており、非常に飲みやすい。
あ、これ人気なのが分かりますわ。
マンゴーやライチ、パイナップルジュースを飲んだ時に感じられる鮮烈な美味しさは皆無ですが、ほっこりと安心するような癒し効果が抜群の美味しさ。夜市のジャンク飯の合間に飲むなら、こっちの方がいいかもしれない!
こりゃあ一本取られましたね。
病みつきになりそうな喉越しと風味は、
台湾飲料界の虞美人といっても過言ではござらん。
このいつまでも表舞台で主役になり切れない味や風味は、マンゴーやライチなど、ぴちぴちぷりぷりの美少女たちの虐めに耐えつつ、月下で静かに佇む薄幸の美女を思わせますなあ。
いやあ、本気でこれはアリです。
なんというか、芋好きであれば一度は飲んでみるべき。
お店の看板商品になっているのが理解できましたよ。
皆様もたまには違ったものが飲みたいと思ったら、山藥牛奶。アリですぜ!?
ぺちこも気に入ったらしく、3分の2以上はぺちこに飲まれました。
少しは残しておいてよぺちこさん・・・(ノД`;)
ちなみに結構お腹に溜まるのでご注意くださいませ(お芋なのでカロリーにも・・・)
それでは!
コメント