台南 和緯市場(和緯黃昏市場)を散策してみた

台湾グルメ

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こんにちは。台風が微妙な進路を取ってくれたおかげで、ずる休みが出来ないことを心底悔しがっているぺちおです。

でも、すでに8月の中旬も過ぎたのに、暑くなったり、涼しくなったりと忙しいですな。
個人的には涼しい夏は大歓迎ですが、冷夏だと野菜が高くなるし、お米の値段は上がったりと、家計に直撃してしまうので、涼しすぎるのも困りもの。
かといって、暑すぎると外に出るのが億劫になってしまい、引きこもりニートのような生活態度になってしまうのが難点。どうにかならんもんですかのぅ。

さて、ゴールデンウィークの台南観光旅行時にバイクをレンタルして最初に向かったのは、
和緯市場という市場。なお和緯市場は、和緯黄昏市場と呼ばれることもあるそうです。
和緯は場所や地域を示すから理解できるとして、黄昏って何?ってところ。
実は、言葉の意味そのままで薄暗くなった夕方近くのことを意味します。いわゆる、和緯黄昏市場ってのは、和緯にある昼過ぎくらいから夕方くらいまで営業している市場(主に生鮮食品類を中心とする)ってことらしい。

和緯黃昏市場(和緯黄昏市場)に突入!

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ちなみに、和緯黄昏市場以外にも、台南市内には沢山の市場がありますので、市場巡りも楽しいかと。

 

でまあ、どうして和緯黄昏市場に行ったかというと、目的地(安平古堡)の通り道にあっただけでしてね。見かけたら寄ってみたってだけですわ。まあでも、見かけたら寄れるってのはバイク観光(自転車を利用した観光も含む)の醍醐味ですな。

 

まずは、和緯黄昏市場のバイク置き場にバイクを置いて、お茶を飲んで一休み。
一息ついたところで、市場探索開始です。

しかし、市場に入ると驚いてしまいました。広い!臭くない(問題発言)、広い市場内には所狭しと様々な出店が並んでおります。
そしてお総菜や生鮮食品などを売っているお店が非常に多い。いわゆるここは市民の台所ってやつなんでしょうな。
台北市内だと、これくらい大きい規模の市場を見かけることは少ないので、ぺちお・ぺちこ共に歓喜の声を上げちゃいました(心の中で)。

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かな~り広々とした市場。美味しそうな匂いが漂っています。

 

市場の熱気を楽しみつつも、市場探索は続きます。隅っこなども歩いてみると、服飾を扱っているお店も見かけました。

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飲食店の真向かいにある服屋さん。なかなかカオス。

 

ぺちこさんが服の方にすす~っと吸い寄せられるのを阻止して、ぺちこさんの首根っこを掴みつつ、市場内を回ると八百屋さんも見つけました。よく見ると野菜が巨大に見えますが、気にしない。

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野菜類も売られているのは癒しですわ(?)。脂っこい食べ物だけだと胃もたれするし。

 

果物屋さんを場外に発見

ちょっとだけ息切れ(?)したので、場外も覗いてみると、果物屋さんもありました。
軒先には切られた西瓜も売られてますな。

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ぺちこ・ぺちおの聖地ともいえる果物屋さん。果物屋さんで大量に買って帰って、ホテルで食べるのが最近の楽しみ。果物をリュックサックに忍ばせて、水分補給にも使えるし

 

蓮霧や、甜李(すもも)も売っております。一斤(約600グラム)で、99元などなど。
安いのかどうかは判断に困りますが、もうちょっと市外に行ったお店ともう少し安かったりもするはず。まあでも台北市内の果物屋さんで買うよりは安い気がする。

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あっさりとした甘みが特徴の蓮霧。秋後半から春先まで収穫できるそうです。非常に食べやすいので、小腹が空いたときの果物にお勧め。なお、皮ごと食べられます。

 

みんな大好き芒果さんもいらっしゃいました。こいつに関しては非常に安く感じる。日本で買ったら、1000円~もざらにありますんで。まあでもグラム売りなことに注意。

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近くに寄るとマンゴーの甘い香りが漂ってきます。食べなくても匂いを嗅いでいるだけで満足。

 

鶏肉や豚肉など、お肉類も沢山売られています

いくつか手土産に果物を購入したぺちお・ぺちこは、再び市場内に入場。
美味しそうなものがぶら下がっているのを見て、涎をひたすら垂らしタイムに突入です。

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こんなに生のお肉が吊られているのに臭わない。管理が行き届いているんでしょうね。まあ、5月だったからかもしれないけど。夏はどうなるか分からん。

 

生なのか、それとも茹でられているのかは判断付かないけども、鶏の足と正体不明の何かです。鶏の足は食べにくいのは置いといても、プリプリして美味しいので、ぺちこ・ぺちおの大好物。まあでも、友人に言わせるとゲテモノ食いだとか。

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美味しいけど骨の多い鶏の足。これをちゅぱっぷしながらビールを飲むのがぺちこの嗜み。ちなみにこれは、烏骨鶏の足らしいです。高級品ですな。

 

こちらは鶏の丸焼き。丸焼きというより全焼きですけど。全身が艶々に照っていて食欲を誘います。まあでも、人によってはグロテスクに見えるかもしれない。

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達観した目をしている鶏さん。しかし、頭から足まで、余すことなく食材を食べ切るこの精神は見習いたいですなあ。

 

こちらさんは、調理前の鶏ももさんが並べられております。少々哀愁が漂う形に見えるのはご愛敬。こちらも人によっては刺激が強い光景かもしれないので、グループ旅行時には注意が必要。

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見事な解体ショーといったところ、さすがにこれは観光客が買うものではございません。

 

うってかわってこれは豚の調理済みお肉類を売っているお店。あ~、美味しそう!
許されるのであれば齧り付きたいところです。まあでも、食べなくても見てるだけでお腹いっぱいになったりするわけで、市場巡りの七不思議のひとつですわ。

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美味しそうだけど、これを食べたらしばらくの間は、確実に動けなくなることを考えると手が出ない・・・。

 

新鮮な魚介類も豊富、虱目魚も見かけることができます

鶏や豚、お肉類だけでなく、海が近いこともあって新鮮な魚介類も市場内でお目にかかることが出来ます。これは・・・なんじゃろう。わからん!分からんけど、目が澄んでいて鮮度がいいことが分かります。

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う~む。鮮度がいいですなあ。頼んだら捌いてくれるのかしら。

 

これくらい分かるよ!?虱目魚(サバヒー)でしょ?。でも、何となく、ボラに見えなくもない。でもでも、尾びれを見るとどうみてもサバヒーなんだが・・・。ただ、よく考えると台南は、サバヒーの産地だから、サバヒー確定であろうと思われる。しかしつるつるしていて可愛いですな。お目目も大きいし。まあ、お目目以上に図体がやたらデカいんですけどね。

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皆さんが食べたことがある虱目魚(サバヒー)さんは、このような図体をしております。かなり大きい。

 

その場で食べることが出来るお惣菜も!

なお市場内では、上記のような食品類だけでなく、調理済みのお惣菜も売られておりましたわ。さすがにその場で買って食べるのは勇気が必要そうでしたが。
でもね、見てくださいこの値段。一皿50元ですよ。しかも大皿いっぱいにおかずが盛られているんです。こんなの見たらタッパを持って通うしかありませんよね٩(´͈౪`͈٩)

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これらのお惣菜を買ってホテルに帰ったら宴会が出来る・・・ごくり。

 

上記のようなお皿単位のお惣菜だけでなく、量り売りのお惣菜も売られておりましたわ。
あ~これなら、持ち帰りしやすいかも。袋に入れてもらえるので、観光中に食べるお弁当の代わりとして買ってもいいですね。箸があれば適当な時につまみ食いが出来るし。最悪手づかみでもどうにかなる(本当か?)

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袋入りのお惣菜なら、かさばらないし、食べ終わったらゴミ箱にポイ~が出来ますな。汁漏れには注意が必要だが。

 

てなわけで、和緯市場観光完了でございます。

午後3時くらいに寄ったのが功を奏したのか、混雑していなくてのんびりと見物することが出来ましたわい。しかし、和緯市場は台南で有名な市場の鴨母寮市場、水仙宮市場と比べると、のんびりと観光が出来そうです。案外穴場かもしれない。まあ、時間帯によるとは思いますけどね。ちなみに場外には飲食店もあるので、お惣菜はちょっと・・・という方でも食事に困ることはないかと思います。

まあ、市場というと、お土産を買うときくらいにしか寄らない場合もあるかと思いますが、ふと覗いてみると、地元の生活や風俗を垣間見ることが出来て非常に楽しかったりします。和緯市場に限らず、台北市内や、高雄市内など、台湾のどこでも市場がありますし、観光客が入っていっても追い出されることはないので、皆様も機会があったら一度は寄ってみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかも。

しかし、和緯市場といい、玉井市場といい、南門市場といい、ぺちお・ぺちこコンビは、台北でも台南でも高雄でも、市場を巡ってばっかりですわ。
市場のなにがそこまでぺちお・ぺちこを引きつけるんでしょうねえ。主に飯だとは思うけど。

それでは!

 

和緯市場 住所:台南市北區武聖路246-1號

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