台北 雙連駅近くの福勝亭で台湾ナイズされたとんかつ定食を食べてみた

台湾グルメ

皆様は、台湾でとんかつを食べたことはありますでしょうか。
豬排ではありません、とんかつです。

台湾でとんかつ~?と思われる方も多いかと思いますが、これがまた馬鹿にできない。
揚げ物王国の台湾を象徴するような、素晴らしい品質と価格で、
下手なものを食べるよりも満足度が高く、当たり外れが少なかったりします。
まあ、ぺちおの主観なので、話半分で聞いてもらえれば結構です。

なお、日本資本のとんかつ店も台湾で展開していまして、
とんかつ業界の争いも激化の一途をたどっている様子。

個人的には、台湾資本に勝利していただきたいところですがね!

 

さて本題に戻すと、
7月の台北滞在時に雙連駅の近くでとんかつを食べられるお店を見つけました。

お店はこちら。

福勝亭 民生店 住所:台北市大同區民生西路50號2~4樓

 

お店を見かけた時は、日本資本のお店かなあ・・・。
などと思っていたのですが、よくよく調べてみるとあらびっくり。
牛肉麺で有名な三商巧福の系列チェーン店でした。

雙連駅前も競争が激しいらしく、お店がコロコロ変わるんですよねえ・・・。

 

え~?チェーン店だよ、ほかにもお店があるじゃない!
という真っ当な事を言うぺちこを説得して、なんとか入店に漕ぎつけたわけですが、
ちょっとだけ豚カツを食べたい気分だったんです・・・。許してくださいぺちこさん。

体を張って確かめないといけませんからね!

 

階段を上ると、福勝亭のロゴがお出迎え。
民生店は新装開店だったんでしょうか、開店祝いの花輪が置かれていました。

日式と書いていますなあ。人によっては避ける日式ですが、あえて突入したいと思います。

 

自動ドアを開けると、目の前にレジカウンターがありました。
先に注文・支払いを済ましてから、着席をするようです。

お客さんは結構入っていました。人気はあるのかな?

 

なお、こんな注意書きがありました。書き起こしてみると、こんな感じ。

親愛的顧客,目前人潮較多請先點餐,稍後服務人員,依點餐順序帶位

超簡単に意訳すると、
人が多い時は先に注文・支払いをして、従業員に順番に沿って従ってくださいとのこと。
のはず。要するに先に支払いを済ませて、従業員の言う事を聞いておけ!ってことだな!

まあ分からんけど。そんなところでしょう。きっと。

 

注文・支払いが完了。注意書きに乗っ取り、従業員の方に指定された席へ着席が完了。
注文した品物が到着するまで、しばし待ちます。
支払い完了時、写真にある様なレシートを渡されますので、料理がテーブルに運ばれてきたら、レシートと交換で料理を受け取ります。

まあ、こちらのお店で食事をしようと思った理由はほかにありまして、
お店の前で新装開店クーポン券を配っていて、受け取ったクーポン券を見たところ、
対象商品がなんと150元で食べられることが分かりましてね。
要するに、少しでも食費を圧縮したかったので、こちらのお店に入店したわけです。
ぺちこさんは、資本主義の犠牲になったわけだな・・・。

お許しくださいぺちこさん。

 

店内ですが、こんな感じ(どんな感じだよ・・・
ファミレス風ですな。

ちょっとしたカフェに見えないわけでもありませんな。

 

ドリンクバーもありまして、頼んだものによっては、ドリンクバーがセットになっているものもある様子。また、ご飯、お味噌汁のお代わりもできるようです。

ドリンクバーがあるので、長居も可能!ますますファミレスっぽい。

 

テーブルにあるのは、ソース、ドレッシングなど。
まあでも、日本のものとは味わいも風味も違うので、安心してください(?)

甘いソースと辛いソースの様子。ドレッシングはなんだろね・・・。

 

さあ、注文した豚カツが到着です。豚カツ以外に、小鉢、みそ汁、デザート付き。
なかなかコストパフォーマンスはいいんじゃないでしょうかね!?

ご飯が思っていた以上に多い、どんぶり飯じゃねえか・・・。

 

というわけで、

実食開始

ŧ‹”ŧ‹”(*´・ч・`*)ŧ‹”ŧ‹”

 

うむ。豚カツ。
言うまでもなく、豚カツ。
紛れもなく豚カツである。
なんかこう、日本の松〇屋の豚カツを食べているかのような・・・。
特別美味しいわけではありませんが、非常に安心する味。
また、思った以上に豚の脂が強く感じられ、食べごたえは十分。
なお、ソースがまさに台湾風で、フルーツのような風味が強くて甘い・・・。
豚カツやみそ汁が日本風なのに、ソースだけ台湾風。

ブルドックソース辛口か、醤油が欲しくなりますな!

しかし、このアンバランスさが何とも言えず、不思議感覚に陥るのですが、
台湾の方が豚カツを解釈するとこの組み合わせになるのかな?と考えると納得の味。

ああ、これぞまさに日式!

なかなかいいんじゃないでしょうかね。
170元でデザートが付いてきて、キャベツ、ご飯、みそ汁をお代わりできるのであれば、
コストパフォーマンスはいいと思います。

トータルでの評価は分かれますが、肉自体は非常に美味しいですよ!

 

ご馳走様でした。

この時注文したのは、開運豬排定食という、食べたら運が開けるみたいなもの。
オープン記念か分かりませんが、150元で食べることが出来ました。
まあ、ご飯、キャベツ、お味噌汁のお代わりが出来るのであれば、コストパフォーマンスが悪いことは無いんじゃないでしょうか。
日本の豚カツチェーン店の味と大差はなく、豚肉も豚肉王国の台湾らしくなかなかのものなので、食べるものに困った!という時であれば、選択肢に入るのかなと思います。
また、チェーン店という事もあって品質は一定していると思われるので、なんだかんだ言って安心して食事をすることは出来るはず。台湾に来たのにあえて豚カツ定食を食べるべきかというと、判断に困るところですけどね。

それでは~。

コメント