鉄道関係以外にもレトロで懐かしい展示品や仕掛けが沢山
次に入った応接室(客間)には、壺や掛け軸が飾られていて、部屋の真ん中には可愛らしい小机が置かれていました。子供の頃、応接間というと特別な部屋という印象があったのですが、今も変わらず緊張しちゃいます。皆さんもそんな経験ありませんか?
部屋の片隅には、カセットテープ付きのラジオや、使い込まれた扇風機もあったりと、当時の生活風景がそのまま残っていて、タイムスリップしたかのような感覚。
扇風機と言えば、あの色ですよね・・・。
他の部屋には、昔昔に使用されていたと思われる白黒テレビや黒電話やカレンダーがあって、レトロ感満載。そうそう、以前は印刷物や書籍などは右書きの横文字だったんですよね。ぺちコンビが子供の頃も、少しだけ右書きを見かけた記憶があります。
しかし、よくよく見ると駅員さん人形の横には女性版(!?)駅員さん人形があるんだけど、これどこで売っているんだろう・・・。ほ、ほっしい・・・。
レトロな備品巡りはまだ続きます。テレビ横には、駅間連絡用の不思議な形の電話が展示されていて、名前が站間手揺磁石電話・・・。調べて見ると、となりのトトロに近しい電話が登場したらしく、正式名称は「デルビル磁石式壁掛電話機」。「デルビル電話機」や「磁石式電話機」とも呼ばれ、電話機についているハンドルを回して信号を送ることで電話が通じる仕組みとのこと。
人が寝泊まりする場所なので炊事などを行う水場もありました。水場には洗濯板が置かれていたりしてなかなかの再現度。確かにありましたねえ・・・、洗濯板。手桶も水場にポツンと置かれていた記憶もあります。懐かしいですねえ・・・。
釜戸もしっかりと再現されていて、水場の横にある釜戸には薪がくべられていました。祖父母の実家でこんな釜戸を見た記憶があります。釜戸で炊いたご飯がまた美味しいんです。でも、薪を使った調理は火加減が難しいし、夏の暑い時期に薪をくべるのは暑くて大変でした。
郷愁を誘う自然な仕掛けが心地よく、格子の間から垣間見える光景に昔を思い出します。昔はこんな光景が一般的だったような記憶があります。大人になって視点や感じ方が変わっただけかもしれませんけどね。
こんな感じで勝興站站長宿舎でレトロな古民家を堪能してきましたが、ぺちこさんはいかがでしたか?
あまりにも居心地が良くてそのまま寝ちゃいそうになりました。
危ない危ない・・・。
展示物ですので、家にいるときと同じ事はしないようにしてください。
ただ、この時は運良く家屋に上がることができましたが、常時入ることができるのかが少々不明。土日祝日か、水曜日のPM2:00~PM5:00であれば参観ができるという話もありますが、現時点では確実な情報とは言えない状態です。情報がありましたらお待ちしております(ぉい
それでは~。
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