乗り合いタクシーを利用して東港・小琉球へ行ってみた(帰路編)

台湾観光

この記事は、
高雄 乗り合いタクシーを利用して東港・小琉球へ行ってみた(往路編)の続きです。

こんにちは、ぺちおです。
今回の記事は、乗り合いタクシーを利用して東港・小琉球から高雄に帰ってきたときの記事です。なお、失敗談となっていますので、往路編と違って皆様の参考にはなりません!

小琉球では、棚田のような風景で有名な、厚石群礁も見てきました。干潮の時間帯であればこの通り。棚田のような岩の所を歩けたりします。なお、棚田の岩は、切り立っていており、履いている靴などによっては、歩くこと自体が危険なので注意が必要です。

なかなか圧巻だった岩場。海苔を取っている地元の人たちもいました。危ないのでサンダルで歩き回るのはお勧めしない。

 

さて、午前9時半から午後3時近くまで、バイクで走りまくった小琉球半日旅行も終了。
フェリーに乗って東港に向かいます。しかし小琉球、どこもかしこものんびりした雰囲気で癒されました。海は綺麗だし、空も綺麗。リゾート地として人気があるのも納得です。
今度はぺちこさんと来るぞー!

ふう疲れた。でもいい休暇になりました。小琉球、プチ豪華な小旅行にお勧めですぜ。

 

フェリーに乗って20分弱で東港に到着。やたら早く着くので、寝る暇もないくらいですわ。

きっとまた訪れることになるであろうフェリー乗り場。今度こそぺちこさんを連れてきます!

 

東港に着いた後は、乗り合いタクシー利用の時間まで時間があるので、華僑市場でお食事。
こちらの旗魚黑輪さんで食べられる旗魚黑輪(かじきマグロの練り物)と花枝丸(イカの練り物を団子状にしたもの)は、安い、美味しい、お手軽と3拍子揃っております。
しかも複数個買うと割引もあるという素敵さ。多人数での旅行時は、大量に買ってシェアするとお買い得でございますよ。

超絶お勧め。ここの揚げ物を食べた日には、一般的な夜市の揚げ物を食べることは無くなるであろう衝撃の旨さ。アツアツのうちにご賞味ください。

 

これは花枝丸(イカの練り物を団子状にしたもの)。食べると分かるのですが、団子はホクホクしていて、甘味たっぷり。漁港直行のイカという事もあるのでしょうが、イカの芳醇な風味が堪りません。

イカ好きホイホイの揚げ団子。味付けも秀逸。これが10元という恐ろしさ。東港恐るべし・・・。

 

これは旗魚黑輪(かじきマグロの練り物)。揚げたてでアツアツ、ほどよい塩気と揚げ物固有の香ばしさが特徴。しっとりとしつつもホクホクふんわり、新鮮な魚介の旨味をダイレクトに味わえる一品です。しかもでかい!おまけに茹で卵もおまけについているという大盤振る舞い。東港に来たら一度は食べてみるべきです。

イカ団子の数倍の大きさを誇る旗魚黑輪。これ一本でお腹が大満足のサイズです。食べている途中、落としそうになるくらい重いので、食べるのが大変。

 

お土産も購入。写真左手の乾燥エビパックを購入です。ぺちこのおつまみ用に購入でございます。カルシウムも取れるし、スナック菓子を食べるよりは健康に良いであろうと思いましてね。ぺちおさん優しいなあ(自画自賛)

特産品の海産物が豊富なのが東港の特徴。生鮮から乾燥品まで多くの品揃え、目移りして仕方ない!

 

この時、東港に来たらこれは食べておいて!というぺちこさんからの連絡があり、肉棵という食べ物も食べてきました。この肉棵、東港で人気があるらしいです。
食べてみると、なんとも不思議な食感でして、ぷりぷりした脆い、味の無い寒天のようでした。甘めでとろみのある汁とパクチーは相性が良く、塩辛い料理と一緒に出てくると相性がいいかもしれない。たまに食べたくなるような懐かしさを感じさせる優しい味でした。

これが食感もさることながら味も不思議なんですよ。でも、ほんのりと感じられる甘味のお陰でほっこりする味でしたね。

 

日本から続々と来る指令(ぺちこさんより)にめげることも無く、台北迪化街の有名店、紅麵線で麵線も持ち帰りで購入。まさかこんなところに出店しているとは・・・。

何となく、価格的に少し高めに感じないわけでもない。さすが台北基準の価格と言ったところなんだろうか・・・。

 

ぺちこの指令をあらかたこなしたぺちお一行、もうすぐ乗り合いタクシーが来る時間だったので、タクシーへ乗りたいときに電話してね!と言われていた電話番号に電話をすることに。

なお、記事では日本語で書いていますが、すべて中国語でのやり取りでした・・・。

ぺちお「もしもし。私たちはバスに乗りたいです。バスはどこで待てばいいですか?」

電話の相手「くぁwせdrftgyふじこlp!!!くぁwせdrftgyふじこlp!!!くぁwせdrftgyふじこlp!!!

 

何言っているかわっかんねえよ!
対面で中国語でやり取りをするときでさえ、全身全霊をかけて集中をしないと、上手く聞き取れずに意味を取り違えるというのに、電話品質などの影響もあってさらに意味不明!
まあ、そもそもまだ語学力が低いってのがあるんですがね!

こりゃあどうしようもねえ・・・。と絶望感にまみれつつ、えーと、えーと・・・と呟きながら、諦めて電話を切ろうとした瞬間奇跡が起こります。

泣きそうな顔をしていたぺちおの肩を、見知らぬおっちゃんが叩いてきて、
俺に任せろ!俺が電話してやる!電話携帯をよこせみたいなジェスチャー。
打つ手なしだったぺちお、おっちゃんに携帯電話を渡すと・・・。

おっちゃん「くぁwせdrftgyふじこlp!!!」
おっちゃん、こちらをちらりと見て・・・。

おっちゃん「くぁwせdrftgyふじこlp!!!くぁwせdrftgyふじこlp!!!」
おっちゃん「OK(電話を切る)」

そして電話が終わった後、携帯をぺちおに返しつつ、
おっちゃん「あなた達はあっちの十字路にいって、それから待ってなさい。分かりましたか?あっちの十字路ね、いいね?」
ぺちお「おおおお!良く分からないけどありがとう!OK、あっちの十字路ね、分かりました、ありがとう!」
おっちゃん「(うなづく)」
*当時の状況を可能な限り忠実に、文章で再現しました(∀`*ゞ)テヘッ

問題の十字路。停留所があるわけでもないし、目印なんてものもない。まあ、分かりませんな。

 

よっしゃああああ、奇跡が起きたどおおおおおおおおおおお。
というわけで、おっちゃんが教えてくれた十字路にダッシュで向かうと、あの青いチケットを持った先客が2人ほど突っ立っています。
本当に乗れるのだろうか・・・、と不安に塗れつつも2~3分待つと、見たことも無いバンが停車。そして、見たことも無いおっちゃんが下りてきます。
そのおっちゃんに、先客がチケットを提示してバンに乗り込んでいったので、ぺちお一行も同じように見せると車に乗れとのジェスチャー。
うおお・・・、まさに奇跡!東港のおっちゃんありがとう!

なぜ行きだけのチケット購入にしなかったんだろうと思いましたが、後悔先に立たずです。でも、やってみないと分からないからね。勉強になりました!

 

というわけで無事に高雄駅前に到着。もう、フェリー乗り場の前に並んでいるタクシーで帰ろうかなとか諦めかけていたのに、まさかの助け舟。東港のおっちゃんのキラーパスのお陰で戻ってこれました。本当に東港のおっちゃんありがとうございました!今度出会えたら飯ご馳走させていただきます!ちなみに45分~50分程度と行きよりも早く高雄に帰ってこれました。

同行者がいましたので、気疲れしましたわ。ともかく無事に戻ってこれてよかった!

 

はい、ひと悶着ありましたが、なんとか帰ってこれました・・・。

結論は、
中国語に自信がない場合は、乗り合いタクシーは行きのみ利用しましょう!

なお、語学力に自信がある!問題ない!まかせろ!という人であれば、
乗り合いタクシーを帰路で利用するのは問題ないと思います。

というわけで、ネタ目的で利用してみたら、予想以上に地雷を踏んでしまった乗り合いタクシー利用。東港に行くために利用するなら問題は無い!のレポートでした。

まあ、あえて路線バスと比較するのであれば、乗り場とか乗るバスに悩まなくても済むのが利点ですかね。なお、東港に向かわれるような方は猛者の方は、大概そこらはクリアしていると思われるので、わざわざ利用することも無さそうですが・・・。

3人~4人くらいの旅行なら、行きは乗り合いタクシーを利用し、帰りはフェリー乗り場前に並んでいるタクシーを利用するっていう手もあるかもしれません。
東港→高雄の移動は、タクシー料金が概ね400元くらいだった気がするので、複数人で割り勘するのであれば料金的にバスと大差が無く、選択肢としては有りかなと言ったところ。万人にお勧めが出来るものではありませんがね。

というわけで、ぺちお自爆レポートでした!

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