豐原 豐東黃昏市場の美珍香で買える雞肉盤と鴨肉盤が鬼ウマ過ぎた

台湾グルメ

たまにはグルメネタ以外は無いのかね?
そんな声が聞こえてきそうなぺちおです。こんにちは。

とはいえ、台湾で何をするかと言うと美食巡り!が大半のぺちお・ぺちこ。
いつでもどこでも食べすぎてしまい、ネタ帳はパンパン。
溢れんばかりのネタを捌いていかないと、自分が苦しむ。
と言うわけで今回の記事も食べ物ネタですが、スイーツ記事ばっかりだと飽きるので、
今回は塩気のある食べ物記事です。

なんだかんだ言って食事ネタは鉄板なのよねえ。

 

ぺちお・ぺちこが台湾でいつもやること、それは・・・。
黄昏市場、朝市散策

黄昏市場、朝市散策の何が楽しいって、そりゃもうアレよアレ。
食べ物が美味しい!

市場内に所狭しと並べられている食べ物は、夜市で食べるより食事に比べてボリューミィかつ種類が豊富。そして、お買い得ともいえるものが多い。
常時財政難であるぺちお・ぺちこコンビにとっては、まさに聖地ともいえる場所。

ちなみに朝市は分かるけど、黄昏市場(たそがれいちば)って何でしょうと言う話ですが、
黄昏と言う単語から推察が出来るように、昼過ぎから夕方にかけて活発に開催されている市場を意味します。要するに夕ご飯時の強い味方ってやつです。
なお、黄昏市場を検索エンジンなどで確認する場合、日本漢字の黄昏だと見つからない場合があるので、繁体字の黃昏で検索すると良いです。

 

本題に戻りますと、ある黄昏市場で記録的美味しさの雞肉、鴨肉に出会ってしまいました。

それはこちら。

これは雞肉ですが、どうです。
この艶々とした瑞々しいお肉。これ実は、1皿100元120元なんですよ・・・。
これが100元120元なんて、やべぇよ・・・まじやべぇよ・・・
皿に盛られた驚きの量もさることながら、肉質、味も素晴らしく、鶏の旨味を凝縮したしっとりとしたお肉の味を食べると、惚れこむこと間違いなしのはずです。

本気でお勧めしたい雞肉盤。鶏肉好きなら是非食べていただきたい。

 

さてこの日は、台中駅近くのレンタルバイク屋さんでバイクを借りて、24時間コインランドリーの探索が一日の始まり。持ってきた荷物はリュックサックのみ、そして持ってきた衣類は、上下ともに数枚ずつ。
要するに10泊するのに着替えが足りない状態に陥っておりまして、洗濯を至急速やかに終わらせる必要があったのです。暑い台湾で観光する時、一日に着替えを何回もするかもしれないという危険性を忘れていただけなんですけどね。

まあ、コインランドリーを台中駅近辺には見つけられなかったため、グーグルマップさんを信じて国道3号線を北上。途中、潭子周辺にコインランドリーを見つけましたが、所在は進行側が逆の道路側。とっても面倒に感じたので、マップ上に表示されている豐原の24時間コインランドリーに望みをかけることにしました。

3号線に合流できれば、北上は楽ちんです。后里以北に行くなら1号線の方がいい気はする。

 

国道3号線をさらに北上すると、国道13号線と分岐する環状道路に到達。
ここで左折して国道13号線をしばらく進んだ後に、右手に見える西安街への道を進むと、小学校近くコインランドリーがある様子。さあ、マップ先生を信じて行きましょう!

結果は・・・、閉店!
もぬけの殻になっていましたよ・・・。

閉店しているとは思わず、コインランドリーを探しまくって疲れました・・・。

 

口惜しい・・・!ここまで来たのに!!
しかしここで歩みを止めるわけにはいかない。太陽の陽射しを一心に受け止めている洗濯物の匂いが、ぺちおの我慢水準を大きく超え始めており危険水準間近。これ以上、汚れた洗濯物を成長させると身動きが取れなくなってしまうであろうことは明白。

必死の思いで再度調べると、豐原駅の反対側にも24時間コインランドリーがあることを確認できたので、そちらに一縷の望みをかけて向かうことになりました。
とか言いつつも、豐原慈濟宮前で途中下車して肉圓に舌鼓を打ったわけですが、
その話はまた今度。

豐原慈濟宮周辺、カオスっぷりがなかなか良いです。一見の価値あり。

 

そのあとも豐原駅でスタンプゲットだぜー!とかやりつつ、寄り道を楽しんでいたわけですが、ついに見つけたよ24時間コインランドリー!
洗濯の為に17㎞もバイクを走らせたわけだ・・。何しに台湾に来てんだろうね!

やっと見つけたオアシス。また台中に来た時は、ここに来れば洗濯が出来るってもんよ!

 

さあ、洗濯開始です。しかし、洗濯は30分。乾燥も30分程度の待機時間が必要なわけで、暇な時間をどうするかと言う問題が出てくるわけです。

1時間くらい座って待ってたらどうなの?とか言われそうですが、1時間あればご飯食べられますからねえ・・・。

 

近隣に何か観光スポットはないかなあと地図を見てみると、なんと豐東黃昏市場という市場がご近所にあることを発見。と言うわけで来ちゃった豐東黃昏市場。

写真だけ見ると大きそうな市場。しかしそんなことは無い。

 

なお、豐東黃昏市場の所在はこちら。
駅から離れた山にほど近い場所にありまして、近隣に目立った観光スポットが無い生活感あふれる市街地の角で開催されています。繁華街が駅の反対側にあることから、物好きでもなければこちら方面に来ることは無いでしょう。

 

豐東黃昏市場の開催規模は、予想以上に小さめ。場外にも屋台や、野菜を販売するトラックが並べていたりしますが、市場内は5分以内で回りきることが出来るくらいの大きさ。

観光に困ったら黄昏市場。これ鉄則。下手な観光地より、短時間で楽しめます。

 

しかし、規模の大小の差こそあれ、市場内で販売されているお惣菜類はとても美味しそう。
お惣菜類が所狭しと並べられている様子はまさに圧巻。まさに台湾の台所といったところ。

今度は市場毎のお惣菜ランキングとか作ってみようかしら・・・。

 

他にも菓子パンやお惣菜パンも販売されていたりして、食いしん坊なら目移りすること間違いなしです。また、市場内で販売されているものを見ると、台湾の人たちの好みが伺えたりして楽しいですな!

どれも美味しそう。でも買えない。なぜなら食べ切れなさそうだから!

 

まあ、こんなに沢山あるお惣菜を眺めていたらお腹が減ってしまうのが人情。
ぺちこの腹の虫も暴れ始めていたようなので、迅速に買い物を済まさなければなりません。
そんなこんなで市場内を再度巡り目星をつけたのがこちらの美珍香さん。

雞鴨鵝(ニワトリ、カモ、ガチョウ)の3トップ。どれかが売りのお店は良く見かけますが、3つとも売りのお店はなかなか見ない気がします。

 

お店は、市場の入り口の目の前にありますので、見つけられないことは無いかと。
なお、こちらのお店を選んだ理由は、人気店のようで客足が途絶えることが無かったのと、
従業員の方が笑顔で応対していたからだったりします。

非常に目立つところにあります。営業しているのであれば、すぐ見つけられるはず。

 

さあ、どれにしようか・・・・・。
店頭に並べられている肉盤と睨めっこしていると老闆が、これは雞肉。これは鴨肉。これは鵝肉と教えてくれました。う~む、鵝肉(ガチョウのお肉)に挑戦したいところだが・・・。
全皿を買うことも可能だが、量的に食べ切れる自信がない・・・・・!!!

しばらくの間、悶々としながらお皿と睨めっこしていましたが、鴨肉盤と雞肉盤を購入することに決定。なぜお店の名前になっている、「鵝」を買わなかった!この唐変木!と言われそうなのですが、夏の暑さは人を狂わせるんですよ、夏だから仕方ない・・・。

暑いと判断力低下するんですよ。ええ。

 

そんなこんなで途中経過は省略させていただきまして、ホテルに舞い戻ってまいりました。
さあ、おまちかねのお食事タイムでございます。
ちなみにお皿(紙皿)がなぜあるかというお話ですが、~肉盤の盤はお皿の意味。
そう、皿付きなんです。気が利いてますな。

紙皿がついているので、ホテルまで持ってこなくてもお弁当代わりにすることは可能。あと用意すべきは箸のみ。

 

う~む。芸術品のような美しい鴨肉ですな。艶々しておりますよ。ごくり・・・。

まあ、なんというか量多すぎなんだが・・・。

 

こやつは雞肉。うむ、こちらも滑らかなお肌で美味しそう。生唾を飲み込んでしまいました。

こちらも一人で食べるのに勇気がいる量。二人旅で良かった。

 

 

では、実食開始!

 

 

まずは鴨肉からいただくことにしましょう・・・。

モグモグモグモグ・・・・・(●´ㅂ`●)

 

 

うむ!

お肉自体にしっかりと味が滲み込んでいますなあ!

脂は少な目なので、あっさりとした食べ口。鶏肉系の脂が苦手な人でも、これなら食べやすい。そして、噛めば噛むほどお肉のうまみが滲み出来て、非常に美味しい!
強めの塩加減も鴨肉の旨さをうまく引き出していて旨味!
また、鴨の臭みも抑えられていて、生姜と一緒に食べるとさらにさっぱりと食べられる。
こりゃあなかなかの強者ですよ!

豐原の美食会を大きく揺るがす実力を持つ鴨肉。伏兵でございます。

 

 

お次は雞肉、どうだろうか・・・。

モグモグモグモグ・・・・・(๑´ڡ`๑)


!?

 

 

やばい!こりゃ旨い!!

 

【朗報】美珍香の雞肉盤に金賞が受賞されました!

鴨肉のあっさり、さっぱりを特徴とした食べ口とは真反対。
雞肉はもう、ジューシー!プリプリ!ボリューミィ!3連打ですよ!

鴨肉と同様、お肉自体にしっかりと味が滲み込んでいるんですが、これは鶏のスープとかを使用して味付けされているんでしょうか。なんというか、味が濃い!濃厚!

パサつくことも無く、噛むたびに感じられるお肉の弾力。
これこそまさに肉!と言った感じで、食べごたえは鴨肉以上。
また、味付けが濃いという事もあって、鴨肉よりも脂を強く感じられるのですが、
それがまた非常に良い。
お肉を噛みしめるたびに広がる鶏の香り。そして、滲み出る肉汁の旨味。
モチモチした食感の鶏皮と弾力溢れる鶏肉の食感対比も面白い。
そして鶏肉以上に強く鶏肉であることを感じさせる、食欲を誘う鶏皮の風味。
絶品と言っても過言ではない!

誰か丼のご飯持ってきてくれえええ!!!

もうね。やばいっすよ。凝縮された雞肉の美味しさが半端ない。
これは、台湾雞肉会の太政大臣ですよ!!!(なんじゃそりゃ)

鴨肉の戦闘力が30万なら、雞肉の戦闘力は50万近い。フ〇ーザ第一形態といい勝負をするはず。

 

しかしですね、これだけでは終わりません。
まだいたんですよ、伏兵が。

そう、雞爪(鶏の足)
日本風にいうと、もみじ。
こいつもなかなかの曲者でしたぜ。

足という事もあって食べにくい部分もあるのですが、お肉本来の美味しさは鶏皮や鶏肉よりも上なのでは!?と思うほどの美味しさ。口の中で咀嚼した時の食感も楽しく、プリプリ感が凄い。まさにコラーゲンの権化といったところ。舐るように食べると、骨と骨の間からお肉の甘味が滲み出てきまして、非常に旨味。お酒のつまみなら、こっちの方がいいかもしれぬ!

まあ鶏足グロイ~とか泣き出す人も多いので、無理にお勧めはしませんけどね。

 

他にも筍(タケノコ)の煮物もあったりしたのだが、実はこれ、~肉盤を買ったときに老闆がおまけに付けてくれたもの。食べ切れなさそうだったのでお断りしようかと思ったのですが、ご厚意に甘えていただいてきました。

大量すぎる。胃の許容量を超えてしまいますよ・・・。というか3食分くらいの分量です。

 

そんでもって食べてみると、これがまた・・・。
美味しい!しかしですね、これだけでは終わりません。
そう、鶏肉の煮汁かなんかと合わせて味付けがされていたようなんですが、
これもまたご飯が欲しくなる実力をもっておりました。
筍臭いっちゃ臭いんだけど、味付けが秀逸なんですよ!
食べ切れないだろうなって思っていたら、案外ぺろ~り行っちゃいましたしね。
筍恐るべしだわ。

良く分からないが美味しかった筍。老闆に感謝!

 

ご馳走様でございました!

美珍香の雞肉盤、台湾雞肉四天王就任です。
オメデトウゴザイマス!!!

いやもう下手な言葉は不要です。
市場メシなんて別に・・・と言わずに一度は食べていただきたい。
正直お店があってもいいレベル。
これを食べたら他には何もいらない位のクオリティでございました。

もし豐原に訪れることがあったら、
豐東黃昏市場の美珍香で買える雞肉盤、是非とも挑戦していただきたいところ。
もちろん、豐東黃昏市場以外の黄昏市場で食べられる惣菜にも隠れた名品はあるはず。
黄昏市場を巡って、自分が気に入るお惣菜を探し回るってのも面白いのではないでしょうか。

ちなみにホテルに到着するまで数時間経過していたので、
お肉が冷えておりましたが、味がしっかりと染みて非常に美味しくいただけました。
でも、レンジでチンして温めることが出来れば、また違った味わいだったかもしれない。
今回宿泊したホテルにレンジが無かったのは悔やまれる・・・。

コメント

  1. こんにちは いつもブログの更新を楽しみにしています。
    台湾旅行4回目は10月に行きます。 今回は台北から台中まで高鉄に乗って、
    そこから日月潭へバスで行く予定です。 帰りは集集線に乗れたらと思っています。 
    台湾国内はもうほとんど自由に移動ができるようになってきました。 
    ストレスフリーです。 食べ物も本当においしいです。 
    毎回情報を検索させていただいています。
    これからも楽しい記事を発信し続けて下さい。 ありがとうございます。

    • トモコさんはじめまして~。
      ぺちおです。
      いつも記事を見ていただいているとのこと、感謝です!
      10月に台湾に行かれるとのこと、
      しかも予定されている内容が7月の旅行時に
      ぺちおが検討した日月潭と集集線と被っておりまして、非常に羨ましい!
      集集線の駅で買える桶駅弁も旨味とのことなので、お腹に余裕が有ったら是非!
      しかし、台湾旅行4回目で自由に移動ができるようになるとは、すごいですな!
      ぺちおが慣れたのは7~8回目くらいの台湾旅行なのに・・・。
      ちなみに桃園空港から台中に向かう場合、
      他の記事でまとめさせていただいておりますが、バスでの移動もなかなかお勧めです。
      逆に台中から桃園空港へ向かうバスもあるので、お財布の中身が心もとない場合は、
      バスを活用するのも手でございます。
      移動時間も高鐵乗り換えをするのと大差はないので、乗り換えするのが手間だと感じた場合は、
      バスも候補に挙がると思います!